「仕事」 に関連する記事

片付け

mori (2012年10月17日 11:46)

きのうは、気になっていた書類倉庫の片付けをしました。

広さは5m×5mぐらいです。

「あとでやろう」

と思っているとなかなかできませんが、他の用途でスペースが必要になったので片付けをしました。

大変そうだと思っていましたが、意外に1時間ぐらいで終了。

思い切って色々なものを捨てたせいかもしれません。

自動車関連の仕事は、記録の保管期間がだんだんと長くなってきていて、昔は7年ぐらいで良かったのですが、今は15年になっています。

何かが起こった場合に過去のデータが必要になるためですが、どんどん溜まっていきます。しかも油断をすると管理書類も増える一方。ただ、自社保管をする必要は無いとも言われていますので、押し付けられている感じはしていません。

で、それらの書類の棚を移動してスペースをあけました。

とりあえず置く場所が無いので適当にしまっておいたものなどもすべて片付けました。

やっぱり、整理整頓されていると気持ちいいですね。

本格的にやるならテプラでラベルを作って貼るほうがいいのですが、それはとりあえずやらなくても大丈夫そうでした。

モノを置く場所を決めると片付けもやりやすくなりますし、探す時間も短縮されますね。

片付けがうまくいかねい理由のひとつは「置き場所が無い」ということですから、置き場所さえ決まればスムーズです。

気になっていた片付けができたというのは、若干気持ちに余裕が出てきたということかなぁ、という感じですが、まあどうでもいい話ですみません。

身の丈を知る

mori (2012年10月10日 11:54)

「身の丈を知る」

というのをネットで調べてみると、「自分の収入に合った生活」という意味のようです。

「身の程を知る」という言葉もありますが、こちらはどちらかというと「身分」というか自分の能力のレベルという感じだと思います。

「身の丈に合った生活をしろ」

と命令口調で言われると、無駄な出費をしているようなイメージです。

「身の丈に合った生活をしましょう。」

とやさしく言われても同様です。

命令口調でもやさしい口調でも意味が同じという場合は、たいていはひとつの意味合いになりそうですが、確かに「身の丈に合った生活」は大事なポイントだと思います。

しかし、

「身の丈を知れ!」

「身の丈を知りましょう」

と言われた場合には、大抵の人は今自分が考えているよりも現実は低いレベルなんじゃないかと思いますよね?いかがでしょうか?

ここはけっこう重要な点だと思うのですが、けっこう「自信のない人」がいます。

「身の丈を知れ!」

と言われて、

「ああ、そうだ、自分は年収1億円を軽く超えられる能力があるんだ。」

と逆に気付く人がいて欲しいと思います。

たまに聞く話ですが、水槽で泳いでいる魚は、水槽の真ん中に仕切りを入れると自分の空間を認識し、仕切りを取っても水槽を広く使わないと言われています。

また、象は小さい頃に杭につながれて、そのロープを切ることができないと思うと大人になって力がついてもロープを切ることはないと聞いています。

あなたは、自分の収入についてはいかがですか?限界を自分で作っていませんか?

「身の丈を知る」

という言葉は、「収入」についての話だとすると「丈なんてないよ、無限だよ」と言っている大金持ちもけっこういそうです。

すべてのものに関して、可能性は無限です。

あきらめずに楽しみましょう。(^^)

日経トップリーダー 10月号

mori (2012年10月 2日 08:43)

日経トップリーダー 10月号

今月も日経トップリーダーの紹介です。日経BP社が発行している月刊誌で、利益の出ている経営者の最新情報が満載です。

私はビジネス書もよく読みますが、やはり最新情報やたくさんの経営者のナマの声を聞くことができる点で、とても参考になります。

今月は「社長のための数字の見方」です。

私は貸借対照表は常にチェックしていますが、ROA(総資本利益率)や他の数字の比率などは見ていませんでした。

どちらかというと、ROAは株式投資のときに見るものだという感じだけでした。記事中、スター精密の佐藤社長の言葉で、こういうのがありました。

「財務データは月次で経理から上がってきます。その数字を見ながら電卓をたたくんです。この数字とあの数字を足し算したり、割り算したりすれば、何か別の意味を持つのではないか。例えば付加価値(売上から材料費や外注費を引いた値)が減った製品があれば、どうしてなのかと電卓をたたきながら原因を探る。」

と。

これは、まったく思ってもいなかったことです。やはり利益の出ている会社の経営者は違いますね。他にも色々な経営者が会社の数字について語っています。

私の場合は、何にいくらかかるとか原価とかは把握していますが、「比率」については気にしていませんでした。確かに何か変化を見つけることができそうです。

重要な点としては、全部をパソコンで計算すると確かに楽だけど、自分で電卓で計算した方が数字が頭に入ってくるということだと思います。

「資金繰り」

については、利益が出ても出なくても常に重要なポイントです。お金をいくら使えるのかを知らなければ動けません。

積極的に活動をする基盤は、自分の健康状態を知ることですね。不健康なら不健康なりに全力で活動もできると思います。

さて、他の記事ですが、「『できない』を『できる』に変える経営」という特集もあります。「できない」という壁を乗り越えて利益を出しているJPホールディングスの山口社長の話です。かなり勇気付けられました。

他にもまだまだ色々な経営者の話があります。

不景気で倒産件数も増えていると思いますが、業種に関係なく経営者の力量で成功と失敗は決まると思います。

何をどのようにやっている経営者が成功しているのか、その最新情報を知りたい人は、ぜひ購読をお勧めします。

10月になりました。

色々なビジネス書を読み、色々な人と会うという生活はずっと同じです。

ただ、ここ数カ月でかなり進化しました。

何がどうというのはうまく言えませんが、「うまくいくコツ」がやっとわかりました。

コツがわかってから昔読んだ本を読んでみると、そこにはすでに書いてありました。

つまり、読んでも意味がわからなかったということです。

「知識は意識に構築される、意識は知識に構築される。」

という言葉がありますが、意識レベルなのか「コツを知っている」ということなのか不明ですが理解できるレベルになっていないと使いこなせない知識というのはあると思います。

1度、コツを知ってしまうと誰かが会話をしていたり何かをやっているのを見てうまくいっているかどうかの判断ができるようになります。

例えば、野球でバットを振る時のバットの握り方や立っている姿勢で、コツが分かる人はひと目で判断できますね。

名コーチは完全にコツを掴んでいる人です。

これから誰かに何かを頼むとき、例えばホームページの作成や経営コンサルタントなどですが、「うまくいくと思い込んでいるヘタな業者」にお願いするとまったく時間とお金の無駄になります。

アドバイスをしてもらう立場の人は、もちろんコツを理解していないわけですから、誰が本当にコツを知っているかはわかりません。自分よりも知識のある人を見ればなんでも知っていそうだと思ってしまうので信頼してしまうこともあると思います。

これを読んでいる人で、もし「他人にはわからないコツを自分は知っている。」という人がいたら、「どんな質問をされたら自分が知識ある人間だと判断されるか?」について考えてみるのも良いと思います。

そして、もし経営コンサルタントにお願いしたいこと、例えば「利益をあげたい」「会社のスタッフが活き活きとするような職場にしたい」「ライバル会社に勝ちたい」というのであれば、それについてのコツを知っているかどうかを聞いてみましょう。

また、逆に質問もされると思います。

「どんなことをしてきましたか?」

「ビジネス書を読みますか?」

「過去にコンサルタントにお願いしたりセミナーに参加されましたか?」

「どんなことを解決したいですか。」

「どんな目標に到達したいですか。」

などです。契約の前に何も聞かれずにスタートすることは無いと思います。

最初にセールスに来て、雑談風にしながらすべての情報を入手する場合もあると思いますし、アンケートかもしれません。

それと、値引き交渉もしてみて欲しいと思います。

値引きをするということは、その業者は「お客が欲しい」ということです。

つまり、自分の仕事に自信がない人は値引きをします。相手の立場に立っているようですが、特に経営コンサルタントの場合には相手が利益を上げることがわかっているのですから、値上げはあっても値下げはありえません。

基本料の他に売上の歩合制で報酬を要求するようなコンサルタントは「できる人」だと思います。普通の人は高そうだし怖いので手がでないかもしれません。でも、それを躊躇することがあるとすると、もしかするとそれこそが「コツ」をわかっていないポイントかもしれません。

ただし、コツをわかっていないのに一流の人のマネだけして歩合を要求する業者も存在するようなので注意ですね。

かえって、値下げ要求をしたときに「値下げはしませんので他をあたってください。」と言ってその後連絡もしてこないようなところに頭を下げてもう1度頼むというのが良い選び方だと思います。

確実にヒットを打てるバットの振り方を知っている人は、それを求めながらもうまくいかない人がたくさんいることを知っています。安く売ってまで自分を忙しくする必要はありませんね。

自分のビジネスでも、他社に無い良さがあれば安くしすぎる必要はなくなります。

ビジネスに成功している人は、努力もするしコツも掴んでいます。

余談ですが、値引きを断った後に何も連絡してこない業者もダメです。(笑)

それと、コツがわかっても行動しないと成功はできませんので、辛いこともあると思います。でも、その辛い山を一緒に登る人たちは多いので仲間はいますよ。(^^)

意外な反応

mori (2012年9月27日 10:28)

最近、PALVON(パルヴォン)のアクセサリーの価格の見直しをしました。

今までは、「売れる値段」ということを重視していて採算は度外視していました。

プラネットゴールドという私が長い時間をかけて開発して特許を取得した素材(超説明的で宣伝的な形容詞の文章)がありますが、その知名度を上げたいのと、実際に多くの方々に使ってみていただきたかったので、なるべく安く提供していました。

そして、来年の1月にガールズジュエリー東京のイベントに出展することにして、ちょっと考えました。

「売れれば売れるほど損をするのはビジネスでは無い。」

と。(あたりまえっ!)

そういうわけで、適正価格を考えました。

「適正価格って何?」

と考えると、みんなの意見を聞かなければいけません。他人に意見を聞くと言っても、私の知り合いはそれほど多くありません。

また、質問の仕方も「いくらなら買う?」なんて聞いたら適正価格は出て来ません。友人としてのアドバイスだったり、一般的な人はこうだろうという予想の話になりそうです。

それで考えたのは、私の想いです。

「この価値は自分ではいくらが適正価格か?」

ということです。

その基準で決めた場合に、誰かに

「高いよ。」

「安いよ。」

と言われても、

「この価値はこの価格です。」

と自信を持って話をすることができるのでブレません。

「高いなら安くしようか?」

「安いと思うならたくさん買ってよ」

とか変な対応も無くなります。

ちなみに、どんなビジネスでも「自分の価格」にこだわるのは危険だと思います。

でも、毎日精進して良い物を作る気持ちで妥協せずにチャレンジして続けていれば、自分価格でも評価してくれる人はいるはずです。

日本の人口は1億人以上いますから、その中で1000人でも価値観を共有できる人がいればそれで嬉しい気持ちです。

他でも買えるものは「自分価格」にすることは出来ません。「安く提供する」ということに努力をする必要があります。私の努力は安く提供することではなく、「素晴らしいものを提供する。」ということに向けています。

ビジネスについて考えているのは、

「買ってもらいたい」

とか

「売ってあげる」

という感覚はちょっと変な感じがします。

お互いに納得する取引こそがWinWinですね。

お客様が手にとったときの感動と喜びを提供していきたいと思います。

と、ここでブログが終わるといい感じなんですが、タイトルは「意外な反応」でした。「適正価格」っていうタイトルだったらここで終わりです。

文章を書いているうちにタイトルというか最初に書きたかったことをすっかり忘れていました。(^^;)

「意外な反応」

というのは、価格を上げたことを私が知人・友人に言ったときの反応です。

「そんな高いの売れないよ。」

と反対されると思っていたのですが、

「いいと思うよ。」

「なるほど。」

という言葉が多くて嬉しかったです。

さらに、

「森ちゃん、頑張って。」

「知り合いに紹介するよ。」

「そうしたほうがいいと思ってたよ。」

という言葉もいただけて感謝、感謝です。

来年、再来年、このビジネスはどうなっているんでしょうね。

すべては私の頑張り次第だと思いますが、まったく予想がつきません。

ただ、とても楽しいことをやっているという感覚はあります。

さらに今、新デザインのアクセサリーを追加中です。

一緒に楽しめる方々と一緒に、このビジネスを続けて行く事ができるようにしたいと思います。(^^)

投資信託(2)

mori (2012年9月25日 09:05)

先日、投資信託の話を掲載しました。

その後、銀行の人と色々と話しをする機会があって教わったのですが、配当が良い毎月分配型は、元金を崩して配当しているそうです。(>_<)

つまり、1万円を投資したとして、毎月100円の配当をもらえたとしても、自分の1万円の中から払い出されているということです。

結果として、1年後には元金が減っています。

もちろん、少しですが配当も入っています。

これはけっこう問題になっているそうで、「払い戻し金」のような名称に見直すことになっていると聞きました。

「配当がいいですよ~」

と言ってお金を集めて、実際は運用益ではなく集めたお金から「配当」として払っているのって、よくある詐欺商法ですよね。

まあ、集めたお金を自分の遊ぶお金に使ってしまっている詐欺の人たちとは違いますが、ややこしいことに変わりはありません。

きちんと配当だけを毎月出しているファンドは、やはり利率も低いようです。

投資信託は手軽に楽しむわけにはいきませんね。自分で調べて狙いを定めていく投資ですね。

昔は「INDEXは上がっていく」と言われましたが、その伝説も終わっていますし、簡単なものは無いのかもしれません。

まあ、それでも普通預金よりも利率は良いものはたくさんあるので探してみましょう。

初めての展示会

mori (2012年9月24日 18:52)

来年の1月23日(水)~26日(土)までの「第1回 ガールズジュエリー東京」の最小ブースに出展することに決めたのですが、まったく初めてのことで何をどうすれば良いのかよくわかりません。

イベント自体は、オーガニックのイベントでハチミツを売るお手伝いをしたことや、車を展示しただけというのはあるのですが、自分で最初から関わるのは初めてです。

4日間をどうするか?

近くのホテルに泊まるのか、それとも群馬から通うのかも決めなくてはいけませんし、誰かに応援を頼むのかとか、人材派遣で雇うのかとかも未定です。

来場者はけっこういると思いますが、私のブースに来る人がどれぐらいかは不明です。名刺とかカタログは何部ぐらい持っていくのか、どれぐらい忙しいのかもわかりません。

ポスターを作ったり展示のやり方を考えたりなど、色々とやることがありそうです。

参加者用のサイトをみると、けっこう会場の準備に関してヒントがあるようです。

会社の情報とブランドと商品についてはWEB上で登録できました。案内用のパンフレットに掲載されるんですね。

そんな感じですが、意外に当日あっという間という感じで早く来てしまいそうなので準備をしていかなくてはいけません。

今は他の仕事もあるので、ちょっと忙しくなりそうです。アルバイトをしたい方がいらっしゃったらよろしくです。

このブログを読まれている方も、時間があるようでしたら東京ビッグサイトにぜひ遊びに来てくださいね~。(^^)

大人と子供

mori (2012年9月21日 05:20)

大人と子供の区別っていうと、成人式の20才を区切りにするとわかりやすいですけど、実際はそうでもないですね。

心と身体の成長もバラバラですし、そもそも大人と子供を分ける意味ってなんだろう、とか思い始めるとややこしくなります。

ところで、「大人」に期待するものと「子供」に期待するものって違いますよね。

大人は、

「人生の手本になってくれる。」

「落ち着いている。」

「色々なものをよく知っている。」

「話を聞いてくれたり、相談にのってくれる。」

「広い心」

とかそんなイメージです。しかし、これって大人じゃなくて長老のイメージかもしれません。(^_^;)

それに対して子供は、

「無邪気で楽しそう。」

「いきなり何かをやる。」

「笑える失敗をする。」

「文句を言う。」

「あまり周囲のことを考えない。」

って感じでしょうか。でもこれは、おじいちゃん&おばあちゃんにも当てはまりますね。

心理学者とか哲学者とかは分類を詳細にしそうですが、大人とか子供っていう分類は興味深いところです。

高校生でも一人暮らしでしっかりしている人がいますし、60才ぐらいでも親の財産で生活している人もいます。大人と子供の区別は、精神的なものでは出来ないような気がします。

よく、「子供のくせに」とか「大人のくせに」と言って批判するパターンがありますが、あれは相手に何かを期待しているのでしょうね。「日本人のくせに」とか「地球人のくせに」とか言われるのも同じようです。「地球人のくせに」はないか。

「自立」

というポイントから見てみると、身体が育って自分で食事を作ったり色々と出来るようになれば大人ということでいいかもしれません。

精神的なポイントとしては、やはり「責任」ですね。「他人の責任にしない。」「誰かの悪口を言わない。」っていう人は「大人」って感じがします。

細かな動作や言動よりも、「自立」の観点で大人と子供を区別してもいいのかな、と思ったりしました。

市場価格と希望価格

mori (2012年9月20日 18:22)

商品の値段を決めるのは難しいですね。

自分で何かを得る場合には、自分で決めないといけません。

「この品物はいくらなんだろう?」

と思った時に、手っ取り早いのはヤフー・オークションなどに出品することです。

みんなが値段を付けてくれます。これは市場価格っていう感じですね。

ただ、ヤフオク人口がどれぐらいいるのかわかりませんので、それがすべてでは無いと思います。

「せどり」は本の相場価格がわかるサイトで調べてから古本屋で仕入れますから、けっこう確実に売れそうです。

一般的なものは価格がハッキリしますが、ヤフー・オークションと言えども、知名度の無いものには値段がつきません。

アーティストの公演チケットも、そのアーティストが無名の時と有名になった時ではチケット代も変わります。

自分の売りたい価格は「希望価格」と言われますが、あくまでも希望なので誰も買ってくれなければ下げることになります。また、オークションの場合には希望価格よりも上がることがあります。どちらにしてもオークションを使うと「市場価格」に落ち着きます。

オークションに出さない場合でも、結局は希望価格よりも商品の価値が高ければ売れて、価値が低ければ売れません。

純金も、それに価値を見出す人が昔から多いということと、変質しない安定した物質ということで、より価値が高まっていると思います。他の要因もありそうですが。

それと、早く売ろうと思うと狭い範囲で少人数にしか知らせることができないので高く買う人を見つけることが難しくなります。

ゆっくり売ろうと思うと、価値が分かる人を探すことができるので希望価格で売ることができる可能性が高まります。

たくさんの人に商品を知ってもらうために「広告を出す」のは、「時間を買っている」ということもありますね。価値が分かる人をたくさんの中から探す方法です。

広告の文章も、そういう人を見つけるものになっている必要がありますね。

そういうわけで、「市場価格」で売るのはけっこう楽ですが、「希望価格」で売るのは難しいという点があります。

どのようなビジネスを行うか、ほんと色々なことがあります。

PALVONの価格を改定いたしました。

mori (2012年9月18日 08:55)

palvon_.jpg

私が開発した金色の銅合金、特許を取得したプラネットゴールドという素材で作られたアクセサリーのPALVONの価格を改定いたしました。

実は、どちらかというとプラネットゴールドという素材の宣伝用に開発した経緯もあって赤字のサービス品で提供していましたが、新商品の希望もいただいておりますので、PALVONは独自で採算をとれるようにと考えて価格を見直しました。

「金色でサビに強い銅合金」

を目指して約9年間、資金を注ぎ込んだこともそうですが、自分の時間もこのプラネットゴールドという素材に注ぎ込みました。

原子や分子や金属の研究、小型の溶解炉の製作、溶解の手順の研究など、知らないことも多くあったので色々な苦労がありました。

最初は、単純に「銅とアルミとクロムを混ぜれば出来上がり」ぐらいに考えていたのですが、そうは甘くない現実もありました。

そもそも、1300℃で溶かした金属をインゴットケースに注ぐときに、充分に水分を除去して温めておかないと「水蒸気爆発」で大変なことになるのも知りませんでした。(>_<)

直感的にインゴットケースを温めておいたので良かったのですが、その後は専門家の人などにもアドバイスをいただいて色々と学びました。

「とりべ」などの溶解用の道具なども教えていただいて、様々な道具も準備しました。

金属の材料を数種類入れて混ぜるのですが、それを撹拌(かくはん)する棒も最初はステンレスのSUS304やSUS310Sを使っていましたが、高温だと溶けてしまいます。溶けるということは、実験用に準備した配合と異なった合金ができてしまうということなので実験が失敗に終わります。

その後、坩堝(るつぼ)を撹拌(かくはん)するためのカーボンの棒があることを知ったのですが、実験用の小さい炉に入るものがなかったので苦労したこともありました。

そんなこんなで、このプラネットゴールドという素材は、簡単にパッとできたものではありません。今まであまり強調してこなかったんですが。。。

プラネットゴールドは、「不可能を可能にする。」とか「チャレンジを続ける。」という気持ちがあったから完成した素材です。

どちらかというと、「真鍮(しんちゅう)に似ている」とか「18金の方が価値がある」と言われたりしましたが、「チャレンジ精神の結晶」としての素材に価値をおいてくださる方、そういうチャレンジをしている方と一緒にこの素材を楽しみたいと思いました。

そして、「錬金術のロマン」という淡くせつなくロマンティックな雰囲気が好きな人も大歓迎です。

この素材は、緑青(ろくしょう)というサビは発生しません。屋外や風呂場に置いても大丈夫です。ただし、お酢には弱いです。

また、使ったまま放置していると半年から1年で表面に曇りが見られます。使用しないでしまっておけば特に問題はありません。

そういう特性ですので、最低でも半年に1回、できれば毎日ちゃんと磨いてくれる人に使って欲しいアクセサリーです。同じ素材の印鑑はそれほど手入れしなくても大丈夫ですが、金属磨きで磨くと素晴らしい輝きになります。

メッキと違いますので、毎日こすっても磨いても色は落ちません。むしろ輝き続けます。

一緒に海に入っても、お風呂に入っても、手入れをすれば買った時のままです。サウナに一緒に入ると金属だけ熱くなってヤケドしそうなのでやめてください。っていうか、頭は熱くしないほうがいいのでサウナに入るときは、せめて頭に冷たいタオルを。って、大事なところでまた話が脱線だ。

そういうわけで、私が自信を持ってお届けする素晴らしいアクセサリーのPALVONが新フェーズを迎えました。

よろしくお願いいたします。

http://palvon.jp/

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