最近、カメラを買おうかと思っています。
以前はNikonのD700を使っていたのですが、重くて持ち歩かないことと出来た写真の良さがわからないために手放しました。
自分が写真を撮るのは記録用とWEB用で、そんなに高級機は必要ないと思ってソニーのα55を買いました。でも、それも重いのでたまにしか持ち出さず、普段は同じくソニーのNEX-5NかリコーのCX4を使っています。
CX4は、すでに古い機種になっていますが綺麗に撮れます。普段に使う分にはまったく問題はありません。ホワイトバランスや露出補正、ISO感度の設定もすぐにできるのでWEBで使う商品撮影にも使えます。
それで特に問題は無いのですが、やはりD700で撮影した過去の写真を見ると全然違うんですね。
色合いやシャープさ、奥行など、オートでカンタンに撮ったものでも素晴らしいものがあります。もちろん、手ブレとか失敗作もありますが、とにかく綺麗です。パソコンのモニター上でも全然違います。
当時は、WEB用に画像を小さくするしファイルも圧縮するし、フォトショップで画像加工をすれば同じようなものだと思っていたのですが、元の画像がいいと小さくしても違いがあるし、たとえWEBに使わなくてもいい写真が記録として残せるところが良いと思います。
D700はFX機で、私のようにWEB用の写真だったり、あまり細かいことを気にしないのであればDXでも良さそうですが、明るいレンズを使えるFXは魅力的です。
α55を使って、それなりに色々な写真を撮ってきました。絞りを変えるとピントの合う位置が変わることも知りました。被写界深度ですね。それと、ISO感度によってノイズの量が変わることも実感しています。昔はISO100とか200のフィルムを使っていて、たまに高価なISO400を買っていたのですで、単純に「暗いところでも良く写る。」というイメージでした。
「綺麗な写真を撮りたい」
という気持ちはみんな一緒だと思いますが、やはり良いカメラが欲しいところです。
コンパクトなデジカメでもプロが撮るとかなり綺麗ですし、高級なカメラも素人が撮るとイマイチなものがあると思います。ブレれたりすることもあると思いますし。でも、いいカメラは失敗は少ないと思います。
それと、D700を使って感じたのは、
「実際に見た風景と写真のものは違っていて、写真で見るほうがいい。」
というものがけっこうあったことです。
これは、カメラは見たままを描写するのではなく、色合いや明るさなどを調整しているからですね。それゆえに、カメラメーカーによって出来栄えが変わります。
ニコンのファンとかキャノンのファンとか、色々な人がいますが、ようするに「ニコンのカメラを使って表現したい。」という感じですね。
自分が美しいと思った風景をピカソに描いてもらうのか、ルノワールに描いてもらうのか、って感じです。
場合によっては、この風景はキャノン、これはニコン、みたいなこともあると思います。
カメラは日常を芸術作品として表現するもので、芸術用の道具だと思います。
プロは、自分の表現したいことを実現できるカメラを探すと思います。私は、ニコンのカメラで表現された画像が好きです。
もちろん、同じメーカーでも機種によって違いますから、メーカーについてではなく、機種について言うべきですが。フィルムのカメラはAE-1の頃からキャノンでした。
というわけで、カメラを物色中です。(^^)
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