心が大きな幸福を求めるのは、その本質による 

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今日は、特にやることが無いので久しぶりにのんびりしています。やるべき仕事自体はたくさんあるのですが、重要で急ぎのものは特に無いと思います。一応、やることはいつも全部書き出しているので漏れていなければですけど・・・。

で、こうしてのんびりしているときにじっくりと読みたいのが「超越瞑想と悟り」という本です。と言っても、これから友人が遊びに来るのでのんびりできませんが。(^_^;)

ということで、ちょっと引用してみます。「超越瞑想と悟り」については、こちら。

http://morimasaya.jp/2009/11/post-31.html

では、始めます。

悟りを得た尊主と勇者アルジュナとの会話形式の原書をマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーが解説しています。

------------------------------引用ここから

第2章 詩節67

心が、さまよう五感に支配されるとき、その人の理知は五感によって奪い取られてしまう。あたかも、水面の舟が風に運ばれるがごとくに。

(原文:When a man's mind is governed by any of the wandering senses, his intellect is carried away by it as a ship by the wind on water.)

(注:ここからがマハリシの解説)

心が大きな幸福を求めるのは、その本質によります。例えば、心が五感の一つを通して何かの体験を楽しんでいるとしましょう。心はその五感が提供してくれるものを最大限に楽しもうとしますから、その楽しみの過程にすっかり没頭してしまいます。

このように一つのことだけに夢中になってしまうと、心は弁別力を失ってしまいます。弁別することは理知の主要な働きです。五感は人から理知を奪いとってしまう、という尊主の言葉は、このようなことを意味しているのです。

幸福を与えてくれそうなものであればどんなものでも、心は喜んで受け入れます。どの五感の対象であっても、それが幸福を与えてくれそうなものであればどんなものでも、心はそれに占領されてしまいます。

これは心にとって別に不名誉なことではありません。なぜなら、心の本質は楽しむことであるからです。

同じように、五感が心を対象の喜びに引き寄せたとしても、それは五感の不名誉ではありません。五感は心が楽しむことができるように作られた仕組みであり、忠実な召使いのように、心に仕えようと待ちかまえているのです。

舟が風で運び去られるように、五感によって心は創造世界の外側の粗雑な方向、すなわち五感の対象の方向へと完全に運び去られ、集中力を失ってしまいます。なぜなら、拡散する光のように、理知という集中した状態とは反対の方向に進んでいくからです。

次の詩節では、安全のために五感を制御せよという助言が与えられます。

------------------------------引用ここまで

ということで、この次の詩節では五感の制御について述べられています。

ちなみに、五感についての過去記事はこちら。

http://morimasaya.jp/2010/12/post-366.html

なぜこの部分を引用したかというと、今から友人と遊んで、明日はツーリングと、楽しいことがたくさんあるので、「やっぱり人生は楽しまないとね~」っていう感じです。(^^)

心は、常に幸福を求めます。ただし、楽しすぎると疲れる時もあります。どうすれば良いバランスになるのかというと、五感から楽しみを得るのではなく、自我を確立して五感からの喜びを楽しむということです。

もし、あなたが犬ぞりで北極の氷の上を進むとき、5匹の犬がバラバラに走ると進みません。それぞれの犬は可愛いし、それぞれを大切にしたいのですが、すべてを決めるのは主人である「あなた」です。

5匹の中の1匹が、ある方向に行きたいと引っ張り始めたとき、あなたがそれに従うと全部がそちらに行きます。そして、本当に行きたいところに到達できなくなります。

本来の理想は、あなたが目的地に行くために犬に協力を求めることですね。その犬が可愛いからといってついついその犬の言う事を聞いているとうまくいきません。寄り道も楽しいですけど。(*^_^*)

まあ、そんなこんなで、五感を制御すると思うと大変です。それを実現するのは理屈や思い込みではなく、実際に実現可能なテクニックによるもので、私がTM瞑想を勧めるのは、この五感を制する状況を無理なくカンタンに実現することが可能だからです。

初めてこのブログを読んだ人は、「イッちゃってる人」と思うかもしれませんが、まあ、そんな感じで。(^^)

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コメント(2)

アメーバからの足跡で訪問しました

五感に由来する幸福とは単なる感覚的愉悦でしょうね
いやそれを否定しているのではなく
それに執着している自我を扱っている
それがTM瞑想のなのかと、、、

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