「瞑想」というと、無の境地とか、空(くう)とか、無限の静寂とかいう言葉が連想されるかもしれません。
瞑想をしようと思う理由のひとつとして、「ちょっと忙しいから静かな時間を持ちたい」とか、「頭の中を落ち着かせたい」とか、「気分をリセットしたい」等々、どちらかというと活動が多すぎるときに少しストップさせたいという人が多いような気がします。
頭の中がゴチャゴチャしていると、無の境地とか空(くう)とかの静寂な感じに心惹かれるものがあるかもしれません。無いかもしれません。(笑)
「無の境地」
については、「何も無い状態」というよりは、「不純物が何も無い状態」だと私は思っています。
何も無い、カラッポの状態ではなく、どちらかというとエネルギーに満ちた場だと思うからです。
物理学で言うところの「無」については、こちらです。
http://morimasaya.jp/2010/08/post-280.html
瞑想をすると、スッキリすると同時に、力が湧いてくるというか、パワーが回復するというか、そんな感じになります。
瞑想を始めたばかりの頃は、かえって今まで感じていなかった疲労が出てきてだるくなったりもしますが、そのまま続けていくと元気になってきます。
瞑想をするわけでもなく、ただ何もせずに座っていても静かな雰囲気というのは楽しむことができます。周囲の草木が風で揺れる音、小鳥のさえずり、水の音など、普段は気付かないものが聞こえてきます。
そのときに、それらの音と対比して自分自身が静寂であると感じると思います。
しかし、それは単に「静かになっている」とか「落ち着いている」という状態であって、「純粋な場にいる」という状況ではありません。
「純粋な場」に行くと、それ自体は意識することはできません。五感や意識で感じることが出来ない「場」です。
しかし、そこから出てくると、心に純粋性が増し、エネルギーが回復します。
ろうそくを見つめる瞑想、言葉を追う瞑想、動的な瞑想など色々とありますが、効果を感じる瞑想を行うことが1番だと思います。
と、いきなり言われてもどうしようもないと思いますが、楽しく活動的に生活するには効果的な休息が必要だと思いますので、ただそれについての話と思っていただいても大丈夫です。(^_^)
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