核兵器には、抑止力の効果はあると思います。
でも無くても問題は無いし、逆に核兵器を持つ弊害があると思っています。
となりの家の人がいつもニコニコ、無防備でいるのと、なーんかこちらを怪訝そうな感じで見るときがあってなおかつ拳銃を持ったいたらどうでしょう?
確かに、何かあったときに武器を持っている隣の人にいきなりケンカをしようとは思いませんね。
でも、「いきなりケンカ」って、子供ですか??
話し合いができる環境、普段からのコミュニケーションがあれば別に武器は必要ありませんね。
そもそも、「核の抑止力」って、隣人がいきなりケンカをしてくるという前提なのだと思います。
日本では、中国・北朝鮮・ロシアに対してでしょうか。アメリカのいいなりになりたくない人は、対アメリカかもしれません。
「人は誰もケンカをしたいと思っていない。」
と思いますが、「あいつらは違うんだ。あいつらは侵略者だ。」という言葉。不安。恐怖。
それってやっぱりコミュニケーションが不足しているんじゃないでしょうか?
相手のところに言って、
「侵略したいの?」
って聞くほど仲良くないことこそが問題のような気がします。
核の抑止力と言って核兵器を持つと、相手が思うのは
「あいつ、やる気だ。」
ということだけで、コミュニケーションをとろうという気が相手から消滅してしまう気がします。
例えば、
「あなたは、拳銃を持っている人に言いたいことを言えますか?」
と聞くと、「もちろん、言えるよ。弾が入っていなければ。」という人の方が多いのではないでしょうか。(単純に「言えません。」と答える人の方が多そうですが・・・。)
色々な映画を観たり、過去の経験から言っても、話し合いのときはお互いに武器を捨てたり怒りを一旦沈めたりしますよね。
情報が少ない時代、コミュニケーションが取れなかった時代は戦争の時代だと思います。恐怖・恐れ・不安から核兵器が必要になったのではないでしょうか。
核兵器を持たない日本は本当に立派で、誇りに思います。
ただ、本当は自らがそう思ってやっているのではなくてアメリカから核兵器を持たないように指導されているだけだとは思いますが・・・。
でも結果的には核兵器を持っていないのですから、日本が中心となって世界平和の話し合いをしていくことは非常に素晴らしいことだと思いますので、そういう役割の国になることを望んでいます。
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