「緊急!」の表現について

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本当はタイトルを「緊急!」にしたかったんですが、この記事のタイトルは自動でツイッターに投稿されているので善意の人がクリックしてここに来てしまうと申し訳ないのでこうなりました。

さて、被災後は「緊急」の文字も多く、確かに超緊急なものも多かったのですが、普段から「緊急」という言葉を使う人がいます。

確かに内容を見ると「緊急」だと思うのですが、大抵は「その人にとって緊急」であって「私には緊急ではない」と思うことも多くあります。

ほとんどの人がそうだと思うのですが、

「急がされるのはイヤ」

じゃないですか?

「緊急」と書かれていると何か急がされている気がしませんか?

「緊急」と書いている人は他人を急がせたいからそういう言葉を使っているので、それは当然ですが・・・。

ところで、自分で自分を急がせるときには「緊急」という言葉を使いますか?

お昼ごはんを食べようと思ったらお米を炊くのを忘れていた!

そんなとき、

「緊急、緊急。」

と言いながらお米をとぎますか"?

「やっべーじゃん」

とか

「うわー、急いで炊こう」

という言葉が出てきますか?

「緊急」という言葉は堅い表現で、なおかつ公的な文章にも使えるものです。

「緊急融資」とか「緊急報道」とかも、実際は相手を急がせる表現で、それを使わなくてもなんとかなります。

「今日から融資枠拡大」とか「○○についての報道」とかを書けば興味のある人は見ますね。

今回、何がいいたいのかと言いますと、「緊急」を付けるのは人命にかかわることとか災害とか、本当にそれを言った本人が困っているときに使う表現だと思っています。

ですから、普段から特にたいした内容でもないのに「緊急」と言っているのを見ると

「この人はこれぐらいのことで人命に関わるぐらいの気持ちになっちゃってるんだ」

と思われることもあるということです。

別に誰にどう思われてもいい人はいいのですが、「焦っている人」「落ち着きの無い人」「騒ぐ人」に思われたく無い場合には使い方に気をつけた方がいいかもしれません・・・。

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