きのうの定例会は、国民新党の参議院議員、亀井亜紀子先生がゲスト講師としてお話をしてくださいました。
国民新党は、民主党と共に増税路線に転換してしまったのかと思いましたが、「みなさんが心配しているといけないと思っていた。」ということで、それが先日の前原氏との対談での発言になったようです。
やはり国民新党は反増税ですね。
あと、財務省の内部の話や政府の方々の話も非常に興味深かったです。実際は、みなさん一生懸命に動いていて、手抜きの人はいないと思います。
ただ、経済の勉強不足だったり、他の人の話を聞く余裕が無かったりで結果が出ていないということですね。
税金を決める段階の制度が良くなかったり、そもそもベースとなっている資料が不適切だったりと、日本の将来はこのままでは良くなりません。
なんとか良い方向に修正できればと思います。
次は、小野会長のお話。
先日、日銀がインフレ目標を1%としました。「目標」という言葉では無かったと思いますが、大きな進歩です。2~3%を目標にしていないところが残念ですが、それでも10兆円の国債買い入れを追加したのは素晴らしいことです。
この経済状況であれば、それを更に拡大していただきたいものです。
そういえば、亀井先生は無利子国債を提唱しています。コンピュータで「無利子は処理出来ないから発行できない」と言われたそうですが、考えてみてくれてはいるようです。みんなで考えて日本を良くしましょう!
さて、次。
内閣府による予想が、いつもことごとく外れています。まったく使い物にならない資料を使っています。これで見れば、「景気が良くなりそうだから増税してもいいかも。」と思ってしまいそうです。元になるデータが間違っていれば、そこから出てくる結論も当然違います。これもなんとかしたいところですね。
次は宍戸先生のお話。
タイトルを見ると消費税を10%に上げると良さそうに思われるかもしれませんが、逆です。デフレが加速します。
内容については、どこかでこれから発表するようなので特に触れませんが、未来を予測する計算は、過去のどこかの時点で使っても通用するものでなければいけませんよね。
難しい計算ですが、政府で使っているものとは全然違います。こういう資料を使って今後の政策を考えていくべきだと思います。
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