iPhoneの入力デバイス(後編)

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きのうは、Bluetoothで接続する外部キーボードの話をしました。

で、後編は私の最近のイチオシの入力方法についてです。

それは、「フリック入力」です。特に目新しいこともなく、iPhoneの発売当時から使えるようになっていたと思うので知っている人も多いと思います。

私はiPhoneを購入してすぐに試してみましたが、使いにくいためにまったく使用していませんでした。

画面は、こんな感じです。

フリック入力

「あ」の部分を指で長押しすると他の文字の候補が出てきます。「あ」以外の文字を入力するときには、「あ」に置いていた指を移動して選択します。

ただそれだけですが、「お」の文字が指の影になってしまって見えにくいのと、動作がモッサリしていてスピード感に欠けるので「面白い方法だな」ぐらいに思っていただけです。

iPhoneでの入力は、qwerty型の配列のキーボードでローマ字入力をしていましたが、その後は上記の画面で携帯電話のように「お」を出すには「あ」のキーを5回押す方式でした。

携帯電話のメールも慣れるとけっこう早く打つことができるのですが、iPhoneは若干やりにくくてイマイチな感じもあります。

で、最近見直したのが「フリック入力」です。何か使いやすいキーボードは無いかと探しているときに「フリック入力」の練習ソフトが無料で提供されていたので使ってみたのがきっかけです。

そのときも「やっぱり使いにくいや」で終わって、そのソフトも消去したのですが、あるとき突然「フリック入力はいいんじゃないか?」と目覚めました。(^_^)

前書きが長くなりましたが、ここからがオススメのポイントです。

オススメの1番の理由は、「入力が早い」ということです。

「モッサリした感じ」がしていたのは、「文字の候補を表示させる」という動作をしていたからで、実際は「あ」に指を当てて上にはじけば「う」が入力されます。

「あいうえお」を素早く入力してみると、その速さがわかると思います。

キーボードでのローマ字入力の場合、「あいうえお」の母音は1文字なのでスピード的には早いかもしれませんが、他の文字は2文字で入力するので、1文字入力の「フリック入力」も負けていません。

キーボードを触ったことがない人がこれから覚えるのであれば「フリック入力」がいいのではないかと思います。

カッコなどの記号入力は不利ですが、辞書登録をすればすぐに呼び出せます。顔文字は入力しやすくなっています。

数字は左のボタンで切り替えてから入力します。また、入力を間違えたときは消してやり直さなくてもいいように左側に文字入力を変更するボタンもあるので、活用すれば素早い入力が可能になります。

「フリック入力」を使いこなすには、毎日の練習は必要です。キーの場所を覚えなければいけません。それはキーボードを使うときと同じです。

「練習すれば早く入力できる」

「文字の場所を記憶すると早く入力できる」

という仕組みを知っているかどうかが運命の分かれ道かもしれません。(大げさ)

そして、「ATOK Pad for iPhone」というアプリも発売されています。日本語変換で有名なジャストシステム製です。そちらも使ってみました。基本的には本体に最初から付いているものとそれほど違いはありませんが、メモの立ち上がりスピードが早い点や辞書が充実している点は良いですね。価格は他のアプリと比べると高めですが、機能的には納得いく価格ではないかと思います。

本体の辞書を変更することができないので、他のアプリで使うときには対応ソフトでないとダメな点が残念ですが、私の使用範囲では問題ありません。

文字入力だけが早くても、辞書が充実していないと文章の完成までの時間が違ってきますが、ジャストシステムが作っているだけあって、そこは素晴らしいところです。入力途中で目的の候補が出てくるため、キーボード入力よりも早く文章を仕上げられる気がします。

さらに、定型文もすぐに呼び出せますし、「あ」を押したときの「い、う、え、お」の候補が上に扇形に広がるリボルバータイプにも変更できます。

話がATOKになってしまいましたが、本体の入力方式だけで大丈夫です。問題なく素早い入力が可能です。

スマートフォンの入力は、この形式が主流になっていくような気もするぐらいです。

ずーーーっと使っていれば、iPhoneでもパソコンのようにブラインドタッチが可能ではないかと思っています。

最近は行列の待ち時間とか、暇なときには練習用ソフトをやる毎日です(*^_^*)

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動画:人型ケータイアンドロイド「エルフォイドP1」―【私の論評】iPad、iPhoneはこれからでてくるデバイスのほんの一形式でしかない!!

ブログ名:「Funny Restaurant 犬とレストランとイタリア料理」

こんにちは。私も、最近フリック入力をしています。練習用アプリで毎日のように練習しているので随分はやくなりました。これは、いいですね。ところで、iPad2の話題は豊富ですが、私は一見地味な、「エルフォイドP1」の話題を自分のブログに掲載しました。私は、iPadやiPhoneなどは、これからでてくるクラウド・デバイス(クラウドに繋がるデバイスという意味)の一形式に過ぎないと思っています。この、「エルフォイドP1」をはじめとして、これからでてくる様々なデバイス、どんなものが出てくるか楽しみです。詳細は是非私のブログを御覧になってください。

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