以前から、朝は食べたり食べなかったりしていたのですが、最近は朝は抜いています。
インドのアーユルヴェーダでは、体質や体調によって決めることになっているのでどちらでもいいのですが、色々と「少食」に関する本を読んでいると朝を抜くことが良いみたい。
友人などに話をすると、「朝は食べなきゃダメだよ。」と言われます。「力がでない。」「脳に栄養がいかない。」「太る。」などですが、今のところ実体験というよりも「知識」で話をしている感じもしています。
「食べないと力がでない。」
と普通は考えますが、プロボクサーの減量を考えると絶対的な法則ではないと思います。
「1日30品目」とか「1日2,000~3,000kカロリーを摂るように(性別や体質等で変わりますが)」言われます。
「カロリー計算は目安」と言われますが、カロリーは実際に火をつけて燃やして測定するため、個人の消化力や食べ物の組み合せによる消化の違いなどは正確にはならないようです。
また、少食で生活をしている人たちは、それほどのカロリーは食べていないようです。
「空腹が続いたほうが健康」
「食べるときは腹八分」
というようなこともよく聞きます。
なぜ食べるのかというと、食事の楽しみという面も大きいですが、「食べないと死んでしまう」「食べないと力がでない」という恐怖や不安という面もあります。
医者の立場からすれば、「なんでも食べて」と言うアドバイスのほうがトラブルが少ないので、そのような世の中になってしまっているのではないかという疑問も感じます。
もちろん、痛風の人は肉を控えるとか糖尿病の人は甘いモノを避けるというようなアドバイスはありますが、健康な人に対してはたくさんの種類を食べることが勧められます。
私が朝を抜こうと思ったのは、昼と夜に食べたものをきちんと消化して排泄し、そしてそのあとにまた食事をするというパターンがいいな、という理由です。
アーユルヴェーダでは、夜の10時から朝の2時は空腹でいることによって免疫力が増すと言われています。
色々な文献を読んでも、多少は空腹に慣れて暴飲暴食をしない人の方が免疫力が高くなるようです。
そんなわけで、「どっちでもいいや」という状況だった朝食をやめてみることにしました(^^)