きのうも、日本経済復活の会に参加してきました。
やはり、世界的に経済危機的な状況が続いています。
日本経済復活の会は、景気が良くなり人々が将来に希望を持てる経済状況にするにはどうすれば良いかを理論的に考え、コンピューターでシミュレーションも行います。
それと、世界各国のデータなどから「どうすると、どうなる。」という分析もしています。
今回は、OECD景気指数の推移や債務残高のGDP比などのグラフがありました。すみません、写真撮ってきてません。(^_^;)
やはり日本の債務残高は異常に高くなっています。もちろん、この場合はGDPを増やせばいいだけの話です。
面白かったのは、「金本位制からの離脱が早いほど景気回復が早かった。」という話です。
金本位制からの離脱とは、自国の通貨を増やすことができることを意味しています。
現在の日本は、通貨の量を増やしても流通しない点が問題で、それをやるには積極的に政府が公共事業を行う必要があります。
国民からお金を集めて、一部の人が儲かるだけの公共事業は誰でも反対です。
しかし、政府が通貨を発行して国民のためになる公共事業を行うことは反対する人は少ないと思います。その場合に反対をするのは「インフレ懸念」の人もいると思います。
「インフレ懸念」ということについては、「ハイパーインフレ」と「インフレ」の違いは良く知っておかなければいけません。
通常は、2~3%のインフレが望ましいとされていると思いますが、その辺は人によって違います。今の日本であれば5~10%を目指した後に2~3%に戻す方が良いという考え方もあります。
いずれにせよ、今はデフレですから、デフレ脱却はインフレのことです。
物価を上げるには、みんながお金を使い始めることです。安く売らなくても買う人がいる状況とも言えるかもしれません。
政府がお金を作って何かに使うことによって景気が回復するというのは、過去の事例やシミュレーションでも明らかになっています。
生産能力が不足しなければハイパーインフレにならないことも重要なポイントです。
政治家の方々が経済的なことがわかってくれば日本は豊かになると思います。
そのためには、有権者の方々も経済的な知識がわかってくることが本当に重要なことですね。
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