エニグマ

| コメント(0) | トラックバック(0)

子供が買っている「週刊少年ジャンプ」は少しだけ読んでいます。最近はHUNTER×HUNTERが無いのでイマイチですが・・・。

こないだから連載が始まった「エニグマ」という漫画は、タイトルに惹きつけられてつい読んでしまい、そのまま読み続けています。続きが気になるし、面白いです。(^^)

で、「エニグマ」の話です。第二次世界大戦中に当時のドイツ軍が使用していた暗号の機械です。少年ジャンプの「エニグマ」も暗号を解く話なので少し関連があるのかもしれませんが、そちらはよくわかりません。

過去記事に書いたかどうかわからなかったので検索してみると、「別の機会に」と書いてます。すっかり忘れてました。

http://morimasaya.jp/2010/06/post-206.html

太古の昔から戦争に勝つには情報の入手がカギを握っていたと思うのですが、当時のドイツの最先端の科学力で作られた暗号の機械というのはとても興味があります。

暗号の機械は「敵には解読できないこと」と、「味方には簡単に解読できる」という相反する命題をクリアしなければいけませんので、頭のいい人でないと作れない気がします。

インターネットの世界では、SSLなどを考えてくれている人がいるので普通の人が何も考えずに暗号化された通信で守られているところがありますが、考える人は大変ですね!

ドイツが作った軍事用の暗号機械というと、当時の最高技術という気がしますし、かなり頭のいい人が作った画期的なものだろうと思います。兵器に関してはアメリカは全然遅れていたそうですし、おそらく「エニグマ」は世界のトップレベルだったのではないでしょうか。

で、エニグマに関しては技術的にも興味があるのですが、比較的早い時期に解読されていたという点も非常にドラマティックです。

エニグマの解読には本体の入手と暗号キーの入手が不可欠ですが、色々なルートや捕獲した船などから得た情報で解読に成功したようです。

うろ覚えですが、イギリスのある町が空襲されるという情報を当時のイギリスの首相のチャーチルが知ったときに、「その町の住民を避難させてしまうと暗号を解読していることが知られてしまう。」ということでやむなく空襲をそのまま受けざるを得なかったということがあったそうです。

確かにひどい話ですが、例えば町の人口が1~2万人として、その人たちを守るために何千万人もの人を危機にさらすことはできないという判断なのでしょうね。リーダーは「情の心が強すぎてはいけない。」という場面でしょうか。

少年マンガだと、「誰も犠牲にしないっ!」と主人公が叫んでなんとかするところでしょうけれど、実際はなかなか難しいところです。

ちなみに、レバノン紛争のときに1番空襲の被害に多くあっている町でTM瞑想者が集まってグループ瞑想をするという無謀な企画がありました。そのときはなんと、瞑想者が集まっている間は空襲が無かったということです。その後もそのような実験が繰り返され、瞑想と平和の研究のきっかけにもなりました。

と、まあ話がそれましたが、たぶん「エニグマ」は「暗号を守るドイツ」と「暗号を解読する連合国」の間で多くの人たちが命がけで関わったものだと思います。多くのドラマが存在してそうです。

「エニグマ」は、色々な意味で「とても興味深いなあ。」と思います。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://morimasaya.jp/mt-tb.cgi/399

コメントする

2014年3月

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

関連サイト

特許を取得した金色の新素材
ゴールデンアイテム株式会社


全世界600万人以上の
能力開発テクニック
マハリシ総合研究所


夢をあきらめない
あなたは美しい
PALVON