「セルフ・パルス・リーディング」という言葉があります。一般的なものかどうかは不明です。何かの専門用語であるのかもしれませんが、よくわかりません。
私が知っているのは、「アーユルヴェーダ」というインドの健康法でよく用いられる言葉です。
「セルフ・パルス・リーディング」というのが何かというと、「自分で自分の脈を知ること」です。
アーユルヴェーダの専門医は世界中にいますが、その方々は手首の辺りの脈を診て、その人の健康状態を判断します。
それは英語では「パルス・リーディング」、日本語では「脈診(みゃくしん)」と呼ばれています。
現在の身体の状態だけではなく、過去の病気(精神的なものや内科的なもの)や怪我(外科的なものなど)もわかるそうです。さらに、未来の病気も予想できるそうです。未来の病気というのは、「この生活を続けているとこうなる、というようなアドバイスです。
日本では脈を診てアドバイスをするのはお医者さんだけですから、アーユルヴェーダの脈診をすることができるのも医師免許を持った人です。お医者様向けのアーユルヴェーダのドクターコースも昔からあります。
さて、その「脈診」ですが、自分でも出来ます。
自分で自分の手首の脈を診ることにより、体調も整うと言われています。
図や写真がないとわかりにくいので、興味がある方はインターネットで探すか書籍を参考にしていただければと思います。
自分で自分の脈を診ることにより、自分の生理状況を知ることができます。疲れているときにはピンピンと跳ねるような感じで、暑かったりパソコンをやり過ぎるとドクドクした感じになります。
私には多くの情報はわかりませんが、ドクターになるとかなり詳細に色々なことがわかるそうです。
ヨーグルトを食べ過ぎて体がすっぱくなっているとか、肉や油っぽいものを食べすぎて体に「未消化物」と呼ばれる毒素があるとか、そういうのもすぐにわかるのがすごいです。
そして、それについてドクターがアドバイスをしてくれるのですが、個人で自分の脈を診ることもできます。
何を食べたらどうなるのかというアーユルヴェーダの知識がありますが、それを実際に確認することができます。
どういう食べ物を食べて、どういう生活をすると、どのようになるのか、ということを客観的に知る方法です。
これに関しては「科学的」なものですが、脈を診るという行為に熟練度が要求されるために一般の科学の土台に乗りにくいような気がします。
セルフ・パルス・リーディングについては講習会をやっているときもありますので、タイミングがあれば参加してみると良いと思います。
私は数年前に受けてきました。かなりすごい知識です。(^^)
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