普通に考えて、メンバーの意見が合っていない集団を支持する人はいませんね。
「なぜ、政党政治が必要なのか?」
という疑問について納得行く答えは聞いたことがありません。もちろん、私の知識不足もあると思いますが。
政治の問題点としては、「政党政治」と「選挙制度」だと思っています。
http://morimasaya.jp/2011/01/post-405.html
政党政治は、「その政党を支持する」という票もありますが政党が少ないために選択肢は少ないですね。そもそも、政党に投票するっていうのはアバウトな感じになってしまいます。
国会議員が何人いても政党の方針に縛られて個々の議員の意見が反映されないのであれば国民の意見も反映されません。
国会は何かを話し合っているようなところだと思う人も多いと思いますが、国会答弁を聞いていても各議員のPRのためのパフォーマンスが優先されているように思えるのは気のせいでしょうか。話し合う場所ではないですね。
「話し合い」を重視する場合に、議員の数が多ければ「政党政治」にして各代表が話し合いをすることにするのもいいと思います。そのやり方なら理解できます。
今までは、「国会でこういう質問をしました。」とか「首相にこう言いました」というのがキャリアになっていたとも思いますが、何も変わらないのであれば意味が無さそうです。
というか、国会中継を見る人ってどのくらいいるんでしょうか?
あと、国会議員は「日本の代表」ですから、各県から何名とか決めるのも疑問です。各県のことは知事が行動するのはダメなんでしょうか?
「国会議員が地元に国の仕事を持ってくる」っておかしくないですか?「フランスの仕事を日本に持って来る」とかじゃないんでしょうか?
とりあえず、マスコミでは報道されないような各議員さんの主張はインターネット普及で簡単に知ることができますし、記録にも残ります。
まだインターネットの歴史は浅いですが、情報によって世界は変わっていくと思います。
おそらく、今のような政党政治は自然崩壊するのではないでしょうか。
議員の仲間同士で連携しながらグループを作ることは当然あると思いますので、もうちょっとマニフェストに真剣に取り組んでいく形になればいいと思います。
「マニフェスト政治はとっくに終わっている」という人もいますが、「わかりやすい政治」には必要になるのではないでしょうか。
もし政党でマニフェストを作ったとしても、大勢のメンバーの意見をまとめると最大公約数なのでマニフェストの項目は少なくなります。
個人の議員のマニフェストの政治にすれば、国民が望む最優先事項から解決されていくような気がします。
もちろん、項目が多くて大変で混乱も発生する可能性もあると思いますが、やるべきではないでしょうか。
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