以前、どこかで記事にした気がしますが、「大きな問題は小さくして解決する」ということについてです。
仕事や予定が進まないときや、頼んだことをやってくれない部下がいるときなど、「仕事のとっかかりがわからない」という場合に有効です。
また、解決できそうにない問題を落ち着いて対処していくためにもいいですね。
ポイントは、とにかく「書きだすこと」です。
例えば、
「東京から大阪に行くチケットを手配する」
ということがあるとしましょう。慣れている人には簡単すぎる話で、誰かに頼んでもすぐに出来そうです。
しかし、それをやったことがない人には超難問に感じることと思います。上司が部下にお願いしたときには上司に相談できますが、自分ひとりだと暗礁に乗り上げそうです。また、上司に聞くのを躊躇していて、仕事を頼まれた部下が手付かずという場合もありますね。
基本的な進め方としては、「東京から大阪に行くチケットの手配」に関する内容を全部書き出すことです。
・行く目的と人数の確認。
・時間が短くて料金が高いのは新幹線、安いが時間がかかるのは高速バス。(ヒッチハイク?)
・何月、何日に行くか。
・到着時間が大事か、出発時間が大事か。
・帰りのチケットも必要か?
・途中でどこかに寄るか?
・チケットをどこで買うか?(インターネット、旅行代理店、安売りチケット販売店)
・ついでに、宿泊やお土産の用意なども追加していいかもしれません。
というように、関連するものを思いつく限り全部書き出します。
そして、それぞれの項目について解決していきます。場合によっては、先に優先順位を決めるほうがいいでしょう。
今かかえている実現不可能に見える大きな問題も、小さく分けると解決するために何をすれば良いのかが見えてきますので、悩んでいる部下の相談にのるときにも有効に活用できると思います。
で、ここまでが前フリです。
今日の主題は、インドのヴェーダです。日本語では、「科学」とか「知識」と訳されます。アーユル・ヴェーダは生命に関する知識、スターパティア・ヴェーダは建築学、ガーンダルヴァ・ヴェーダは音楽、というように、相対界のあらゆる問題について解決するための知識があります。
アーユルヴェーダは、たまにこのブログでも書きますが、「体調が良くない」とか「体力が落ちてきた」など自分で問題を感じたときにも、例えば「食事について」や「生活リズムについて」などの色々な項目を分析して部分を修正していきます。
「ヴェーダ」は問題を解決するための知識で、詳細な項目について具体的な解決方法が示されています。
つまり、大きな問題を小さく分けて解決する方法でもあるために、効果を得られやすいのだと思います。