きのうも勉強会に行ってきました。
カメラを持って行かなかったので写真がありません。っていうか、最近ブログに写真載せてないですね。
さて、私もニュースで見たのですが、「名実逆転16年ぶり解消」というタイトルの新聞記事がありました。
ただ、よく聞くと「来年の政府見通し」ということで、政府の希望的観測だったんですね。GDPデフレーターの内閣府予想は、10年以上も毎年まったくデタラメだそうです。
実際、今の状況ではデフレ脱却は難しいですね。
若干期待できる点として、日銀が今年になって発表した「インフレターゲット1%」は数値は小さいものの画期的なことで、それを継続して実行しているそうです。
最近は、日銀も国債を買い増ししようとしているそうなので、良い傾向だと思います。
ただ、やはり政治が動かないとお金も動きません。
単純に言えば、日本はお金があるのに動いていない状況です。また、モノを作る設備もあるのに活用もされていません。
ハイパーインフレは、極端な話、今日100円だったものが明日には1万円になっているような状況で、そういうものを怖がるために「インフレ」を同様に怖がる話は未だに多く聞きます。
緩やかなインフレは、1年の物価上昇が2〜3%ぐらいでしょうか。もちろん、物価も上がりますが給料も上がります。
「国の借金」が100兆円だったとして、10年後には100兆円の価値が下がっています。
月給が10万円だった人は、1年後は10万2000円、2年後は10万4040円、3年後は10万6120円・・・と増えていきます。
国の借金の絶対額は変わりませんが、相対的な価値が下がっていきます。
個人の貯蓄も、金利が上がらなければ価値が下がっていきます。
そのような状況は、経済が発展していくときに見られる現象です。
今はデフレなので逆になっていますね。
物価が下がり給料が下がり、貯金の相対的な価値は上昇しています。
ますますお金が動いていきません。誰も投資をしません。新しい機械を買ったり新しい商売にチャレンジする気持ちが盛り上がりません。
経済を発展されるためにも、デフレ対策としてインフレ傾向にしていく必要があります。
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