まだまだ被災地の状況は深刻ですし、原発の心配も続いています。原発付近で活躍している人たちも全員が志願しているわけではなく、「命令にそむけない」という人がいるとも聞きます。
そしてまた、色々なところで混乱が生じています。
ただ、地震の前は混乱していなかったかというと、日本経済は混乱状況が続いていました。
有権者は経済政策だけを考えるわけではないのでしょうがないのですが、経済的な知識が少ない政治家が多いように思います。
また、財政規律を重んじる政治家の方々は非常に真面目で良いのですが、「俺に任せろ」という感じはなく「責任は取れない」という風にも思います。
地震の前に、
「メンテナンスが必要で危ない橋が全国にあるので早急に手を打つべきだ」
という国会での質問に首相は
「それはわかっているが、財政の問題もある。」
という感じのことを言っていました。
あの時点でそれならば、今はもう日本の経済は破綻するしかないのでしょうか。
「橋が危ない」
ということだけではなく、企業の倒産や失業率の悪化などは放置されていたという印象があります。
事業仕分けを行うのは賛成ですが、本来は公共事業を増やしてから行うべきです。政府の支出が減ると経済に打撃があります。
というわけで、私達が今すべきことは色々とありますが、まずは寄付をするのはとても良いことだと思います。政府が動いていないので、みんなで力を合わせるしかありません。
それと、東日本の人は「節電」です。計画停電が続くと経済にダメージがあります。ひとりひとりの小さな力も合わせれば大きくなります。
あとは「消費」ですね。買いだめは迷惑になりますが、心理的にある程度はしょうがないと思います。でも、1か月分も蓄える必要は無いと思います。原発のなりゆきでは逃げる用意が先ですし。
関東はだいたい道路はつながっていますので、物資がなくなる事は無いと思います。予想が外れたらごめんなさい。
でも、消費が落ち込むと大変な業者が出てきますので、食料やガソリン以外の買い控えとか自粛はする必要はないはずです。
計画停電のときには、電気がある地域へ行って買物や外食をするのも良いのではないでしょうか。
ちなみに、寄付に関しては政府が迅速に動くのであれば寄付は必要ないと思っています。
ただ、使う予定の無かった貯金をくずして寄付をした人がいるのであれば、それは経済的効果も生まれるのでいいですね。
今の時点では笑って楽しむ気分ではありませんが、自粛ムードは避けたいものです。
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