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宗教の勧誘

mori (2010年8月14日 09:45)

宗教の勧誘を受けた人は、けっこういると思います。

私は数回ですね。

高校生のときのたまり場の喫茶店で、ある日某宗教の映画を上映していることがあって観たことがあります。そのときは勧誘されませんでしたが・・・。

うちの近所を数名で歩いてチラシを配っている団体もあります。

私は、どちらかというと宗教の話は好きです。

なんというか、宗教をやっている人には「今の生活をもっとよくしたい。」とか「みんなで幸せになりたい」という気持ちがあるからです。

起業したいと思っているビジネスマンや経営者の方々についても同様の感覚はあります。

ただ、「これをやれば必ず幸せになれる」と力説されても困ってしまいます。話をしているその人に力が入っていると、ちっとも幸せそうではありません。

同様に、「これをやれば儲かる」と力を入れている人も儲かる感じがしません。

ネットワークビジネスもそうですが、「これには希望がある」という話について「これは必ずうまくいく」という表現をしている人は初心者っぽいイメージです。

「勧誘」とひとくくりにしてしまうといけないのですが、「宗教」に関しては、やはりなんだか「良くない」という印象があります。

宗教の勧誘をしている人も、もちろんそれを承知しているわけですから、その上で勧誘をするには何か伝えたいと思う大事なことがあるはずです。

 今の時点で、私は現在の宗教で幸せになれるものは無いと思っています。

以前、ブログでも書きましたが、「人を幸せにするものが宗教」だと思っていますから、現在は「宗教の形をとっているものはあっても、本当の宗教は無い」という風に思っています。

もちろん、私は世間が狭いです。(^^)

世の中に色々なことがあるだろうと思っていますが、今ところは「良い宗教」というものは見当たりません。

「我こそは」

という宗教家の方がいらっしゃいましたら、お話もお聞きしたいと思っていますので連絡をいただければと思います。

今のところ、私はインドのヴェーダの知恵がすばらしいと思っているのですが、「インドの知恵なんかやっている人に話をしてもわからない」とか「それを極めてから話をします」という表現をする人も過去にいました。

なんか、そういうのは変だなあ、と思うんですけど・・・。

なんにせよ、世の中の人が平和で幸せに暮らしていくことを願っている人は、宗派を問わず協力していければいいな、と思っています。

やっぱり、全員の力を合わせた方が強力ですよね。

アパウルシェーヤ・バーシャ

mori (2010年8月13日 10:36)

アパウルシェーヤ・バーシャという言葉は、たぶん聞いたことが無い人が多いと思います。

インドの言葉です。

私はインドに古来から伝わる「ヴェーダ」という総合的な知識の紹介をするときがありますが、「ヴェーダ」というと「インドの宗教」と思われることが多いです。

また、朝夕に瞑想をやっているのですが、それも「宗教」と言われることもあります。

まあ、それはそれでいいのですけれど、「ヴェーダ」には色々な種類があります。最近は知名度が上がってきた「アーユルヴェーダ」の文献の「チャラカサンヒター」は、チャラカという人によって書かれたと言われています。

しかし、ヴェーダの知識自体は、自然界に普通に存在しているものなので、誰かが作ったというものではありません。

ヴェーダには40部門があり、アーユルヴェーダもその中に含まれています。

タイトルの「アパウルシェーヤ・バーシャ」は、「人の手によらない注釈」という意味です。

よく例に出されるのが「リク・ヴェーダ」です。

「リク・ヴェーダ」は、ヴェーダの中の「根本聖典」と呼ばれる文献です。

それは、

「アクニミレ・・・」

という音で始まります。

そして、それが世界のすべてを現していると言われています。

最初の音、「ア」は無限の表現です。「アーーーーーー」と発声してみると、活動が続いている音だということがわかります。

次の音は「ク」です。これは「点」の表現で、動きが止まる音だということがわかります。

動きと停止の正反対の価値のバランスが音で表現されていて、次の「ニ・ミ・・・」と続きます。

さらに、最初の音を次の音が解説するという構造になっていますが、長くなるので省略します。

このように「リク・ヴェーダ」の音や構造などについての注釈があるのですが、それが「アパウルシェーヤ・バーシャ」と呼ばれるものです。

ヴェーダは宗教のようですが、実際はすべての世界を表現したものです。ですから、信じる必要がありません。「水は上から下に流れる」という言葉と変わりません。

そして「リク・ヴェーダ」は、「自らを詳細に展開する」という構造があり、「自己参照的」とも言われます。

私たちの日々の生活を含め、世界の基本は「自己参照的」だという解説でもあります。

ヴェーダ文献は、現代科学では特に物理学との相性が良く、生理学とも一致する部分が多くあります。

まあ、それはともかく、「リク・ヴェーダ」の「アパウルシェーヤ・バーシャ(人の手によらない注釈)」と呼ばれるものは、非常に興味深いものだと思います。

自然法則

mori (2010年6月 2日 09:14)

普段はあまり気にしないのですが、「自然法則」というものがあります。

簡単な例では、

「誰でも、なんでも、地球上のものは重力の影響を受けている」

とか、

「生ゴミが腐ると臭い」

とか、どこの国の人とも同じ認識を持つことができるものがあります。

「自然法則」という単語のイメージとちょっと違うようなものとかもありますが、けっこう色々なものがあります。

化学や物理などをやっていると、「すべてのものに共通する法則」というのは無視できませんが、普通に生活をしているとあまり意識はしていないと思います。

誰かに

「お前、バカ」

と言えば相手は不愉快になりますし、

「いい人ですね。」

と言えば、気分も良くなります。

これは、「作用・反作用の法則」でもあります。

インドの健康法のアーユルヴェーダでは、例えば

「昼の12時ぐらいが1日のうちで一番消化力が高い」

「疲れたときには、甘いものやすっぱいものが美味しいし身体にも良い」

「運動不足で食べ過ぎると、身体が重く感じる」

など、「自然法則」が多く語られています。

アーユルヴェーダだけでなく、インドの「ヴェーダ」では建築、音楽、占星術等々の知識がたくさん文献になっていて、世界各国の大学や研究機関でも取り上げられています。

自然法則を知ることにより、無理なく、快適な人生を過ごすことができるようになります。

私は、色々なところに出かけることも多いのですが、「季節の野菜をゆっくり食べる」なんていうことが難しいこともあるので、アーユルヴェーダの知識の普及も進めて行きたいと思っています。

外側は内側に依存する

mori (2010年5月25日 10:51)

言われてみれば、「ああそうか」と思いつつ、普段意識していないことってありますよね。

「外側は内側に依存する」

と言われても、抽象的な表現なので最初はちょっとわからないかもしれません。

例えば、

「ストーブの周囲の温度は、ストーブの中の温度に依存している」

「洋服などのファッションは、その人の心のあり方が反映されている」

「病気の症状が出たときは、体の中に何か問題がある」

など、思いつくだけでも色々とあります。

表面に見えているものは、内側にあるものの表現であるという風にも言えます。

会社訪問、家庭訪問、イベントに参加するときなど、対応の仕方や整理整頓などを見ると、その責任者の「思い」が表現されているようにも思えます。

「表面だけ取り繕う(とりつくろう)」とか、「見た目重視」

というのは、表面を良く見せることで内面も良く見せたいということだと思います。

実際は、表面ばかり何かをしても、どうしても内面が外に出て来てしまいますから、外見を一生懸命やりつつも内面を磨くのがいいですね。

実は、この「外側は内側に依存する」という言葉は、アメリカのマハリシ経営大学で教えているそうです。

内面を磨く方法としては、マハリシ経営大学でも扱っている「TMテクニック」と呼ばれる瞑想法があります。普通の瞑想とは、やり方も全然違うのですが、まさに内側から心や体を浄化するテクニックです。

普段は特に何も考えずに、無理をせずに自然に内面を整える方法なので、オススメです。

瞑想というと、「宗教ですね」と良く言われますが、その辺は過去のブログ記事に思うところを掲載しています。超ヒマな人は読んでみていただければ幸いです。(^^)

http://morimasaya.jp/2010/03/post-135.html

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