「時間の作り方」については、多くの人が工夫をされていると思います。
やることを書きだして優先順位を付けたり、自分の仕事を誰かに頼んだりしますね。
誰かに頼む場合には「やることがハッキリしている。」ということが大事なので、誰かに仕事を依頼した場合、「その人にとって重要ではない。」と思われると後回しにされます。
もし、あなたが尊敬されている上司だった場合には、部下が「お役に立ちたい」というモチベショーンがあるのでスムーズに行く事が多いと思いますが、普通の場合はそこまでカリスマ的な上司はいませんから、「頼んでおいたのにやってくれない。」という場合もけっこうあるのではないでしょうか。
また、やってくれたのはいいけれど、クオリティが低いとか全然違うことをやっていたということもあると思います。
まあ、そんなこんなで色々とあると思いますが、今日は「時間を作る」という話です。
ちょっと似ているのは「お金を作る」ということです。
何か欲しい物があったときに、「お金があるときに買おう」と思っていてもなかなか買うことができません。「アレを買うためにお金を貯めよう」と思うことで実現が早くなります。
時間を作るときも、「時間があるときにやろう。」と思っていても、なかなかそういう時間はやってきません。「アレをやるために時間を作ろう。」と思うことで実現が早くなります。
ここのポイントは、「あとでやろう。」とか「時間があればやろう。」というものは実現出来ない可能性が大きいという自分自身の「自覚」ではないでしょうか。
また、誰かに頼んだ時にも、その人が「これは私にとっても早くやったほうがいいな。」と思うことでスピードアップが実現します。
仕事をこなしていく基本は「やること」を全部書きだして優先順位をつけることですが、「やりたくないこと」が1番上に来た場合にテンションが下がることがあります。
優先順位の1番目が例えばお客様に謝る手紙を書くことで、2番めが自分が旅行に行くための有給休暇届けを出すことだった場合に、仕事の出来ない人は2番目から手をつけてしまい、1番目が次の日になってしまうこともあります。
この場合、優先順位は「自分のやりたいこと」であって、「仕事で必要なこと」ではなかったわけです。
しかし、もしも「俺はビッグマネーを手にしたいぜ。」というモチベーションがあれば客先優先は当たり前で自分の遊びは後になると思います。(たぶん。)
時間を作る手順としては、やることを書きだして優先順位を付けることですが、その前に自分自身の人生の目標を決めておくこともとても重要になると思います。
人生の目標についてよーく考えてみると、「お金や贅沢では無く、ほどほどの収入でもいいから家族や友達を大事にしたい。」という結果になるかもしれません。
同じ職場の人や家族、友人と、そういう人生の目標や価値観について語り合っておくと、何か一緒にやるときに「時間を作ること」についてスムーズな話ができると思います。
もちろん、ひとりで何かやるときにも目標がハッキリしている方が時間の作り方がうまくなると思います。
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