東日本大震災から1年が経ちました。ヤフーのニュース記事を見ると、まだ34万人もの人たちが避難生活をしているとのことです。本当に大変なことです。
放射能汚染の状況も良くありません。
ところで、日本経済に関して震災前から、
「不景気を立て直すために積極財政を!」
と思っていましたが、震災直後の政府の対応の遅れのために更なる不景気が続いています。
日本を再生するには、政治力も大切ですし、ひとりひとりの意識も大切だと思います。
インターネットで色々な情報が入ってきますから、増税が良いのか減税が良いのか、またその根拠は何かなどの情報も入るため、自分で判断することも以前より容易になってきていると感じます。
私のブログを読んでくださっている方も、ぜひ「増税するとどうなるのか?」の情報に注意を向けていただければと思います。
私が勉強した範囲で簡単に言えば、増税を行うと景気が鈍くなり税収は落ちます。
結果的には景気が悪くなって財政難になり、当初の目的は達成されません。
「可処分所得(かしょぶんしょとく)」というとちょっと表現が硬いですが、要するに「もらったお金から自分で実際に使えるお金のこと」ですから、税金が増えると「自分の使えるお金」が減ります。
当然、経済の流通も減ります。
そして、税収も減ります。
企業の収益も伸びずに給料も減ります。
現在、政府が使っているマクロ経済の計算式では、「増税しても景気に影響は無い」ということになっているので、財務省の一部の方々からそう教わった政治家の方々が増税をすべきと考えているという話を聞きました。
財務省の方々は、自分自身の成績は1年単位で判断されるというウワサもあります。したがって、数年かけて投資して回収するという考えは無いようです。
積極財政を行うことで、被災者の方々の支援もできますし、復興も早く進みます。また、日本円の流通量を増やすことで円高対策になりますし、景気が良くなれば収入も増えるために子供も増えて少子化対策になります。
大きな流れとして、このように考えています。
避難生活をしている被災者の方が34万人、それに避難をしていない被災者の方々を含めると相当な数の人たちがいると思いますから、早急になんとかしていかなければいけないと感じます。
日本を変えるには、国民が変わる必要がありますね。
私も微力ですが頑張りたいと思います。
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