次元というと、次元大介を思い出しますね。
今日は、その「次元」ではなくて、三次元、四次元とか八次元とかの話です。
小学校の頃に、三次元とは何かという話を聞きました。
一次元は点で、どこにも動くことの無い、ただの点。
二次元は平面なので横に移動できるが立体感は無い。
三次元は、私達が住む立体の世界。
一次元の人は二次元を想像すらできないし、二次元の人も三次元での生活を想像することはできないだろうと聞きました。
そこへきて、四次元の話がくるとまったくわかりませんでした。「どんなんだろう?でも、きっと想像できない世界なんだろうなぁ。」と思っていました。
ドラえもんの「四次元ポケット」は、「不思議な空間」という意味だろうと今でも思っています。
さて、中学だったか高校だったか、数学の勉強で「座標」をやりました。
そのときに「次元」の考えは数学から来ているのではないかな、と思いました。
x、y、zの3つを使うと立体についての計算も行うことができます。
そして、「三次元」というのは、「3つの座標を使うもの」という認識になりました。
つまり、「ある場所を特定するために使う数値」という感じです。
x、y、zがそれぞれ「1」であれば、「0」からの場所は1つの点に特定されます。
その考えの応用で「四次元」を考えると、「時間」というものも考えられると知ったのはたぶん高校生ぐらいだと思います。
「空間の中のどこか1点を客観的な数値で表現する方法」
と考えると、何時何分にどこにいたかを表現するのは四次元座標ということになります。
ただ、そこが微妙で、それは「生活に必要な考え方」であって「数学的な考え方」とはちょっとずれるような気がします。
さらに、七次元、八次元の話もありますが、それらは数学の考え方とも違っているような雰囲気です。
七次元、八次元が何かはよくわかりませんが、「霊界」とかの「住む世界」を指していたり、あるいは何かの「レベル」を指していたりします。
ところで、「何時何分にどこに何レベルの人がいた」というのは五次元、「何時何分にどこに何レベルの人がどの霊的世界にいたか」は六次元という数え方になると思いますが、どうなんでしょう。
このあたりのなんだかよくわからない原因というのは、「次元」という言葉はあるけれど、それを「単位」として使う場合の「定義」がハッキリしていないことにありそうです。
数学的な考え方で「次元」を捕らえると「七次元」や「八次元」は考えられないのではないでしょうか。
もっとも、最初に戻って「二次元の人は三次元のことを想像することもできない」というのであれば、当然、私達は四次元を想像もできない世界だろうというのが自然だと思いますので、「世界は三次元で出来ている」で終わらせても良さそうな気がします。
まあ、1、2、3とくれば当然4を考えたくなりますし、そうすれば自然と5、6・・・と続きますね。
とりあえず、「異次元空間」とかは、ミステリアスな雰囲気で非常に魅力的な世界です。(^.^)
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