私は瞑想を毎日やっています。そして先日、脳波計と瞑想についての話を聞きに行ってきました。
脳波計は、瞑想の状態を客観的に見ることができるのですが、まだ完全に脳の状態を知ることは出来ないそうです。
私がやっている瞑想法のページに、色々な瞑想と脳波についての記事があります。
http://www.tm-meisou.org/blog/archives/720
脳波を測定すると、色々な瞑想法の特徴を知ることができます。しかし、現時点では、その違いがわかるだけで、どれが良いとかそういう判断はできません。
「瞑想の効果として何を求めるのか」によっても判断は違いますし、瞑想中にリラックスできれば良いという人もいれば、瞑想の効果として日常生活のスムーズさや学業やスポーツの成績アップを期待する人もいます。
それと、例えば「美味しいものを食べている時にアルファー派が出ている」として、「アルファー派が出ているときは美味しいものを食べている」と断定できません。
脳の電気信号は微弱で、脳の活動状態を外から測定するのは技術的に難しいようです。それでも、脳の研究や装置の開発が進み、色々なことがわかってきているそうです。
瞑想中の脳波を測定するのは、客観的に効果を検証することができると期待されますが、実際に瞑想を行なって自分で満足していると「なるほど、それでリラックスしていると思うのか。」という感じです。
困っているときに助けてもらったり、欲しいものが手に入ったり、神様に祈っているときなどの脳の活動は良さそうですが、瞑想中の脳波はまた違っていると思います。なんとも表現できません。言葉に出来ないものってありますね。
脳波の測定は、日進月歩でどんどん進化しているようなので、それもとても興味深いことだと思います。
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