第107回 日本経済復活の会

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先週の木曜日に、日本経済復活の会の会合に参加してきました。

今回も写真はありません。カメラを忘れました。

さて、この日のゲスト講師は自民党の衆議院議員の秋元司先生です。秋元先生は、マクロ経済学をよく学ばれていますので、アベノミクスのサポートとしても頑張っていただきたいと思います。

今は国会対策の副委員長、議院運営員会の理事ということで、日銀総裁の人選についても色々と説明をしてくださいました。インターネットやテレビのニュースとは違う情報もけっこうあります。

日本経済復活の会の小野会長からは、「最近、プライマリーバランスを安倍首相が口にしていますが、それを気にすると大胆な政策を取れないので注意するようにお伝え願います。」という話をされていました。

「財政の健全化」という話をすると、それは収支の話ですから、普通は一般家庭のように「収入があって、それに見合った支出」という考えになりますので、「大きな借金をすると破綻する。」という話になります。

しかし、国家は自分の国で使うお金は自分で発行できますから、家庭とは違います。

例えば、あなたが自分の家の中だけで通用するお金を作ったとします。コピー用紙でもチラシの裏でもかまいません。それを流通させたときに、その価値を決めるのはあなたです。そして、その価値を家族が決めます。それは、あなたへの信頼度です。

困ったことがあるとすぐに紙幣を増発すれば信用も失い、紙幣の価値も下がります。紙幣の価値は、流通している量や政府の信頼度で変わってきます。

一方、家庭で使っているお金は日本政府の信頼を元にした紙幣です。紙幣の意味が家庭と政府では変わっています。

ですから、貨幣の信頼を落とさない程度に、価値が下がり過ぎない程度に、紙幣を増やすことは可能です。

円安も国内のインフレも、どちらも日本のお金の価値が下がることです。

アベノミクスは、少し円の価値を下げる方向に舵をとっています。

円の価値が下がったときに、あなたの価値が下がっていなければ収入は増えます。

また、商品価値も円に対して下がらなければ物価高になります。しかし、商品を作る能力=供給能力がある限りは極端な物価高にはなりません。大きなダイヤモンドや超高級車、スーパースターなどの少数の価値あるものは価格が高いですね。

今の日本は、デフレ脱却のためにインフレ政策を行なっています。日銀は国債を買い続けてきましたが、短期国債では効果が薄くなります。今後は、もっと効果のある方法を取っていくようにするようです。

消費税を上げたい財務省などが、その判断をするために景気を良くしようとしているようなので、今は積極財政がすごくやりやすいそうです。非常に協力的だと言っていました。今までとは、何かが違っています。

ただ、来年や再来年も積極財政が続くかどうかは不明です。過去はちょっと良くなりそうになるとすぐやめてしまい、そのために元に戻ってデフレが続いていました。

まだまだ日本の将来はわかりません。

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