よく、「経営者は褒めて使え」とか「恋愛は、相手の良い所を褒めまくれ」とか「営業に行ったらまず相手を褒める」とか色々と「褒める」ことについて聞きます。
確かに「褒めること」はいいのですが、なんとなく「テクニック」として使うようなのはどうなのかなぁ、と思ったりします。
それと、褒めたくても無口で褒めるのがヘタな人はどうやって過ごして良いのかわからなくなってしまいます。
私は、相手の良い所を素直に口に出すのはすごく良いことだと思います。
ただ、無理して褒めようとするぐらいなら、それはやめたほうがいいかもしれません。
その場合には、「相手に興味を持つ」ということから始めるのはいかがでしょうか。
相手が身に着けているものを話題にするだけです。
携帯電話の色が白なら、「白が好きなんですか?」
カバン、メガネ、髪型、洋服、なにかについて質問をするのですが、単なる質問ではなくて
「あなたが好きなものを知りたい。」
「あなたの趣味を知りたい。」
という意思表示だけですごく良い関係が出来ると思います。
ただ、「白が好きなんですか?」
と聞いて
「いや、別に。」
と言われたら素直にその話題をやめるか、あるいは「自分も白が好きなので。」ぐらいにしておいてもいいと思います。
別にそこから話が広がらなくてもいいと思います。
それと、それがスカったときに慌てて次の何かを探すことも無いと思います。
1個だけはある程度こちらから探して、2個目以降は本当に興味あるものや自分と同じ嗜好のものだけに反応した方がいいと思います。
相手を褒めることもすごく良いのですが、無理してやることもないですし、苦手な人の場合には、相手に興味を持っていることを伝えるだけでもいいと思います。
住んでいる所、移動手段、なにか共通のことがあって話ができるといいですね。
コメントする