カメラの話題が続きます。
今日は「現像」です。普通にデジカメで写真を撮ってパソコンに取り込んで閲覧するという人は多いと思いますが、誰かに見せるときに「もうちょっとだけ明るい感じにしたい。」とか「シャープにしたい。」と思うことがあると思います。
通常は画像の加工ソフトを使用しますが、「画像ファイルの画質を落とさずに修正する」という場合にRAW現像にする人が多くいます。カメラで撮影するとjpegという拡張子のファイルになりますが、あれはカメラの中でjpegに変換されている、つまり現像されているということです。
そうすると、カメラによって癖が出てきますので、ちょこっとしたニュアンスの違いなどが発生する場合があります。
jpegに変換される前の画像の情報がRAWと呼ばれるものなので、プロの人たちはそちらで記録しているようです。
私は別にそこまでこだわらなくてもいいのですが、画像をブログに掲載するときなどはシャープや明るさなどを変えることがあります。
人物を移したり風景を写すときに、それを「現像」することによって自分が表現したいものへ近づけることができるようです。それはカメラの腕というよりもパソコンのソフトの使い方かもしれません。
写真を芸術品にするには、色々な知識が必要だと思います。
さらに、それを発表するときに、その写真にどんなタイトルをつけるかも重要ですね。
赤いポストを撮影して、「ポスト」というタイトルだと「何を表現したいのかが見る人にわからない。」という状況になります。
撮影したときに、「なぜポストを写したのか?」「何を伝えたいのか?」が明確になっていなければ伝わりません。というか、伝えるものがなければ伝わりませんね。
タイトルによって写真のイメージが変わると思うのは、たとえばこんな感じ。
「10年経っても色が変わらない塗料のポスト」
「この街にひとつしかない、みんなの思い出の中のポスト」
「懸賞に応募するきにいつも祈っているポスト。まだ思いは伝わらない。」
「この赤いポストが遠くから歩いて来る時の道案内」
とか、何か説明があるといいですね。
逆に、写真だけ見て理解できる作品に野暮なタイトルをつけると逆につまらなくなります。タイトルが不要な場合もあっていいと思います。
解説本の写真は、解説に必要な写真が掲載されていて、誰がどのカメラでどのように撮ったかの情報はありません。いつ、どのように使うかで写真の価値も変わってきますね。
商品の写真を取り続けている人、人物中心の人、風景、車、などなど「写真家」と言われる人たちもたくさんの種類がいます。写真を撮るのが上手な人は何を撮ってもうまいのか、それとも得手不得手があるのかはわかりませんが、たぶん静止しているものと動いているものとでは撮り方も違いますし、万能選手はいない気がします。
弁護士も弁理士も得意分野があると聞きますし。
まあ、そんな感じでカメラについて色々と調べているうちに、また他のことまで考えてみたという感じです。
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