喜びは、どこからやってくるのでしょうか?
サンタクロースが、あなたの喜ぶプレゼントを持ってきてくれるかもしれません。本物のサンタさんにプレゼントされたら、超嬉しいかもしれませんが・・・。
サンタさんのプレゼントだけではなく、とにかく欲しかったものが手に入ると嬉しいですよね。
あるいは、何かを達成したとか、忙しい仕事が終わって休暇に入ったとか、子供が生まれた、好きな人とうまくいった、美味しいものを食べた、ダイエットできた、昇給した、等々、色々なことがありますね。
他にも色々とあると思いますが、普通に「喜び」というものを考えると、それは自分の外からやってきます。
美味しくて健康的なものを食べたときには、自分の内側から喜びが沸いてくるようですが、「五臓六腑の喜び」という肉体の喜びは、位置関係でいうと精神(心)の外側ですよね。
「自分の心」と「肉体を含む外側」を考えると、喜びは外側で起こったことに対して内側にある心が反応しているようです。
自分の心が悲しみで満たされていると、外側で起こったことによって喜ぶことは難しくなります。
逆に、自分の心が喜びで満たされていると、外側で何があってもあまり影響はありません。
いかがでしょうか?
たとえば、たくさん寝てスッキリして起きた休日の朝、明るい日差しを浴びながら幸福感をもったことはありますか?
それは、単に朝が明るくて気持ちいいとか疲れがとれたとかいう状況もあると思いますが、そういうときって心が健康な状態、喜びを持った状態だと思います。
その状況を再現しようとしてもストレスがあると再現しにくいのではないでしょうか。
外からの喜びは「幸福」で、内側からの喜びは「至福」と定義している人もいます。
心と身体は密接な関係があります。
不純物を食べると身体の調子はイマイチになり、心にはイライラするような影響があります。
身体を整えることによって心も整えられそうですが、人間の仕組みとしては「心」が主人です。
心を純粋にしてストレスを無くすことで、身体もスッキリして、周囲の世界も素晴らしく見えてきます。
これが瞑想の効果です。
本当の喜びは心の奥にある純粋意識と呼ばれる場所からやってきます。
私は20年近く瞑想をしていますが、体験的にそう思います。(^.^)