今は増税の時期ではありません。

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今は増税の時期ではありませんし、それを検討する時間もないはずです。

「どこからお金を調達し、日本経済を活性化させるか?」

これについて議論をするのが先だと思っています。

「今、何も考えずに借金をして、将来につけを回すのか?」

という意見を持つ人もいらっしゃるかもしれませんが、借金をしない方法があります。

アメリカや中国のように、「自国通貨を増やす」という手段です。

日本は自国通貨を増やしていないため、それが円高の原因にもなっていると言われています。

ちなみに、今日は国民新党の方々が連立を離脱するかどうかで大変のようですが、私は消費税増税に賛成して連立してもいいと思います。

それは、亀井代表が明確に「増税反対」とおっしゃっていて、なおかつ「郵政民営化問題の解決を最優先にしたい」ということと、「国民新党が消費税に賛成しても、どうせ法案は通らない。」という見通しを持って行動されているからです。

ただ、その辺りを知らない有権者の方々も多いと思いますので、国民新党自体の票集めとしては厳しくなるし、今後の存在価値にも影響が出そうなので決断は難しいと思います。

党首がいつもテレビで自分の意見を自由に言えるようになればいいんですけどね。

景気を良くしたり、少子化を防いだり、年金問題、防衛問題、色々な問題は、私たち個人の判断にかかっています。

増税の方々が、どうしてそう思っているかというのもとても重要ですが、それもあまり伝わってきていません。発言だけを聞いていると勉強不足という印象を受けてしまいます。

私は経済のことはよくわかりませんが、国債の利息払いをやめるだけで国の借金が楽になることはわかります。

「銀行に国債を売らずに、それを日銀が買ったらどうなるのか?」

という問題についても、

「法的に問題がある。」

「国際的に問題が生じる。」

「国債の信用がなくなる。」

という他人の目を気にした思いではなく、

「それをやるとどうなるのか?」

と真剣に考えて討論して結論を出す政治家に票を入れたいと思います。

納得がいく議論があれば増税してもいいんですよね。単に「増税に反対」ではなく、「今は増税以外の方法がある。」と私は思っています。

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