権限の移譲と事後報告

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よく、組織の中で「権限の移譲」という言葉が使われます。

仕事用の言葉は硬いので、家庭やグループの中で使う言葉にすると、「◯◯さんに任せる」という表現になりますね。

責任者や一家の大黒柱が用事を全部ひとりでやっていると、当然ですが時間が足りなくなります。

そこで、「手分けをしよう。」ということになるのですが、やはり基本的にはトップの人がすべての事柄に注意を向けておく必要があります。

しかし、かなり大きな組織になると、まったく目が届かなくなります。

そうすると、「権限の移譲」ということが必要になってきます。

つまり、「決定権を持たせる」ということですね。

「コーラを買う」

というときに、350mlにするか1リットルサイズにするかという決断を買いに行く人に任せることになります。

仕事っぽい話ですが、例えが急にコーラですみません。ちょっと飲みたくなったんで。(^_^;)

で、「権限の移譲」を気にしながら、「私の会社はすでにやっている」とか「だいたい出来ている」という人に会ったりしますが、権限というのは決定権ですから、それがうまくできているかを知るひとつの目安が、

「事後報告」

だと思います。

つまり、決定権を任せているのですから、その件には上司が関与していないわけです。組織の連絡として報告は大事ですから、結果として「事後報告」になります。

もちろん、会社や組織のすべての決定権はトップにあるわけですから、権限の移譲と言っても「一部」のことですね。

どの部分の決定権を持ってもらうかをハッキリさせて、それについて事後報告をしてもらうことをハッキリ決めておくと組織もスッキリします。

決定権を持つと仕事が楽しくなりますし責任感も出ますので、組織の中でどんな決定権があって、それは誰が持っているのかを明らかにするのも他に人にとってわかりやすい組織にもなるので、とても良いことだと思います。

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そうですね、組織が大きくなればなるほど重要視されて来ますね

コーラの例えが面白かったです

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