いや、たいした話ではないんですけど、会社でWEB作成のアルバイトを募集しして面接をしたときに色々と話を聞いたりすると、「ホームページ作成」については人によって考え方もバラバラですね。
最近はスタイルシートを使えないとなかなか採用まではいかないのですが、スタイルシート自体は2~3日もあれば一通り理解できるようになるような気もします。
色々な本も売られていますが、スタイルシートについて少しだけ。
最近はホームページビルダーという作成ソフトもスタイルシートに対応していますが、5年以上前はスタイルシートはまだそれほど一般的ではなかったと思います。
ちなみに、スタイルシートは何かというと、簡単に言えば「ホームページの装飾」です。
(「ホームページ」というのは本当は2つの意味があって「ホームページの装飾」という言葉は一部合っていても実際はちょっと違う感じですが、わかりやすいのでいいですね。)
従来のページ作りは、赤い文字にしたい部分を、その都度赤く表示するような記述をしていました。それはそれでいいんですけど、そのような「文字の装飾」は「見た目」の問題であって「内容」とは関係ないですね?
それで、本文と装飾の部分を分けたのがスタイルシートです。
たとえば、本来と表記は全然違いますが、
<赤>こんにちは。</赤>お元気ですか。
とやれば「こんにちは。」の部分だけが赤くなります。
スタイルシートは、
文字=赤
と定義して、
<div class=文字>こんにちは。</div>お元気ですか。
というような表記になります。この場合には、
文字=青
と定義しなおすと、<div class=文字>と</div>で挟まれた部分が全部、赤から青になります。
設定の仕方によってはWEBサイト全体が一瞬で変わります。
以前の書き方だと、いちいち変更しなければなりません。
文字の間隔、行の間、両脇の空間などもスタイルシートで設定可能です。
それまでは、テーブルという表をレイアウトに使っていましたが、テーブルはあくまでも表として使うようにするのが最近のやり方です。
スタイルシートを学ぶときには、まずは
<DIV id=○○>
で文字などを装飾してみることから始めてみるとわかりやすいと思います。
idは1ページ内で1度だけ、classは何度でも使えますので、とりあえずそれを知っていれば最初のとっかかりとしては大丈夫だと思います。
使用するブラウザによって微妙にレイアウトが変わってしまうところが悩みのタネなので、本格的にやろうとするとかなり大変ですが、とりあえず知っておくと便利だと思います。
スタイルシートを使ったページはソースと呼ばれる元の記述もすっきりしますし、検索エンジンにも好まれるそうです。
奥が深いので専門的なところまではできませんが、スタイルシートが気になる方はぜひやってみていただければと思います。(^^)
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