私は一応、ベジタリアンだと言っていますが、完全菜食というのはなかなか難しいです。
難しいというのは、やはり外食ですね。うどんやそばを食べれば魚ダシが含まれます。
他にも、どこに何が入っているかわかりません。
さて、インドの「アーユルヴェーダ」というのは「生命の科学」という意味ですが、アーユルヴェーダでも菜食が薦められています。
ただ、普通の人が考える「菜食」とは若干違っています。
まあ、極端な話、「菜食」のことを「サラダだけ食べている人」と思っている人がいますが、そういうのとは別にして、「菜食であれば良い」という感じでもありません。
色々なルールみたいな感じに思って「堅苦しい」と思う場合もあるかもしれませんが、食事の理想を追求したらこうなる、ということだと思います。
要するに、
「季節の野菜を調理して、作ったらすぐに食べる」
ということです。これだけ聞くとシンプルですね!
でも、昼に食卓に出したものは夜には食べない、つまり「食べ残したものは捨てる」とか「電子レンジで温めない」とかいうことを聞くと「そこまでやるの?」という感じになってしまうこともあります。
また、「肉を食べない」というだけではなく、体質や体調によって避けるべき食べ物もあります。また、瞑想者は、きのこファミリーなど食べないほうが良いものについての知識もあります。
色々なルールが出てくると「めんどくさい」という感じですが、「最高に人生を楽しめるシチュエーション」でもあります。
「自分の体質や体調に合った食事を、どのタイミングでどのように食べたら良いのか?」
ということを教えてくれる知識です。自分がまさに食べたかったものを食べる瞬間を体験できます。
「ちょっとやってみたい」
と思う人もいるかもしれませんが、例えばタバコやビール、肉食の人が1度やったぐらいだと「なんかいいかも?」ぐらいで楽しめないかもしれません。
2~3週間やってみると良さがわかります。ただ、「もう戻れない」というほどでは無いと思います。
なぜなら、「美味しい食べ物」は無数にあるからです。
インターネットで評判のレストランや、人気のスィーツなどは美味しいですよね。
「舌を喜ばせるもの」
はたくさんあります。
アーユルヴェーダの料理も、料理の上手な人が作ると最高ですが、自分で作ったりするとやはりイマイチでーーーっす。(^_^;)
でも、なんというか食べ終わってからの至福感、そして日常生活の軽さ、快適さ、健康感など、食事の時間以外も素晴らしい時間にするためには、ぜひアーユルヴェーダの知識を取り入れることをオススメします。(^^)
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