きのうも、日本経済復活の会に行ってきました。
まずは小野会長のお話。
今年の名目GDPが更に下がっている状況の説明をしてくださいました。
そしてスイスフランの話題。私は、日本も行うべきだと思います。
また、今回はトルコの経済や通貨(トルコリラ)の信認の話がありました。日銀総裁が言う「通貨の信認」についてですが、基準がありません。
そして宍戸先生のお話。
以前、このブログでも紹介したかもしれませんが、内閣府の経済モデルのミスが日本経済に打撃を与え続けています。毎年、「予測と違った」と言いながら変更していません。
IMF(国際通貨基金)がインフレ国用に作った緊縮財政用のモデルをベースにしているようです。
続いて、産経新聞特別記者の田村秀男さんの講演。産経新聞は反増税でがんばっています。
「家計が細るデフレ。」国民の収入が減っています。相対的には物価は上がって見えますね。
「デフレこそが財政悪化の元凶。」いくら消費税や所得税を上げても、経済活動が停滞していれば収入増はありません。
「縮む日本。」設備投資と名目GDPの関係です。経済が動いていなければ、設備投資をする企業も無いですよね。
「米財政収入とFRB。」積極財政を行ったアメリカは税収も伸びています。
今すぐに日本の経済立て直しをするべきで、外貨準備金を日銀資金に置き換えると80兆円の復興財源基金を創設できるということです。
他国でも行っている経済活性化のために財政出動を、なぜ日本はやらないのでしょうか?
色々な問題もありそうですが、やはり多くの方々が財政問題について理解していくと国会議員も動きやすくなると思います。
来月の定例会は、先日の民主党代表選に立候補し、復興増税に反対している衆議院議員の馬淵先生が講演されます。
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