安倍総理の政策について、色々なところで色々な話があります。特に「インフレターゲット」という言葉については今まであまり取り上げられて来なかったので歓迎です。
さて、やはり否定的な記事も目にするようになってきました。ヤフーニュースでは、「日本は年内に破綻」という見出し記事もあります。内容を読むと、ちょっと的外れなのと対案が出ていません。単に不安になっているだけという印象です。
ところで、今日は三橋貴明さんのブログにクルーグマン氏のコラムの翻訳が掲載されていましたので、リンクを貼っておきます。アベノミクスの財政的な解説は三橋さんのブログがとても参考になります。
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/day-20130116.html
安倍首相に関しては、2011年8月の日本経済復活の会で講演してくださいましたので、私のブログでも記事にしました。アベノミクスは、単に思いつきでやっているわけではないことがわかると思います。
http://morimasaya.jp/2011/08/post-606.html
ちなみに、去年の総選挙前に書いた記事はこちら。
http://morimasaya.jp/2012/12/post-812.html
今回の政策で、もしうまく行かなかったとしたら、それは財政出動の規模が小さかったということになります。そして、それがこれからの戦いになるだろうと思います。財政規律を重んじるあまり、デフレが続いています。結局、増税という手法しか取ることが出来ない方々が退場していきました。
TPPの問題は、日本を守るために安易に全面的な受け入れはしないと思っています。本当は「拒否」がいいのですが、私は「決定する前に話し合い」が重要だと思います。「TPPを受け入れる」とか「TPPに参加する」ということではなく、「TPPについて話し合う場に参加する」というのならいいと思います。
ただ、参加したことで「No」と言えずに受け入れてしまったり、譲歩をするような心配はありますので、自分の意見を言えないうちは話し合いも参加しない方が今後のためと思います。
原発については、再稼働は確かに安全だし日本の産業にも良いだろうと思います。ただ、やはり危険なことと廃棄物の問題がある限りは代替エネルギーをどんどん進めていただきたいと思います。
話が脱線しましたが、経済的な政策については以前からずっと今のようなやり方を希望していましたので、期待しています。
三橋貴明さんは、今月末の日本経済復活の会の会合にも参加されます。誰でも参加できますので、興味のある方は、ぜひいらっしゃっていただければと思います。アベノミクスへの疑問をお持ちの方も質問できると思います。頭ごなしに拒否するような人たちではありませんので、きちんとした話ができるはずです。
今から景気対策をしても結果が出るのは1年以上先ですが、それなりに円安や株高の効果は出てくると思います。円安で困る人には嬉しくない話ですけど。ガソリンなども上がると思いますが、給料も上がるはずです。
毎年毎年、少しずつ給料が上がっていくことが「緩やかなインフレ」です。100万円の借金も10年後には価値が下がるので楽になります。デフレを脱却して、みんなで経済的に豊かになりましょう。
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