先週、ROLEXのデイトナを買いました。前に買ったのは記録を見ると2005年の7月でしたので、8年ぶりです。
以前はデイトナのイエローシェルのコンビでしたが、実は最初に欲しかったのは革ベルトのタイプでした。コンビと18kの価格差がけっこうあるので、当時は「時計にそこまでお金を出せない」という気持ちもあってコンビにしました。(コンビは18kとステンレスのモデルで、金色と銀色の金属ベルトタイプです。)
「金色の時計に茶色のベルト」が好きなのは、もしかすると高校生のときに親戚の人にいただいたオメガの時計の影響かもしれません。その時計はやはり金色で茶色の革ベルトでした。ぼーーーーっとしているときに、太陽の光を受けてとても綺麗な金色を見るとなんともいえない癒される感じがしていました。
そのオメガの時計はなぜか紛失してしまったので存在すら忘れていましたが、自分で時計を買おうとするといつも思い出します。時計自体は平べったいもので、似たようなデザインはよく見かけます。丸いタイプです。
で、金色に茶色のベルトの雰囲気は好きですが、デザイン的に気に入るものが無い。あと、金色の時計って、なんだか成金のイメージがありますよねーーー。
今は金色の金属の販売をやっているので金色を身につけたほうがいいと思っていることもあるし、成金という言葉もなくなってきている気がします。最近の成金の人はどんな格好をしているんでしょうね?
というわけで、ブルガリのアショーマかロレックスのデイトナで迷ったあげく、結局はいざというときの下取りを考えてロレックスにしました。「貧乏人はロレックスを買え」というと変ですが、下取りを考えると圧倒的に有利なロレックスは流動性の高い現金に似たようなものかもしれません。現金というよりは株のロスカット的なものに近いかもという気もしますが。
今回は、ベルトが黒いので茶色いベルトに交換予定です。調べてみると、東京駅の日本ロレックス行くと相談に乗ってくれるようです。ついでに文字盤をホワイトシェルにしようと思うのですが、金額を聞くと38万円!文字盤だけでその値段なので考え中です。もうちょっとお金を足せばブルガリのアショーマも買える金額です。
車のように保険にも入れないので、何かあったときの精神的な打撃もありそうですし、どうなんでしょうか。でも、シェルの文字盤はすごく綺麗。イエローシェルは金色すぎて針が見えなくて時間がよくわからないという弱点があるのでホワイトシェル希望です。
さて、こうして買い物をしてみると、やはり「モノを買う」「モノを手に入れる」というのは「執着を生む」ということもすごく感じます。
「手に入れたい」そして「手に入れた後に無くしたくない」というのは心に緊張を生み出します。
瞑想を続けることによって得られる「無執着」は、けっして「無執着を装う」というものではありません。何かを手に入れた時、それを失うことに不安を感じた場合は、それを素直に受け入れて瞑想をしましょう。自分自身に満足した時こそが、他のものが気にならなくなる瞬間です。
言ってることがメチャクチャかもしれませんが、芸術品を楽しむことは生きている楽しみです。色々なことを楽しみたいと思います。(^^)