ムダな公共事業については、以前、「通販生活」という本の中で具体的な事例がいくつも紹介されていました。今でもそうなのかは不明ですが、かなり興味深い事例がたくさんありました。
主に道路や橋、公共施設などの土木関係のムダな工事の指摘が多く紹介されていて、「そんなバカな」みたいな現実離れしたようなものがあったりして、「税金の無駄使い」と「一部の人が私腹を肥やしている」という印象を受けました。
「必殺仕分け人」として事業仕分けのパフォーマンスがウケるのも、みんなのそういう思いを代行してくれている爽快感から来るのではないかと思います。
公共事業については、「消防署の民営化」というブログ記事を書きました。
http://morimasaya.jp/2010/07/post-250.html
公共事業の役割を有権者が理解しないといけないと思います。
それと、「誰もいないところに道路を作るのか?」という声を聞くこともありますが、それは「国の発展のために必要なことだ」というビジョンを政治家が国民にうまく伝えることができていないという理由もあると思います。
人がたくさんいる街と街をつなぐと便利になるし産業が発展しますね。それは誰でも理解できます。
しかし、街と街をつなぐ道路を新たにもう1本、かなり遠回りをして作ろうとすると反対意見がでると思います。
そのときの反対意見の内容ですが、
1.ムダだ。
2.その予算で他にやるべきことがある。
という場合、1は瞬間的に却下です。ただし、ビジョンを示す必要はあります。
2の場合は徹底的に話し合うべきです。
誰もいないところでも、道路を作ると産業が発展し国が豊かになることがわからない人には、「A列車で行こう」をやりこんでもらいましょう。
http://morimasaya.jp/2010/12/post-369.html
公共事業を増やすことは、経済活動に必要なインフラを整備することですし、市中にお金が回り経済が活性化する原動力にもなります。
公共事業は、土木関係や通信関係、教育、育児、健康、科学、その他たくさんやるべきことがありますし、政府の支出も増やすべきだという点で増やしていくことが必要だと考えています。
現在の中国政府はインフラ投資が日本とケタ違いです。将来の経済力に中国と日本の差が出てくるのは当然ですね。
公共事業の縮小の話をする国会議員は日本の将来を考えていないというか考えられない状況だと思いますし、公共事業を進める人でも利権がらみの人は同様です。
実際に行動を起こさなくても、この辺について少しだけでも意識を向ける人が増えれば日本は変わっていくと思います。(^_^)
事業仕分けも単なるメディアパフォーマンスでしたね
仕分けされた大部分が、元通りに通常業務を行っている事をどれだけの国民が理解しているのか
この国の有り方に疑問さえ感じます
>きよさん
あ、仕分け後も元通りになっているところが多いんですか。私も知りませんでした。(^_^;)