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ザ・コピーライティング

mori (2010年2月 4日 11:36)

ザ・コピーライティング

この本は、商売をする人なら必読の書です。

神田昌典氏の「監訳者はじめに」の冒頭の文章を紹介します。

「いまから12年前のこと―――毎晩、むさぼるように本書を読んでいた。ベッドのなかで眠気に意識を失うまで、手放さなかった。目覚めても、開かれたままのページに舞い戻った。

・・・・・・・

という内容です。

もちろん、当時読んでいたのは英語の本で、それを日本語に訳したのが本書です。

主に、チラシや広告を作るときのキャッチコピーに関する知識が書かれています。

どのようなものかというと、

・どんな見出しが1番注目されるか

・35の見出しの型

・広告のテスト方法

・コピーの出だしの書き方

・コピーの効果を高める20の方法

・誰もがぶつかる問題を避ける方法(地味な商品、等の演出など)

・もっと問い合わせが増える32の方法

・最大数のお客にアピールする方法

・どんなレイアウトとビジュアルが1番注目されるか

などが具体的な事例を元に解説されています。

内容が濃いために1冊読むのに時間がかかります。さらに理解するのに時間がかかります。そして、実際に自分の仕事に応用するにはさらに時間がかかります。

しかし、何もやらないよりもいいと思います。

私はまだまだ自分の仕事に活用できていませんが、かなりヒントはもらいました。

本を読みながらメモをしたり、自分の仕事に応用できないかを考えたりして、読み終える頃にはメモもかなりの量になっていました。

いくつかチラシも作ったりしましたが、まだまだ色々とやってみようと思っています。

自分の専門分野では無いのですが、仕事をやるからには必要な知識だと思います。

「無」の物理学

mori (2010年1月23日 11:10)

きのう、本屋でチラッと視界に入ったので思わず買ってしまいました。

Newton(ニュートン) 2月号です。

Newton

サブタイトルの

「『空っぽの空間』は、本当に空っぽなのだろうか・・・」

という1文に強力に引き付けられました。

私はインドのTMという瞑想をやっていて、その関係で聞いたことがあるのですが、インドで太古の時代から言われているのが、

「『無』という状態は、エネルギーに満ちている。」

という話なんです。

「TMは、『無』というエネルギーに満ちた状態を直接体験するテクニック」

とも言われています。

でもなぜ、「何も無い」のに「満ちている」のか?

とても疑問ですし、難しい話です。ただ、現代物理学でも同じ事が言われているというのは以前から聞いていました。

それで、今回はそれが解説されているかな、と思ったわけです。

例えば、こんな記事。

「無」が宇宙を生んだ

そうです。「無」の話になると、極小の話になるかと思うのですが、宇宙の話になったりします。「無限小と無限大は同じである」というのもインドで言われています。

ちなみに、記事の本文はぼかしてあります。興味ある人は、ぜひ購入していただければと思います。たぶん、まだ売っていると思います。(^_^;)

それで、興味深いのは「超ひも理論」ってやつです。これまたインドで「この世はすべて振動で出来ている」という言葉あって、最新の物理学が同じ話になっているということも以前から言われています。

「超ひも理論」の本も買って読んだことがあるのですが、理論はまだ完成されていないのですね。

超ひも理論

解説はとても興味深く、面白いです。

そして、

「『無』は無限大を生み出し、物理学を破綻させる」

とあります。

「点」は無限大

「無」の言葉の定義の問題もあるかもしれませんし、「何も無い空間」というものはもしかしたら不可能な話なのかもしれません。

私が興味を持ち続けているのは、インドの神話と現代の最新物理学が、いつの時代も呼応していることです。

主体的で感情の入ったイメージのインドの神話と、感情を排除して理論的にまとめた科学は、相反するものだと思うのですが、目指すゴールは一緒だというところが感動的です。

人間関係でも、お互いに意見が合わなかったり違った行動をとったりしますが、目指すゴールは同じだろうな、と思うところでもあります。

まあ、なんにせよ、物理学はとても難しいのですがすごく興味深い分野です。

愛を伝える5つの方法

mori (2010年1月19日 11:27)

ここ数日は書評のブログとなっていますね。まだまだ紹介したい本はありますが、まあゆっくり行きましょう。

で、今日紹介するのは、「愛を伝える5つの方法」です。

愛を伝える5つの方法

実は、中身はざっとしか読んでいません。(>_<)

「そんな本、紹介するな!」と言われそうですが、めんどくさくて読みませんでした。(^_^;)

ただ、この本を知ったきっかけの話が面白かったんです。どんな話かというと、

「恋人や夫婦ですれ違いっていうのがあるんだけど、それはお互いにコミュニケーションのやり方が違うんだ。」

ということでした。

つまり、

「愛を伝える」

というときの「伝える方法」が人によって違うために、相手に理解されないことがあるんですね。

で、その「愛を伝える方法」には5つの方法があるというのがこの本の趣旨です。

いつもは、あまり本の内容は書かないようにしているんですけど、今日は書いちゃいますねー。(^^)

いや、せっかくだから「また来週」とかにしようかな?

と言いつつ、5つの方法を書いてしまうと、

1.肯定的な言葉

2.クオリティ・タイム

3.贈り物

4.サービス行為

5.身体的なタッチ

の5つです。ちょっと説明をしますと、

1.肯定的な言葉

相手をほめたり励ましたりとか、相手のためになるようなことを言ってあげることです。

2.クオリティ・タイム

ただ一緒にいるだけで幸せになるのがこのタイプですね。言葉も何も無くていいから、ただ一緒にいればいいということです。

3.贈り物

これは、すごいものを贈るのも含まれるんですが、基本的にはなんでもいいんです。1個のアメ、道に咲いていた一輪の花、小さなキーホルダー、そういうものを毎回会うごとに持って行って渡すことです。

4.サービス行為

相手に尽くすことですね。何かをしてあげるという行為です。相手の要求を満たすために献身的な行動をすることです。

5.身体的なタッチ

体が触れていると安心するタイプです。言葉が無くても、プレゼントが無くても、体が触れていることで愛を感じるタイプは、愛の表現として身体的なタッチをします。

 

と、以上の5つに分類されるそうです。

そのせいで、こういうことが起こります。

「あの人は毎回つまらないものをお土産に持ってきてくれるけど、ちっとも言葉で好きだと表現してくれない」

「あの人はいつも手をつなごうとか言ってくるけど、お土産ひとつ持ってきてくれたことが無い」

「あの人は好きだと言いながら、私のために何かしてくれることは無い」

と、キリがないのでこの辺にしますが、上記のような不満が出てくることがあるのは、相手に伝える表現方法に違いがあるのが原因かもしれません。

うまく行っていないと感じるときには、ちょっとこの辺を考えてみると何かのヒントになるかもしれません。(*^_^*)

日経トップリーダー 1月号

mori (2010年1月 8日 11:07)
日経トップリーダー1月号

 

毎月、なんだかんだで日経トップリーダーの話をしていますが、経営者は必ず読むべき本だと思っていますので紹介しています。

また、トップのやり方に疑問を持つ管理職の方にも参考になることは多いと思います。

基本的な考え方として、「自己責任」「お客様が喜ぶ商売」「努力」「人と違うことを恐れない」などなど、利益が出る会社を運営するために必要なことの実例がたくさん掲載されている本だと思います。

今回は、ワタミ会長の渡邉美樹氏の話がトップ記事です。「経営思考の三原則」ということについてお話されています。具体的な内容はここでは書きませんので、興味のある方はぜひ買って読んでみていただければと思います。

そして、連載されている星野リゾートの話は島根県の「華仙亭有楽」という高級旅館についてです。読むたびに星野リゾートに行きたくなりますから、かなり宣伝効果も高いでしょうね。

あと、中期経営計画のセミナー広告で、私が以前行っていた太田イオンの美容室、「lovehair」が紹介されていました。ちょっとびっくりです。早くて安かった記憶があります。(^^)

今回の特集、「心の強い人を育てる」というのは、どんな組織が強いのか、そしてやる気がでるのか、ということについて考えさせられました。

他にも色々、読みどころが多い号でしたので、今回もオススメです。(*^_^*)

自分の取扱説明書

mori (2009年12月 3日 09:20)

今月も「日経トップリーダー」が届きました。倒産した経営者の「あのときの判断が失敗した。」という話など、興味深いものがあります。

そんな中で、テニスプレーヤーで有名な松岡修造さんの話が面白かったので紹介します。

イチロー選手、石川遼選手、伊達公子選手といったトップアスリートに共通しているのは、「自分を第三者的に見られる」という点だそうです。

どういうことかというと、インタビューをしていても「頑張っています」というような曖昧な言葉では無く、「何をどういう風にしていくか」という具体的な方法論を語ってくれるそうです。

松岡氏自身は、思ったことは何でも紙に書くようにしていて、それを「自分の取扱説明書」と呼んでいるそうです。

自分の長所、短所、できること、できないこと、等々を書き出すことによって自分の弱点や得意分野に気がつくということでした。

私も、紙に色々と書き出すのはお勧めです。

パソコンに入力するよりも紙がいいですし、手帳やノートよりもA4,A3などの紙の方がいいと思います。

そして、自分の頭の中で思っていることを全部書き出すのですが、それと同時に毎日のルーチンワークを含めた自分のやること、義務などを書き出す作業は1年に1回ぐらいはやるといいと思います。

机のかたづけ、近所との付き合い、車の掃除、冬服と夏服の入れ替え等々、細かなところまで書き出して眺めます。

何か困った問題が発生したときも、とにかく書き出すのがお勧めです。問題点が見えてきます。

毎日、忙しすぎる人の場合は、たいてい優先順位がうまく認識されていないことがあるので、重要度を振り分けるのもいいでしょう。

自分が何を考えて、何をやろうとしているのかがはっきりすると、目標の達成も早くなりますし、他人に自分の考えや状況を伝えやすくなります。

「自分の取扱説明書」というのは、きちんとした文章で作るものではなくて、自分自身を知って、それを行動につなげることなのですが、行動のための基盤となる部分は、確かに「取扱説明書」ということになりますね。

なかなかいい表現だなあ、と思いました。(^_^)

超越瞑想と悟り

mori (2009年11月26日 08:24)

私が最も好きな本、というか大切にしている知識が書かれている本の紹介です。

 

「超越瞑想と悟り」

マハリシ・マヘーシュ・ヨーギー著

読売新聞社 発行

 

基本はインドに伝わるバガヴァッド・ギーターという物語の解説です。

舞台は戦場で、戦う相手は親戚です。

「なぜ戦わなければならないのか?」

「うまくやっていきたいと望んでいて、戦いたくない。」

「人を殺すことは罪になる。しかし、自分の職務を放棄すると自分の国民が殺される。どちらにしても罪を負うことになる。」

等々の心の葛藤、そしてその解決手段。

「いかに考え、いかに行動すべきか?」

人生の核心部分について語られています。

序論より抜粋して引用します。

 ------------------------------------------------ 引用ここから

生命の相対領域には常に混乱と無秩序があり、人間の心はいつも過ちや迷いに陥ります。『バガヴァッド・ギーター』は生命を生きるための完全な手引書です。常にそこにあり、どんな状況にある人をも助けようと待機しています。

ちょうど時の荒波にもまれる、生命という船を支える錨(いかり)のようなものです。

『バガヴァッド・ギーター』は個人の生命に成就をもたらします。社会がその教えを受け入れるならば、その社会に安寧と秩序がもたらされるでしょう。また、世界がそれに耳を傾けるならば、恒久的な世界平和が実現されるでしょう。

『バガヴァッド・ギーター』は、生命の科学と生きる技術を提供します。いかに存在すべきか、いかに考えるべきか、いかに行動するべきかを教えてくれます。

内なる「存在」に触れることによって生命のあらゆる面を栄光化するというその技術は、ちょうど木の根に水をやることによって、その木全体を生き生きとさせるのに似ています。

------------------------------------------------ 引用ここまで 

 

「五感」は何故あるのか?コントロールできるのか?

相対界にある「3つのグナ」と呼ばれる法則の説明。これは、「創造、進化する力」「維持する力」「創造されたものを破壊する力」というようなものですが、すべてのものがこれで説明できます。

その他、相対的な現象すべてと絶対的なものの解説も、戦場の物語の中で語られていきます。

私には、「無人島に持っていくならこの1冊」という位置づけです。

ビジネス書は仕事をうまくやるために必要なもの、小説や詩は人生を豊かに楽しむためにあるもの、そして、そのような「仕事をうまくやっていく」「人生を楽しむ」という事のために必要な基盤について、とても素晴らしい知識を与えてくれるのが「超越瞑想と悟り」なのです。

日経トップリーダー 11月号

mori (2009年11月 7日 15:54)

もう10年以上、毎月読んでいる本があります。

今年、「日経ベンチャー」から「日経トップリーダー」に名称が変更された月刊誌です。

http://nvc.nikkeibp.co.jp/

店頭販売はしていないと思いますので、定期購読の申し込みをして郵送で届く形になります。

毎月テーマが変わり、内容も時代と共に変わっていきますが、編集方針で終始一貫して変わらないもの、それは「ビジネスを成功させる」という強い意思です。

成功した経営者、失敗した経営者、色々な記事が載っていますが、常に「自分を反省し、今のやり方を最善にする」という大事な部分が語られています。

昔、経営の相談ができる人がいないとき、どちらかというと周囲とまったく考えの違う自分が迷っているとき、この本を読んで元気付けられました。

「自分と同じ考えの人がいる。そしてがんばって成功している。自分も頑張ろう。」

と、何度励まされたかわかりません。

当然のことながら、出てくる経営者の方々を選んで記事を書いているのは編集の人たちですから、この人たちの考えがずっとブレていないので、毎号毎号、非常に楽しめます。

今月は、「経営者の言葉力」ということで、部下に対する言葉、客先への言葉を、成功している経営者や原辰徳監督、野村克也監督の例をあげながら紹介しています。

「確かにそうだよなぁ」と思うところが多いので、経営者の方はぜひ購読されると良いと思います。

私の会社は最近やっと損益分岐点まで戻ってきましたが、この10年、成長し続けて銀行の信頼も得られるようになった要因のひとつに、この本の定期購読というのがあると思っています。

あらゆる業種に通用する、ビジネスの基本から応用までが載っているので、毎号とても楽しめます。

もちろん、「ありがたいお話」では無く「実践的な話」が中心なので、自分の行動を変えていくことができる本です。

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