この本は、商売をする人なら必読の書です。
神田昌典氏の「監訳者はじめに」の冒頭の文章を紹介します。
「いまから12年前のこと―――毎晩、むさぼるように本書を読んでいた。ベッドのなかで眠気に意識を失うまで、手放さなかった。目覚めても、開かれたままのページに舞い戻った。
・・・・・・・
」
という内容です。
もちろん、当時読んでいたのは英語の本で、それを日本語に訳したのが本書です。
主に、チラシや広告を作るときのキャッチコピーに関する知識が書かれています。
どのようなものかというと、
・どんな見出しが1番注目されるか
・35の見出しの型
・広告のテスト方法
・コピーの出だしの書き方
・コピーの効果を高める20の方法
・誰もがぶつかる問題を避ける方法(地味な商品、等の演出など)
・もっと問い合わせが増える32の方法
・最大数のお客にアピールする方法
・どんなレイアウトとビジュアルが1番注目されるか
などが具体的な事例を元に解説されています。
内容が濃いために1冊読むのに時間がかかります。さらに理解するのに時間がかかります。そして、実際に自分の仕事に応用するにはさらに時間がかかります。
しかし、何もやらないよりもいいと思います。
私はまだまだ自分の仕事に活用できていませんが、かなりヒントはもらいました。
本を読みながらメモをしたり、自分の仕事に応用できないかを考えたりして、読み終える頃にはメモもかなりの量になっていました。
いくつかチラシも作ったりしましたが、まだまだ色々とやってみようと思っています。
自分の専門分野では無いのですが、仕事をやるからには必要な知識だと思います。