「仕事」 に関連する記事

整理整頓と片付け

mori (2010年12月 9日 09:17)

今週は、工場での整理整頓と片付けに力を入れています。

ここ数年は現場の人たちの自主性を尊重していたのですが、やはりずっと気になっていたので夏以降は会社にいる人たちに指示をして整理整頓を進めてきました。

しかし、やはり完璧に近いものにしようとすると、当然ですが私と同じ感覚の人はいません。私の感覚というとディアブロの変な改造を思い浮かべるかもしれませんが、仕事はキッチリとしています。その反動のために、遊びのところで弾けているのかもしれませんが、どうかな?

まあ、それはともかく粗悪品を作らず、不良品を出荷しないためにも整理整頓と片付けは必要です。

整理整頓や片付けがうまく行っていないと、やはり品質も甘くなります。

私の会社のすぐ横にコンビニがあって、会社の人たちも昼食を買ったりしているのでよく例に出しますが、

「梅干しのおにぎりを買ったらシャケが入っていることってないですよね?」

と言っています。

これは、品質を維持すること、ルールを守ること、顧客との約束を守ること、安心してもらうこと、不良品を出さない努力など、色々なところで参考になる話です。

「絶対」と言っていいほどの信頼がコンビニの製品にはあるので、例として出すことができます。

アルバイトの人の対応が良くなかったり店内が汚い場合も稀にあるので、「多少のミスがあっても他がちゃんとしていれば信頼は続く」という話にもなります。

チェーン展開しているコンビニやファミレス等は、だいたいにおいて良いサービスを提供し続けています。そして、生き残っています。

利益が出ているところや生き残っているところから学ぶことは多くありますが、ぼーっと見ていると気付きませんね。私もまだまだ見過ごしているポイントは多いと思います。

話が大幅に脱線しましたが、やはり現場については隅々までトップが知っておく必要があるのですが、あまり口を出しすぎるのもよくないと思います。

誰かに言われてやるのと、自分で考えてやるのでは、結果も大きく違ってくると思うからです。

ただ、整理整頓や片付けに関しては「会社のルール」なので「やって当然」の部類です。

お客さんが来て「いつも綺麗ですね」と言ってくれればモチベーションも上がりますが、なかなかそういうこともありません。

トップがルールを決めて、それを維持している人たちを褒めて「やる気を出させる」のがリーダーですね。

ま、そんなわけで今週は外出等の予定を入れないようにして、現場の片付けに集中している状況です。(^.^)

壁に貼るもの

mori (2010年12月 5日 07:00)

きのうの記事の中で少し書いた、壁に貼ることについてです。

ちなみに、ここのブログ記事のタイトルはツイッターにも自動的に投稿されるようにしているので、パッと見て興味をひくようなものにすると集客もアップするはずですが、それは今のところめんどくさいのでやっていません。

というか、タイトルを入力しないとエラーになるからという感じで、かえって省略したいぐらいな気分です。

もし、今回のタイトルを集客のために興味深くするとしたら「なぜ、壁に紙を貼ってはいけないのか?」とか「壁に紙を貼らない人が成功している!」とか「壁に紙を貼っていませんか?」とか、「壁に紙を貼るのは、なぜいけないことなのか。」とか、そんな感じでしょうか。あれこれ考えていると今日の記事はこれだけで終わりそうな勢いです。

こうして引っ張っておいて、明日に本文を持ってくるのも楽しい方法ですけど。(^^)

タイトルをちゃんと考えるのは面白いのですが、それだけで30分以上楽にかかりそうです。

こういう風に本題に入る前の文章が長いときって本文がたいしたことないときなんですが、続けます。

きのうも書きましたが、「忘れないように」という目的で壁に貼るのは最小限にすべきだと思っています。そして、もし貼るときには重ねない方がいいと思います。

壁に貼ってある紙に書いてある忘れてはいけない予定は手帳に書き写し、持って行くために壁に貼ってある紙はカバンに入れましょう。

貼ってある紙だけでなく、会社や工場で「整理整頓」などの標語類を壁に掲げているところもありますが、それを最初に見たときには働いている人も読みますが、あとは普段の景色の中に溶け込んで認識されなくなります。

普段そこにいる人は見ずに、それを見るのは、主にそこを最初に訪問したお客さんぐらいなものになります。

そして、トイレに「きれいに使いましょう」という貼り紙をしている場合もそうですが、お客様には

「この会社の人たちは、いちいち言わないと片付けや清掃をしないのか」

と思われると同時に、もしもその場所が汚なくなっていたら

「標語を誰も見ていないし、教育もできていないし、言ったことを実行に移していないんだな。」

と、減点だらけになってしまいます。(>_<)

主に仕事上の話ですが、壁に貼るのは

「お客様が見るもの」

という認識が必要と思われます。キャンペーンとか、お得な情報が貼られているのはナイスですね。工場であれば「管理を徹底しています。」という標語や「不具合発生時の対処方法」のフローチャートなどがあると安心されます。

以前、買い物に行ったときに洋服屋さんのレジのカウンターに、そこの社員向けですが売り上げ目標の金額が書いてありました。1時間ごとに売り上げ目標があって、お客様の少ない午前中は売り上げが少ない金額が書いてあります。なんだか、そんな目標を持たれていると思うと買いに行きにくくなりそうです。(笑)

張り紙についてやめておいた方がいいと思うことは、

「自分(達)が忘れてはいけないために書いて貼っておく」

「どこに保管して良いかわからない紙を貼っておく」

「捨ててしまうかどうかわからない紙を貼っておく」

「誰かに渡すために、その人が気づくように貼っておく」

「チェックシートを貼って、随時書き込みをするようにしている」

などでしょうか。

一流ブランドのお店は、壁も綺麗だと思います。たぶん、ルイ・ヴィトンのお店にはお客様の見えるところに社内の張り紙は無いと思いますし、ディズニーランドもそうですね。

自分の会社や工場の中も「ブランドイメージ」を考えると、安易に張り紙はしなくなるのではないかな、と思っています。

そして、社外の人が絶対に来ないような場所でも壁に貼るのをやめるようにする習慣をつけると、きのうの記事のようにコストダウンにもつながると思います。

書類を重ねない

mori (2010年12月 4日 08:19)

コストダウンをするときには多方面から色々と行いますが、基本は「1秒を削る」という言葉を使います。

これは主に作業時間を減らし、少ない人数でたくさんの仕事を行うなどの効率アップのときですね。

もちろん、「やり方」をゼロベースで見直して画期的な方法に変えることができれば、それにこしたことはありません。

まあそれはともかく、今回は「書類の取り扱い」について話をしてみたいと思います。

事務系や現場などで扱う書類には、たくさんの種類があります。ダイレクトメールや請求書、受領書や客先からのお知らせ、アンケートなどもあります。

仕事だけではなく人生にも当てはまることですが、「あとでやろう」と思っていることは、なかなか進みません。

書類の整理についても、「あとでやろう」と思うと溜まっていってしまいます。

やっかいなのが、「時間のかかる書類」です。読むのに時間がかかったり、記入するのに時間がかかったり、誰かの返事待ちだったり、コピーしたりスキャンしたりなどですね。

「その書類について時間をとらないといけないのに、今はその時間が無い」

というものに苦労するときがあります。個人のデスクでは、自分の仕事をする場合には個別に封筒にしまう「超整理法」というのが便利です。今度、思い出したら紹介します。

今回の話は、個人というよりも複数の人達が使う場所での書類の管理にも当てはまるものです。

担当者が決まっていなかったり、あるいは担当者が不在の場合に、書類の保管や破棄の判断ができずに保留にされる書類があります。

また、担当者が自分の書類を「今は時間がない」という理由で保留にするときもあります。

このときに気をつけることが、

「書類を重ねて保管しない」

ということです。

引き出しや書類入れなどに書類を重ねて入れておくと、本人は片付けたつもりになるし見た目も片付いた感じがします。

しかし、書類を重ねているのは、言わば「保留の固まり」です。

その固まりの中でいくつかは判断を下す必要がでてくるものがあるはずです。タイミングとしては、自分で時間を作るというよりも客先から催促されたり、提出期限になったりという外部要因が主なものだったりします。

そんなときにも、重なった書類の中から目的のものを探すのに時間がかかるというのが無駄の始まりですし、溜まれば溜まるほど整理する気がなくなることが多いですね。

重ねた中から探す時間を問題にすると、「そんなちょっとの時間はいいじゃないか」と言われたりしますが、製造業のコストダウンは「1秒を削る」という気持ちが無いと全体的なコストダウンは進みません。

また、重ねた書類は、例えば提出期限を過ぎてしまったり、やらなければいけないことが後回しにされたりと、業務に支障が出たり客先の信頼を無くす原因にもなってきます。

まずは、「保留にしない」ということや「提出期限に関係なくすぐに提出する」というルールにすると少しは重なる書類は減ります。

1度見た書類をもう1度見ることになるのも無駄な時間ですので、その場で処理するのが基本ですし、提出期限よりも早すぎて出しても恥ずかしいことではないという認識も必要と思われます。

と、まあ、そのようにして「重なっている書類」について常に意識をして重ねないようにすることで業務がスムーズになることが多くあります。

どうしても保留にする場合には、壁などに貼ったり見えるところに置くことはしょうがないかもしれませんが、基本は「その場で処理」です。

ちなみに、壁に保留の書類を貼って目立たせても、通常はそのまま保留になってしまいます。壁に貼る物に関しては、「普段は何も貼らない」ということにしておく必要もありますが、それについては、また今度にします。

ということで、今回、何が言いたかったのかというと、

「書類を重ねない」

ということです。書類は、あとですぐに探せるように「分類して保管」が原則です。そして「分類しない例外」というものを誰かが作ってしまっている状況が「書類を重ねている」ということです。

もちろん、保管用のダンボールに重ねてしまってあるのは「分類されている」ということなので問題はありません。

問題は、「分類されていない書類」です。それらが重なって置いてあれば、当然ですが無駄が発生します。書類を重ねた場合の無駄についていうと、

1.「もう1度見る」という時間の無駄

2.「書類をめくって目的のものを探す」という無駄

3.そこにあるのを忘れてトラブルになって、その対処に無駄な費用がかかる

というような感じです。また、それらは「保管場所が決められていない」ということも大きな理由なので、ファイルケース等を使って「分類して保管」ということが必要ですね。

書類が重ねられているのを見たときには、「ルールが決まっていない」という部分であるということを認識してすぐに対処した方が良いだろうと思っています。

硬さ試験セミナー

mori (2010年12月 3日 10:28)

「硬さ試験セミナー」というのに参加してきました。(^^)

硬さ試験セミナー

たぶん、「硬さ試験」についてはあまり知らない人が多いような気がしますが、私の本業では毎日「硬さ試験」を行っています。

「硬さ」

は普段は意識していないかもしれませんが、例えば携帯電話のケースの材料も強度が必要とされます。10円玉や100円玉も硬さが一定でなければいけません。自動車、電車、新幹線、家具、家電品、あらゆる工業製品は「硬さ」を意識して作られていると言っても過言ではないでしょう。

通常はアルミニウム、鉄、銅などの素材は単体元素で使用せずに、他の元素を入れて「合金」にして製品化します。「合金」にする目的は、耐摩耗性や引っ張り強度などの機械的性質を目的に合ったものに調整することです。

そして、それぞれの合金の性質のひとつとして「硬さ」も存在します。細かく書くと長くなるので省略しますが、材料を選ぶときの目安として「硬さ」の数字を見ますし、実際に製品を作るときにも「硬さ」が保たれているかを随時チェックします。

「硬さ」についてはメートルやグラムのように基準器があるわけではなく、「測定する方法」について基準が作られています。

つまり、「1kgの重さを加えたときの変化」などで硬さの度合いを調べる場合、「1kg」というのは決まっているのですが、重さを加える方法が機械を使ってもバラつきがでます。厳密にいうと、測定するときの気温も一定にしなければいけません。

また、鉄やアルミニウムなどの材質や、製品の形状によっても測定方法が異なります。

量産のときなどに「製品の品質の維持のためのチェック」として測定をするのであれば、社内の独自規格でもいいという面もあります。

つまり、本来は硬さについては測定誤差や硬さの数値の決まりも決めにくいために標準化の作業はとても大変になっています。

ロックウェルやブリネルなどの測定方法は製造業では一般的なものですが、測定誤差や機械ごとのバラつきも発生しています。

標準化された文書には、誤差を発生させない測定方法や機械の取り扱い方も制定され、また許容誤差も明確にされています。

今回のセミナーでは、日本の規格のJISと世界標準のISOでの「硬さ」についての現状や今後の動きについてなどを聞くことができました。

参加者は100名ぐらいで、みなさんスーツを着ていて、「技術者の集まり」という感じでした。こういう分野は、「やりがいのある仕事」という感じがします。

興味の無い人にはまったくわからない講義ではないかという感じで、おそらく生物、物理などの専門の会合に私が行ったら3分持たないのと同じような感じの集まりかもしれません。

「硬さの測定」

というのは、測定自体は教わればすぐに出来るのですが、その意味を理解して製品の品質を維持するにはある程度の知識が必要なので、今回のようなセミナーはそういう点でも役に立つので、とてもありがたいです。

要説明な資料

mori (2010年12月 2日 07:25)

ちょっとタイトルがわかりにくいですが、何かの資料について「説明が必要」とか「説明をしないとわからない」という場合がありますね。

例えば、価格などの一覧表で、それを見ただけではわからないので店員が説明するとか、あるいは「資料をお持ちして説明いたします。」という電話営業などです。

ホームページの作成では、問い合わせがあった場合には「その部分が説明不足」ということがわかるので該当部分に詳しい説明を追加したりします。

つまり、「口頭で説明を加えなければいけない資料というのは未完成レベル」だということですね。

場合によっては「お客様とのコミュニケーションを取りたい」という理由でわざと説明を省いたり、実物を見ないとわからないから、ということであえて説明をしない場合もあると思います。

営業戦略的な場合はいいのですが、社内で使う資料や客先への技術資料に関しては「口頭で説明する」というのは避けるべきです。

「説明する人がいないと使えない資料」は、担当者がいないと使えません。その人が退職したり、あるいは1年後に本人の記憶から抜けている場合には資料として役に立たないものになってしまいます。

社内資料などを作って持ってきてくれる場合など、初めての人などは「頑張ったところを見て欲しい」というのもあるようで、「説明付きの解説」をしてくれたりしますが、慣れてくるとやはり「説明な必要な資料を作らないように」という話になります。

また、何かを買うお店や飲食店で新しいサービスが生まれたときなどに店員さんが説明をしてくれる場合もあって、通常は楽しくていいのですが、やはり「説明は不要」の方がいいような気もします。

PL法(製造物責任法)は、製造者が欠陥商品を作らないようにするための法律でもありますが、製造者と消費者の間の勘違いからトラブルが発生することもありますので、製品の使用方法については、それだけで完結していて、なおかつ、わかりやすい説明が必要ですね。

まあ、なんにしても「説明が必要な資料」というのは「未完成なもの」だという認識はあったほうがいいかな、と思っていますので、「資料を見ながら説明したいんですけど。」と言われたときには「完成させて持ってきてもらえますか。」と言うことが多いかな、と思っています。

サイトのデザイン変更

mori (2010年11月28日 08:54)

お知らせが遅くなってしまいましたが、ゴールデンアイテム(株)のトップページのフラッシュのデザインを新しくしました。(^^)

http://www.golden-item.co.jp/

製品の内容と全然違う雰囲気ですが、非常に個人的な好みでこうなっています。

やっていただいたのは、ツイッターで知り合った業者様です。(*^_^*)

かなり綺麗で、つい見とれてしまうぐらいな勢いです。(外人がこう言ったら日本語間違っているという表現ですが・・・。)

ここから他のページに行くとちょっと殺風景な感じなので、ちょっとデザインも手を入れて統一感を出したいところです。

でもまあ、トップページの変なデザインのFLASHが美しく変身して良かったです。前のFLASHは、私がちょろっと簡単に作ったものだったのですが、なかなか変更するタイミングがありませんでした。

ちなみに、iPhoneではFLASHが表示されないので、今回はその対策も入れました。アンドロイド携帯ではどうなっているか不明です。デバイスの多様化で、色々なものが複雑になっています。

金色印鑑については、今までは自作のページだったのですが、きちんとしたショッピングサイトを作りましたので、そこを案内するようになりました。

印鑑の手入れについても紹介しています。

印鑑以外の金色素材の製品については今も試作を行っていますので、販売できるものが完成しましたら、また報告いたします。(^^)

システム化のセミナー

mori (2010年11月23日 09:24)

知り合いから「役に立つセミナー」の話が来ました。

その手の話はけっこうあって、どれもこれも興味はあるものの、実際に役に立つものは少なそうな気がしています。

どんなに素晴らしい話を聞いても、結局は「実行力」が無いと続きませんし、目標が明確になっていないと途中で迷って投げ出してしまったりします。

今回のメールの内容も、読むと非常に素晴らしくて「確かにそうだ。」と思うものの、どちらかというと「成功している事についての解説」であって、「個別のアドバイス」とは違うものだと思いました。

だいたい、こんなような話です。どこかで聞いたことがある人もいるでしょうね。↓

**************************************

ビジネスは自営業とは違います。お金を稼ぐために何かをやると思うとまずは「社長になる」と思いますが、社長になるだけでは事業の拡大や自分の自由な時間も望めません。

なぜなら、「自分でやる」ということを前提にしてしまうからです。

どんな商売でも、まずは「システム化」に重点をおきます。

売るものを探し、売る人を募集し、そしてシステムを作ります。

マクドナルドやセブンイレブン、ユニクロなど、全国展開して成功している会社は、「システムを作る」という発想を重視しています。

つまり、社長のあなたが常に現場にいなくても利益を生み続けるシステムを作るわけです。

あなたがいなくても利益が出るということは、それを全国展開することもできますし、会社を売却することも可能です。

しかも、システム自体は残りますから会社を売却したあとも同じ手法でビジネスを作ることができます。

**************************************

さて、どう思われますか?

確かに言っていることはもっともなんですが、けっこう突っ込みどころ満載です。ユニクロは社長が辞めてから戻ってきましたし、中国からの野菜の輸入は自信があったにもかかわらずダメでした。

マクドナルドも、そのシステムを利用した他の事業の展開はしていません。

「売るものを探す」

「人を雇う」

「経理等の事務処理を行う」

と、細かく別けるとどれもこれも難しい話です。夢を見てビジネスを行っても、領収書に貼る印紙や手形のことは勉強しないといけません。どんな人を雇うか、給料はいくらにするのか、トラブルが発生したときには誰がどのように対処するのか、などの現実的な話がすっぽり抜けています!

また、会社をやらなくてもわかると思いますが社長は誰かに呼ばれたりとか手続きとかなんだかんだで外出する必要もあって、うまくシステムを作れていないところは2年ともたない気がします。

「社長が現場にいなくてもビジネスとして成り立つ」というのは理想ではありますが、現実では「社長の代わりの人を作っていく」のが「システム化」のポイントだと思います。社長と現場を繋ぐ中間管理職やコンビニなどのスーパーバイザーという存在はたぶん非常に重要だと思います。

まあ、それはともかく、仕入先が独自のルートだったり、製造方法や販売方法が特許等で守られているとか、社長のカリスマ性で集客が成り立っているとか、そういう独自性がなくて、そのビジネスが安易な場合には簡単に従業員が独立して別会社を設立してライバルになってしまいます。

この辺りの話をまったく知らなかった人には役に立つセミナーと思いますが、このメールを見る限り対象の人がはっきりしません。一見すると社長の経験が無い人に向けてのセミナーか、小規模の事業を始めて、まだ利益が出ていない人向けだという印象です。

「社長がいなくても大丈夫」「システム化して会社を売却」「そのシステムで再度立ち上げる」

という目標を掲げる、このセミナーの内容は理想的ですが現実としてはちょっと「???」な感じです。

しかし、これを私に紹介するために友人が私にメールを送ってきたという事実もまた見逃せません。

つまり、このセミナーの主催者は「集客のプロ」なのですね。魅力的なセールスレター、人を動かす文章など、人をその気にさせ興味を持たせることは素晴らしいと思います。しかも「口コミ」で広がっているだろうということも予想できます。

営業のプロは「どんなものでも売ることができる。」と言われていますが、このセミナーの主催者は確かに儲かっているだろうと思います。

このセミナーにもし参加するとしたら、「人をやる気にさせて行動に移させる技術」という観点で見るとかなり勉強になりそうな気がします。

チェックシート

mori (2010年11月17日 09:27)

私の会社でも「チェックシート」というものを使っていますが、たまに間違った使い方になっています。

チェックシートと簡単に言っても色々な種類というか、使う場面で内容も違っていると思いますが、今回の話は単に「やる事をチェックする覚書」というようなものです。

買い物をするときに、キャベツ・りんご・はくさい・豆腐などの項目を紙に書いて持って行く程度のものです。

作業をするときには、例えば「キャベツを切る」「りんごの皮をむく」などの行動チェックシートのようなものになります。

「間違った使い方」

というのは、チェックシートを見れば「誰でも間違いなくできる」という錯覚です。

「キャベツを買う」

というチェックシートは、「どんなキャベツをいくらぐらいで買うか」について知っている人が使うものです。

それで、誰でも使えるようにとチェックシートに詳しく指示を書いてしまうと慣れた人には使いづらいものになってしまいます。

要するに、チェックシートはなるべく簡略化して作った方がよくて、チェックシートを補完するのは「手順書」ということになり、それを教えて理解させるのが「社員教育」ですね。

新人にはチェックシートではなく手順書を見て作業してもらうようにして、慣れてきたらチェックシートです。

車の点検簿など、この手のチェックシートは多くありますが、各項目を理解した人が使わないとミスの原因になりますね。

チェックシートを使う人がどれくらいの理解度なのかを知る必要があるのは、それを指示する人です。職場では上司ですね。

例えば、買い物のメモを渡して違うものを買ってきた場合に、ミスの原因はそれを指示した人にあるということです。

不具合が起こったときに、「チェックシートを作って確認しながら作業するようにします。」という対策案を考える人もいますが、ベテランがやったミスならそれで大丈夫だと思いますが、作業内容を理解していない新人がやったミスの場合はチェックシートの作成だけだと再発する可能性がありそうです。

コストダウンの点から言えばチェックシートは無い方がいいので、可能であればチェックシートを使わない方法も考えた方がいいのですが、それはまた別の問題ですね。(^_^)

とりあえず、「チェックシートを作れば安心」ということはあるものの、それに頼りすぎると失敗するときもあるかな、という感じです。(^_^)

日経トップリーダー 11月号

mori (2010年11月10日 11:13)

日経トップリーダー 11月号

毎月1日発行ですが、今月は紹介が遅れました。他の本の紹介と違って、ちゃんと中身を読んでからの紹介になりますからね。(^_^)

とはいえ、実際に買って読んでいただきたいと思う関係上、出来る限り内容の詳細には触れないようにしています。

まずは「敗者の錯覚」のところ、上司のあるべき姿についてのポイントは大事です。励まされます。成功している経営者に共通しているところだと思います。

そして、表紙の見出しにもある緊急調査の「経営者の多くは1ドル=70円台を覚悟」というのと、総力特集の「あなたの会社とカネ」も色々なアンケート結果の数字などを知ることができます。

今回の中で私が良かったと思う記事は、東邦レオと日本交通の話です。また、民事再生法の適用を申請したアーム電子の話も興味深いところです。

私の場合、やはり他の会社が何をやってどうなったのかを知りたいというのがあって、それについて内容がよくまとまっているのも日経トップリーダーの特徴だと思います。大変、参考になります。

あと、羽田空港の特集もありました。新しい観光スポットですし、イベントでお世話になっているジェムジニーさんがスワロフスキーを全面に貼ったガンダムを展示しているということもあって、遊びに行きたいと思っています。羽田はすごいですね!

それと、「カネなし」「コネなし」中国進出の中込知野さんが今月紹介している「張り紙」を中国語が得意な人に見てもらったら、本文中では省略されていた内容が含まれているそうで、「さすが、すごいな」とちょっと思いました。

日経トップリーダーは、ひとりで創業して悩みを持っている人や二代目三代目の経営者などが紹介されています。本当に多くの人たちが頑張っているのを知ることができますし、どんなやり方をしているのかも知ることができます。

経営者の人は、必ず読むようにしましょう。(^_^)

キャンペーンの結果報告

mori (2010年11月 1日 10:27)

10月の末に、いきなり「印鑑2割引キャンペーン」を行い、しかも「2本購入だとランボルギーニでお届け」のキャンペーンを始めました。

宣伝は費用節約のためツイッターのみです。フォロワー1万2,000人以上のアカウントではポツリと、もう少しフォロワーの少ないアカウントでは少し多めにつぶやきました。

自動でつぶやくようにしたアカウントでは、設定を間違えてほとんどつぶやいていませんでしたが、まあしょうがないですね。

で、結果ですが2本注文の人はいませんでした。(T_T)/~

関東以外の方からの問い合わせは6件ほどありました。

で、実際に2割引では数本売ることができました。

まあ、それはそれで広告費をかけずに宣伝になったので良かったと思います。

また、本来は印鑑を売りたいのでは無く素材を売りたいのですが、素材についての問い合わせも数件ありました。こちらはキャンペーンとの関連はよくわかりませんが、問い合わせがあると嬉しいです。

金色印鑑のチラシも新たに「特許取得」という文字を入れて作成しているので、完成が楽しみです。

値引きキャンペーンについては、頻繁に行うと製品の価値が下がりますし利益も出ないので「1年に1回あるか無いか」ぐらいにする予定です。

どちらかというと、「速乾朱肉サービス」とか「豪華印鑑ケースプレゼント」のような付加価値的なキャンペーンの方がいいですね。

とりあえず、今回のキャンペーンは少しは効果があったので良かったです。(^^♪

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