姿形が似ている人っていますね。
双子の場合でも、同じ感じがするときとしないときがありますが、逆にまったくの他人なのに、なぜか雰囲気が同じ人もいます。
ところで、いつも一緒に仕事をしている人で、とても素晴らしいパートナーがいたとします。その人が、何かの理由で一緒に仕事が出来なくなったとします。「本当にやりたいことが見つかった」とか、そういう喜ばしい理由がベストですが。
で、とても頼りにしていてアドバイスをしてもらうこともあって、ツーと言えばカー(若い人は使う言葉か?)の関係だったとします。
そして、その人がいなくなってしまった後、その人に似た人に出会った時、たぶん「一緒に仕事をしよう。」とお願いする可能性は高いと思います。
姿形が似ていて、考え方も似ている人。
でも、悲しいことに「同じ時間を過ごした経験の共有」や「ビジネスに関する知識」がない場合には期待した通りにはいきません。
まあ、それは当たり前なのですが、やはり「仕事の経験」というのを積み重ねることで、仕事が「上手」になります。
学校を出てすぐに会社に入った新人は、仕事のノウハウが無いか、あるいはアルバイト感覚のためにスムーズで無い場合があります。
また、他の会社で役員だったり業績を上げている人を引き抜くか何かで自分の会社に来てもらった場合でも、あなたの会社の独自システムや業界のノウハウなどを知らなければ、やはりうまくいきません。
つまり、年齢や経験に関係なく、自分と一緒にこれから仕事をする人には、自分の考え方や仕事のノウハウなどを全部きちんと教える必要があるということです。
その人の能力を最大限に活用するには、最初の情報提供が必要ですね。
途中入社でも新卒でも、誰でも即戦力になれるように自社のノウハウを研修で教えられるようにしておくことが良いと思います。
ただし、社外秘のノウハウの扱いについては、段階的にしていくべきだと思います。
「最近入った人、あまり働かないなぁ。」
と言う人もいますが、その人が動きやすいように教えたかどうかのチェックもしてみましょうね。
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