今月も私がオススメの月刊誌「日経トップリーダー」を紹介します。
経営者は、なかなか相談できる人がいません。経営者同士で話をしたり、セミナーに参加したり、あるいは書籍を読んだりと、ビジネスの参考になるものは色々とあります。
この本の場合は、色々な業種の最新情報が出ているので業種が偏らないという利点もありますし、実際に利益が出ているやり方を学ぶこともできますし、成功している経営者の話を聞くこともできます。
こういうのは、他にはない素晴らしいポイントだと思います。しかも、毎回読み応えがあります。
とりあえず、今月号の中身をちょっと紹介しますね。
まず、冒頭の「編集長の直言」では「社長や上司ができることは部下のモチベーションを上げることではなく、部下が○○できる○○を○○したり、○○を○○することなのです。」と言っています。○の中に入る文字数は対応していないのですが、考えてみてくださいね。
今回の特集は~「見える化」大作戦~ということで、「見える化」の話です。たぶん、それだけで一冊の本になりそうなぐらいの大きなテーマですが、工場内での流れ、利益、人事、納期、提案、報告、達成、失敗、等々を実際に行なっている色々な企業の実例を紹介しています。
「なるほど」と思うものが多く参考になります。
そして次の特集の「"事業賞味期限切れ"からの再生」では事業内容が時代に合わなかったり、やり方が時代に合わない場合にどうするかという内容です。
最初は好スタートを切り、順調に行っているビジネスは、なかなか方針転換が難しいと思います。それを乗り越えた数社の例が掲載されていて、それらの会社の良かったポイントも整理されています。
他の記事では、経営者の読書量や何を読んでいるか、またどんなものを読みたいかのランキングなども興味深かったです。
あとは、現場の「カイゼン」、ヨイショ社員が猛反対したという社是を作る時の話、中途入社者はどのような人を選ぶか、等々の記事があります。
まだまだ利益を出して頑張っていこうと思う経営者には、ぜひ読んでいただきたい本です。
ところで、明日から夏休みなので、ブログ更新は休みます。(#^.^#)