最近、PALVON(パルヴォン)のアクセサリーの価格の見直しをしました。
今までは、「売れる値段」ということを重視していて採算は度外視していました。
プラネットゴールドという私が長い時間をかけて開発して特許を取得した素材(超説明的で宣伝的な形容詞の文章)がありますが、その知名度を上げたいのと、実際に多くの方々に使ってみていただきたかったので、なるべく安く提供していました。
そして、来年の1月にガールズジュエリー東京のイベントに出展することにして、ちょっと考えました。
「売れれば売れるほど損をするのはビジネスでは無い。」
と。(あたりまえっ!)
そういうわけで、適正価格を考えました。
「適正価格って何?」
と考えると、みんなの意見を聞かなければいけません。他人に意見を聞くと言っても、私の知り合いはそれほど多くありません。
また、質問の仕方も「いくらなら買う?」なんて聞いたら適正価格は出て来ません。友人としてのアドバイスだったり、一般的な人はこうだろうという予想の話になりそうです。
それで考えたのは、私の想いです。
「この価値は自分ではいくらが適正価格か?」
ということです。
その基準で決めた場合に、誰かに
「高いよ。」
「安いよ。」
と言われても、
「この価値はこの価格です。」
と自信を持って話をすることができるのでブレません。
「高いなら安くしようか?」
「安いと思うならたくさん買ってよ」
とか変な対応も無くなります。
ちなみに、どんなビジネスでも「自分の価格」にこだわるのは危険だと思います。
でも、毎日精進して良い物を作る気持ちで妥協せずにチャレンジして続けていれば、自分価格でも評価してくれる人はいるはずです。
日本の人口は1億人以上いますから、その中で1000人でも価値観を共有できる人がいればそれで嬉しい気持ちです。
他でも買えるものは「自分価格」にすることは出来ません。「安く提供する」ということに努力をする必要があります。私の努力は安く提供することではなく、「素晴らしいものを提供する。」ということに向けています。
ビジネスについて考えているのは、
「買ってもらいたい」
とか
「売ってあげる」
という感覚はちょっと変な感じがします。
お互いに納得する取引こそがWinWinですね。
お客様が手にとったときの感動と喜びを提供していきたいと思います。
と、ここでブログが終わるといい感じなんですが、タイトルは「意外な反応」でした。「適正価格」っていうタイトルだったらここで終わりです。
文章を書いているうちにタイトルというか最初に書きたかったことをすっかり忘れていました。(^^;)
「意外な反応」
というのは、価格を上げたことを私が知人・友人に言ったときの反応です。
「そんな高いの売れないよ。」
と反対されると思っていたのですが、
「いいと思うよ。」
「なるほど。」
という言葉が多くて嬉しかったです。
さらに、
「森ちゃん、頑張って。」
「知り合いに紹介するよ。」
「そうしたほうがいいと思ってたよ。」
という言葉もいただけて感謝、感謝です。
来年、再来年、このビジネスはどうなっているんでしょうね。
すべては私の頑張り次第だと思いますが、まったく予想がつきません。
ただ、とても楽しいことをやっているという感覚はあります。
さらに今、新デザインのアクセサリーを追加中です。
一緒に楽しめる方々と一緒に、このビジネスを続けて行く事ができるようにしたいと思います。(^^)
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