今月も日経トップリーダーです。
私達経営者が知りたいのは、他の企業の様子や経済の見通しもそうですが、他の経営者が何を考え、どう動いているかですね。
東日本大震災の関連記事が多い今号は、編集長の高柳氏の力強い励ましのお言葉から始まっています。
「これまで日本の経営者は、幾多の困難に打ち勝ってきました。必ず復興できるはずです。元気を出しましょう。そして、苦難に挑みましょう。」
という一文は、今回の震災だけでなく、ずっと以前から紙面を通して伝わってきたメッセージでもあります。辛い状況の経営者を応援し、励ます月刊誌ですね。
被災地の経営者の方々のコメントも読みましたが、みなさん本当に前向きです。すごいです。「防災室のサーバーのデータが無事」という方もいて、さすがだと思いました。
そして、阪神淡路大震災の後、中小企業に何が起きたかということを元に今後起こり得る事態のシミュレーション記事がありました。
過去の例から考えると厳しい状況になりそうです。
そして最近、何回か特集になっている中国進出の話。
かなり具体的で詳細な話が紹介されています。
純粋に「会社と利益」を考えれば景気の良いところで仕事をした方がいいですね。考えてみる価値はあると思います。
あと、「野茂のコトバ」が最終回なのは残念です。
「『絶対に潰れない』と安心したら、どんな組織も衰退を始めるのだと思います。」
という話は、野茂選手もそうやって頑張ってきたんだなぁ、と改めて励まされます。
かばんの「エース」の社長の話も良かったです。ちょうどゼロハリのカバンが修理中です。
私の会社もけっこう大変ですが、やるべきことをやって悔いのないようにしようと思います。