続・続・給与の見直し

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さて、先日から悩み続けている給与の見直しの件です。

評価のやり方が非常に難しくて、項目も増えてしまいます。

でも、項目が多いと評価が煩雑になるし難易度が高くなるし、よけいな時間も取られるのでシンプルにしたいという希望があります。

例えば、積極的に仕事をして欲しいと思うのですが、評価として

「積極的に仕事をしている。」

という項目を作って

1.仕事を積極的にやっていない。

2.積極的にやったりやらなかったりしている。

3.積極的に仕事をするように心がけている。

4.積極的に仕事をすることが多い。

5.自分も積極的で、なおかつ周囲の人にも勧めている。

という評価にした場合、明らかに本人や評価者によって変わってしまいます。また、いつもは積極的にやっているのに、ある1回のミスが原因で評価が下がるとヤル気が無くなります。

また、何か仕事を覚えて欲しいときに、「覚えるべき仕事の一覧表」を作って、その中からいくつかを覚えて欲しいと思うのですが、その場合にいくつ覚えたかを評価するのか、あるいはその中の何%を覚えたかで評価するのか、という問題があります。

例えば、100個あるうちの10個を覚えたという評価を5点とするか、それとも100個あるうちの90%以上を覚えた人を5点とするかですね。

その他にも会社の仕事では改善提案、理想的な勤務態度、コストダウンへの貢献などなど、やるべきことが多くあるので評価のやり方を考えるのは大変です。

しかし、何の基準も無いような現在の状況は良くないので、とりあえず暫定的な方法を考えてみました。

つまり、「これをやる人は給料は上がらない&賞与もゼロだよんシステム」というわかりやすい表を作ってみることにしました。

私は基本的に「あれダメ、これダメ」と言われるのは苦手で、まったくの自由が好きなので、働いている人にもそう環境を提供したいのですが、それでも仕事では気をつけていることがあります。それを表現するのはいいかな、という点に気づきました。

そして、「これをやったら昇給しない。」という宣言と、その場合にはこうすればいいし、こうすれば昇給するよ、という解説もつけてしまおうという企画です。

【昇給&賞与ゼロの例】

1.お客様を怒鳴りつけたことを社長に報告しない。

→怒ることもあると思うが、それはやってはいけない。でも、それでも怒鳴ってしまった場合には、対処をしなければいけないので、それを報告してみんなでその後の良い方法を考えましょう。

2.自分で勝手に値段を決めて売る。

→慌てずに、事前に相談していただければと思います。社長がいない場合は上司に相談しましょう。

3.不良品を見つけても報告しない。

→めんどくさくても、報告をお願いします。せめて、出荷停止にしましょう。

 

というような感じです。結局は、誰かひとりの勝手な判断で社員全員が危機的状況に陥らないための指針です。

当然、このような話はいつもしているのですが、

「給料と連動するんですよ。」

というところが「おNEWな感じ」です。

とりあえずはこのようなものを作って、その後にきちんとやっている人の昇給の度合いを決めようかと思います。

「会社でやってはいけないこと。」を明確にし、そして「こうやったらいい。」というコツも合わせて表現することで、とりあえずは働く人はやりやすくなるかな、と期待します。

なんといっても、みんなで稼いでみんなで給料UPが最高の仲間になりますからね。(^^)

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