そこそこ無駄に長い間生きてきましたが(^_^;)、けっこうそれなりに色々な経験もしたかもしれません。もちろん、私の半分以下の年齢の人で私よりも多くを経験した人もたくさんいるはずです。
まあ、そんなところですが、今日は少し思うところを書いてみたいと思います。(っていうか、このブログはいつもそうなんですけど・・・。)
さて、「成功哲学」みたいな本を色々と読みましたが、ビジネスにおいて「成功する」という目的がある場合のポイントのひとつは、やはり「コミュニケーション」ですね。欠かせないものだと思います。
若いうちには、「誰かに怒られるかもしれない」とか「相手の機嫌を損ねたらいやだな」と思って相手との接触を避けることもありました。
また、営業の電話をして不快な気分にさせてしまったり、仕事で失敗してお客様を怒らせてしまったことも多くあります。
場合によっては、相手との関係が気まずくなって連絡をとらなくなり、自然消滅的な感じで消えていった人間関係もあります。
で、とりあえず今までの経験から考えると、
「相手に怒られても、連絡をした方がいい。」
と思います。
「遠い親戚より、近くの他人」
という言葉がありますが、「いい人だけど、1年以上連絡をとっていない人」と、「嫌なやつだけど頻繁に会う人」という場合、「嫌なやつだけどとりあえず挨拶してる」という人は嫌われつつも関係は繋がります。
また、以前このブログでも書いたかもしれませんが、
「怒っている人=困っている人」
です。怒っている人は助けてあげましょう。
単に怒っている人には、「どうされましたか?」ですね。
仕事で不良品を出してしまった場合には、「申し訳ございません。不良は困りますよね。必ず喜んでいただくまで、納得できるまでやります。」
営業でしつこいと言われたときには、「良さを伝えられずにすみません。」
でもなんでもいいんですけど、普段から接触していると相手の反応はだいたい良い感じです。
相手に怒られてても、嫌がられていても、それでも普段から話をしている場合にはなんとなく何かあったときにうまくなる感じがします。
現代は寂しい人が多いのか、それとも悠久の昔からそういうものなのかは知りません。
若い頃は、「怒られそうだから連絡したくない」とか「嫌がられそうだから連絡したくない」という感情があったりしましたが、それはもったいない気がしています。そういうときこそ、相手の役に立ったり励ますことができますよね。
もちろん、こちらに何の力も無くてかえって怒りを倍増させることもあると思います。しかし、それでも連絡を続けると、良いコミュニケーションになります。それは、そういうものだと思います。
ただ、相手がこちらに対して気まずかったり、何かをしでかしてしまって逃げているときや、電話に出ないときには追いかけるのはかわいそうなのでやめておいたほうがいいと思います。
ですから、最近ご無沙汰のあの人とか、注文がとぎれてしまったお客様へ連絡してみるのもいいと思います。
個人との関係と違い、ビジネスはしつこくても大丈夫です。それが私が長い間かけて学んだことです。
そして、仕事であれば、どんなに怒っている人とでも接触は続けた方がいいですね。その点について怖がることはないというのが今のところの結論です。
嫌な思いをすることもあるかもしれませんが、大丈夫です。
逆に、コミュニケーションを避ける人はビジネスでは成功できません。
お客様が何を欲しがっているかもわからないし、品質の向上、サービスの向上も望めなくなります。
社内でも、ちゃんと伝えるべきことを伝え合っている組織は強いですね。
どんどん進んでいきましょう。(^^)
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