プロセスの重要性

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「プロセス」というのは、私が仕事で使っているISOという国際規格の中で「用語」として出てきます。

「プロセス」という言葉は日本では馴染みがあるようで無いのか、ISOを教えるときには「プロセスの意味」についても説明しています。

日本語では、「過程」と訳しています。「手順」とか「やり方」、「進め方」、「工程」という表現になるときもあります。

AからBに変化するときに、その説明として「AからBへの変化のプロセスは、◯◯◯です。」というような感じです。

ISOでは、「プロセスの監視」ということで、「判断できる数値」を元に常にプロセスの状態を把握していくことになっています。

プロセスチーズという言葉はプロセスのチーズというとちょっと意味が謎ですが、「processed food」が加工食品ですから、プロセスには「変化」とか「何かを加える」という意味があるのかもしれません。英語は苦手なので「無知なやつだ」と言われてもいいのですが、体型をムチムチと言われるのはイヤです。

さて、先日のブログで「行動と結果」について触れましたが、「結果は行動に依存する」というか、「行動で結果が変わる」というのはよくご存知のことだと思います。

そして、その行動が「プロセス」というわけですね。

したがって、「結果はプロセスによって変わる」とも言い換えられると思います。

なぜ、わざわざ出来もしない英語に言い換えるかというと、日本語の「行動」だけだと少し物足りない感じがするからです。

「プロセス」という言葉にすると、5W1Hについても考えやすくなります。「いつ、どこで、誰が、何を、どうして、どのように、どうしたか。」ですね。さらに、「何を使って」とか「マニュアルは存在したか」とか「費用はいくらで」とか「天気は」とか「健康度は」とか「明るかったか」とか色々な要素があります。

結果が良くなかった時の反省点として分析するときには、細かく調べれば調べるほど次回の結果を良いものにするための方法が考えられます。

また、結果が良かったときでも、その状況を知ることで更に良い結果になりそうです。

「結果だけ見て判断すること」

は、例えば「不良品が出た」とか「商品が売れない」とか「テストの点が良くなかった」など色々な物に対して、確かに結果を見ればプロセスの良否もわかりますが、それで全体を判断することが無いようにと思っています。

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