2010年7月アーカイブ

リコール

mori (2010年7月 1日 05:53)

最近、車関係の「リコール」のニュースが目に付きます。

アメリカでのトヨタのリコールの問題から私自身の注意が向いているのかもしれません。

自動車のパーツ関連の仕事をしている関係で、「リコール」についてはお客様ともよく話をします。

製造業に関わっている人であれば理解していると思いますが、近年では「製品の回収」ということが企業にとっていつも気になる問題になっています。

あるパーツに不具合が出たとして、その不具合の製品だけを回収すればよいのですが、その不具合品を特定するのが「トレーサビリティ」ということになります。

「トレーサビリティ」は、英語の「トレース」から来ていて、トレーシングペーパーも語源は一緒だと思います。「なぞる」とか「後を追う」という意味ですね。

例えば、「7月1日に製造した品物は不良品だった」ということが9月に判明した場合、7月1日の製造分だけを回収すれば良いのですが、その辺の管理をしていなければ生産品は全部回収になります。

そのため、通常は「ロット」という単位で製造過程を管理します。

さらに、ある機械で金型を使って何かを作ったとすると、その金型の番号や、それを製造した機械、それに関わった人なども記録が必要で、車に搭載された部品のひとつひとつから履歴を追えるようなシステム作りが進んでいます。

設計変更、材料変更、金型の不備、機械の不備、人のミスなど、あらゆる不具合の原因に対してピンポイントで不具合製品を特定する必要があるので大変です。

最初から最後まで小さなロットで製造できれば良いのですが、途中の工程で例えば1万個を同時に洗浄するという場合、それまで1ロット50個の単位で管理されていたとしても、その時点でロットが1万個の単位になってしまいます。うまく小分けをしたままできれば良いのですが、どうしてもまとまった数量を1度に行う必要がある工程を通過するときに、それまでロット管理されていた製品が混ざってしまいます。

そのような「まとまった数量の工程」がいくつかあると、たったひとりの1時間の間のミスが、100万個の中から探さないといけない、ということにもなりかねません。

タイトルの「リコール」の話に戻りますが、近年はリコールへの対処のひとつとして、「製造ロット」が小さくなっていることと、管理項目の増加があります。

それでも、元々の設計ミスが原因で製造には問題が無い場合には回収の規模が大きくなります。

車の場合は、どのようなミスでも最低でも1~2万台になりそうですが、正確なところはよくわかりません。

ただ、例えば「5万台のリコール」という場合でも、設計ミスで無ければ、ロットの特定ができないために正常品も含まれていることがあるということですね。

1台の自動車の部品点数や精度などを考えると、不良品が出回る率はかなり低い状況だと思います。

人命にかかわらないような不具合に関してはけっこうあるのかもしれませんが、それはよくわかりません。

なんにせよ、「車のリコール3万台」とかいう話を聞くと、「ほんとに大変だな」と思います。せっかくの利益が吹き飛びますからね。

お客様に協力することとしては、品質や納期もそうですが、ロットを小さくしたり、製造の記録の管理もかなり重要になっています。

ビールの季節

mori (2010年7月 2日 10:59)

ビールは好きですか?

とりあえず乾杯のときだけビールを飲んで、あとは焼酎とか水割りにする人もいますね。最近はハイボールなんていうのも人気だと聞きます。

こう暑くなってくると、仕事が終わったあとのお酒の時間を楽しみにしている人も多いと思います。

友達と会って話をする楽しさ、そして仕事からの開放感。

さて。

でも、本当にそれでいいのでしょうか?

あ、いきなり突き落とすような感じになってますか?大丈夫ですか?

「なぜ、仕事が終わってビールを飲むのか?」

について、改めて考えてみましょう。

インドの健康法のアーユルヴェーダでは、暑い日が続いたり仕事が多かったり思うように物事が進まないと、体の中の「ピッタ」という質が乱れると言います。

乱れたピッタを静めるには、涼しい環境にいたり、甘いもの、苦いものを食べたりすると良いと言われています。

ビールには、「甘い」「苦い」というピッタを落ち着かせる要素が入っています。「甘み」は感じない人もいるかもしれませんが、かなりの量の砂糖が入っています。

また、ビール自体には「あたたかい」という質があるのですが、冷蔵庫で冷やされているので「冷たい飲み物」となっていて、暑さによってピッタが乱れているときには飲みたくなります。

ここでもう1度考えるのは、

「自分が欲しかったものは、本当にビールなのか?」

ということですね。

夏にビールは定番ですが、飲んだ後には体が温かくなります。本当は、体が涼しくなって欲しいところですよね。

それと忘れてはいけないのが、

「アルコールの禁断症状」

です。お酒、タバコは中毒症状が出ます。「我慢が出来なくて雨の日の夜でも傘を指して買いに行くものシリーズ」です。

私の経験から言いますと、お酒の場合は約2週間ぐらいが依存期間です。お酒もタバコも、禁断症状が出ているときは通常の1.5倍ぐらい美味しいです。

でも、2週間以上経つと、別に欲しくなくなります。その後の「最初の一口」は、それほど美味しくもありません。

私のオススメは、まずは

「ちゃんと水分を補給すること」

です。のどが乾きすぎるとビールを飲みたい気分になるときがあります。特に午後に仕事が忙しくて水分補給が出来なかった夏の日はビールが美味しいですね。

そして、甘いものや苦いものを摂るようにしましょう。ラッシー(ヨーグルトの水割り)、果物や夏野菜がオススメです。

インドの知恵では、「ピッタティー」というハーブのブレンドティーがあります。夏の暑い日には甘くて美味しく感じます。

食べ物以外にも、夏のピッタを落ち着かせるのに良いことはまだまだありますが、今回の話に関連していることに、「笑い」というのがあります。

実は、「笑い」というのもピッタを静める効果があります。イライラした気分が落ち着いたりします。

そんなわけで、夏の「笑える飲み会」は嫌なことも忘れられるし最高に楽しいと思います。

が、

次の日以降のことを考えると、午後は水分を補給し、仕事が終わってから瞑想をして、それからスッキリした気分で友人と会って、お酒無しで大笑いをする、というのが夏のすごし方としてはオススメです。

サイトの移設2

mori (2010年7月 3日 09:00)

先日も少し書きましたが、私の会社のWEBサイトで使用しているレンタルサーバーが変わりました。

期限がわからず、6月か7月いっぱいだと思っていて、7月1日の時点でサイトが表示されていたのでゆっくり作業をしようと思ったら、やはり契約は6月いっぱいでした。(>_<)

メールの受信ができなかったので判明したのですが、サイトの表示もされていない状況でした。

急いでネームサーバーの書き換えをして、メールソフトの設定も変更して、どうなるかを待っていました。

あらかじめサイトにファイルは転送し、CGIのパーミッション等も変更しておいたので大丈夫っぽい感じはしていました。

その後しばらくしてアクセスすると、うまく各ページの表示もされていて、メールも正常に戻りました。

一応、リンクチェックツールを使って調べてみると、かなりのリンク切れが・・・。

そしてついでに中身を見ると、多少の不具合も見つかりました。

更新情報のプログラムを入れ替えたのを忘れていたのと、相互リンクの相手先がいなくなったのはまあしょうがないと思うのですが、問題は他の部分です。

去年、WEBサイトを作るのを2名ほどに期間限定で協力していただいたのですが、勝手に中身が変わっている。

全然気が付きませんでした。(^_^;)

ホームページの作成を依頼した人に色々と教えていて、まあまあできるようになったので安心していたらいつの間にか色々と変更されていました。

具体的には、ファイル名やスタイルシートの内容、IDやクラスの名前、キーワードのタグなどです。

ファイル名で困ったのは、画像ファイルや通常のページの名前の英語が間違っていることです。

ローマ字と混同したのか、RとLの間違えがあるので全部修正です。

スタイルシートも、なぜか新しいファイルが作成されていたり、名前の付け方も適当だったり・・・。

普通にサイトを訪問して見る分には、まったく問題が無いのですが、画像ファイル名などの英語の間違いは見る人が見るとすぐにわかってしまいますし、SEO的に問題があったりという感じです。

ファイル名の変更に関しては、複数に渡る検索と置換がすぐにできるのでいいのですが、スタイルシートの変更やタグ関係はもうちょっと時間がかかりそうです。

ファイル名の英語に関しては、かなり注意するように言っていたのですが、本人が合っていると思ってしまっているとどうしようもないのだな、と感じました。

とりあえず、再発防止のために今回間違っていたものの正誤表を作っておいて、またWEB制作のお手伝いをしてくださる方を募集したいと思います。

日経トップリーダー 7月号

mori (2010年7月 4日 08:55)

今月も紹介します。

日経トップリーダー7月号

日経トップリーダーです。

「総力特集」ということで、中小企業のための中国進出がメインテーマです。やはり中国関連の話は気になるところですよね。

中国での話は色々な人から聞きますが、現状はよくわかりません。日経トップリーダーを読んでいて「この本、いいな」と思うところは、成功者と失敗者の両方が取り上げられているところです。

毎月の記事でも、成功したことと失敗したことが書かれているので落ち着いた感じで読むことができます。

私は今のところ中国進出は考えていませんが、色々と知っておきたいところです。詳細については、ぜひ本文を読んでいただきたいと思います。

さて、今月も興味深い記事がたくさんで読み応えがあります。少し紹介します。

「敗者の錯覚」という話は、文章は短いのですが、良いポイントです。確かにそうだという確信があります。

竹中平蔵さんの話も興味深かったです。この人が何者なのかはいまでも不明ですが・・・。法人税は、税収の中でも大きな部分を占めているわけでもないですし、法人税率を下げる話は私も賛成です。

そして、イシドというそろばん教室のチェーン展開の話です。「人を育てる」というポイントは中国展開の中でも出てきましたが、そうは思っていてもなかなか難しいところです。それをうまくやっていますね。「商売というのは結局、人の力で決まると思います」という言葉の通り、一生懸命に必至でやらないと結果は出ないと思います。

カイゼンの話は、若干私の会社と違う生産方法の会社が多いのですが、考え方は参考になります。なんにしろ、多くの会社で改善に取り組んでいるのを知ることができるので励みになります。

他にも色々と読んでいて面白い話が多いです。やはり利益の出ている経営者の話は参考になります。

よく、「他の会社はこうやっているよ」と私にアドバイスをしてくださる人もいるのですが、「その会社は儲かっていますか?」と必ず聞き返します。

一見良さそうに思えることでも、実績がなければ取り入れようとは思いません。

そんな意味もあって、利益が出ている社長さんの話を読むことができる日経トップリーダーは、私にとって欠かせない情報源になっています。(*^_^*)

あ、情報と言えば、日経BP社では調査・統計情報をオンラインで提供する「日経BPデータボード」というサービスが始まったそうです。独自調査、民間調査機関、官公庁、各種団体が公表した調査・統計の数値情報を見ることができます。

http://databoard.nikkeibp.co.jp/

なんにしろ、誰かに何かを説明するときにはしっかりとした根拠のあるデータがあるといいですし、何気なく各種データを見るのも良いと思います。

そういえば、今月号の付録のCDには「インターネットでの無料コンテンツビジネス」の話もありました。「日経BPデータボード」も無料コンテンツですね。(^^)

付録CDも毎月聞いています。今月の内田洋行の会長様の話もかなり興味深いものでした。

最近ビジネス書をあまり読まなくなった私には、日経トップリーダーは欠かせない存在です。(^^)/

アンチエイジング

mori (2010年7月 5日 11:05)

「アンチエイジング」という言葉は「若返り」「老化防止」「抗老化医学」などと和訳されていますね。

それについての話題です。

きのう、友人達とバーベキューをやりました。

私は、「肉は食べません」「お酒は飲みません」で、なんだかつまらないやつと思われそうですが、誰からも何も強要されず、自由が認められる楽しい集まりでした。しっかり割り勘でしたが・・・。

でも、みなさんが美味しそうにお肉を食べていると、私も食べたくなります。(^_^;)

「どうして肉を食べないの?」

というのは今までにも色々な人から聞かれた言葉です。

インドのアーユルヴェーダを知ってからは、

「自分で消化できるものしか食べない。」

という、ただシンプルな生活になっています。

現代の栄養学から考えると少し違和感がある考え方ですが、「常識の違い」ということが少しあるだけだと思います。

通風になって肉を食べないように医者に言われたり、肉ばかりでなく野菜を食べるように言う現代医学も、それほど肉を薦めているようには思っていませんが・・・。

食べ物と老化というのは、非常に関係が深いものではないでしょうか。

消化しにくいものを食べると、未消化物が体内に残り、それが身体に良くない影響を与えるというのがインド医学の考え方です。

菜食でも、食べ方を間違えると当然ですが未消化物となります。

ところで、「菜食」というとファミレスなどで出てくる「野菜サラダ」を思う人が多いですね。

それで「菜食」に不安を感じる人がいる場合もありそうです。

畑から取れたばかりの無農薬の野菜たちは、非常に力強くて、食べるときに「格闘している」という気分になるときがあります。

季節の野菜や果物だけでも、かなりの種類があって料理方法も多様で、菜食で困ることはありません。

また、豆腐料理や豆料理、牛乳等でタンパク質も補給できます。

そういえば、「牛乳は牛の血」という話があって、「菜食の人は飲んではいけない」という話がありますが、「菜食」の観点ではなく、「消化できるかどうか」の観点で話をするのがアーユルヴェーダ流になります。

牛乳は、身体にとても良いのでオススメ食品のひとつです。

ちなみに、「お酒は毒」「ジャガイモには毒素がある」「チーズの原料に牛が使われている」ということも聞きますが、それも「消化できるかどうか」ということです。

タイトルの「アンチエイジング」ですが、年を取ってくると「年齢」という物理的な数字は変えようが無いので、年齢自体の数字を減らすのは不可能です。

そうすると、老化を遅らせたり、細胞を若返らせたりして、実際の年齢よりも若い状態を維持する工夫が必要になってきます。

そういうわけで、「若くなりたい」とか「若さを維持したい」、「健康を維持したい」という人は、ぜひ菜食を検討していただけたらと思います。

菜食でも身体のスタミナは問題ありませんし、食後の眠気もありません。ただ、食べ物の知識や食べ方については知っておくべきことはありますけど。

「美味しい食事&健康」

トータルでは、菜食の人の方が喜びは大きいと思っています。(^_^)

人員のコストダウン(前編)

mori (2010年7月 6日 07:43)

コストダウンについて思っていることです。

「3人で60分かかっている仕事を、2人で60分で出来るようにする。」

というのは、わかりやすいですよね。

単純に、人件費がひとり分浮きます。

では、

「3人で60分かかる仕事を、3人で40分で出来るようにする」

というのはいかがでしょうか。

さっきの話と似ていますね?どちらも、コストを2/3にする感じです。

数字的にも合っているように見えますか?

少し考えてみてね!

そろそろいいですか?

整理してみましょう。

例えば、3人で60分かかる仕事を2人でやった場合、特に工夫もしないと何分かかりますか?

もちろん、「3人でないと持ち上がらないものがあるので永遠に終わらない。」とかいうイジワルなぞなぞではありません。(^^)

気楽に考えると、仕事の全体量は、3人×60分=180分ということになります。ですから、ひとりでやると180分、ふたりでやると90分、3人だと60分、4人だと45分、5人だと36分、6人ぐらいだと必ずサボる人がでてくるので50分とか(^_^;)、そんな感じでしょうか?

まあ、それはともかく、全体の延べ時間を元に、3人を2人にしたときにどれぐらいのコストダウンになったかを計算してみましょう。

3人×60分-2人×60分=180分-120分=60分

で、仕事量で見ると60分の節約。

人数でみると、1人減っています。

では、

「3人で60分かかる仕事を40分でやる」

というのは、どういうことでしょうか。

時間は3人×60分-3人×40分=180分-120分=60分の短縮です。

そしてこれも、全体の仕事量は3人×60分=180分の仕事です。

人数は減らしていないので、人数に変化はありません。

ここで、前者と後者を比べてみましょう。

人数を減らした場合---1人減って、延べ60分の短縮

時間を減らした場合---0人減って、延べ60分の短縮

ということになります。

前者が良さそうですね。

計算が合っているのかどうか不明ですが、コストダウンとしては、本当に後者が良いのでしょうか?

あなたが経営者、あるいはコストダウンの担当者だったら、どちらを社員さんに伝えますか?

長文になってきたので、次回へ続きます。(^_^)/

人員のコストダウン(中編)

mori (2010年7月 7日 09:41)

前回の記事を読んでいない人は、前編から読んでくださいませ。m(__)m

長いので、3回シリーズになりました。(^^)

さて、3人で60分かかっている仕事のコストダウンの話の続きです。

(A):「3人で60分かかっている仕事を2人でできるようにする。」

(B):「3人で60分かかる仕事を40分でできるようにする」

という2つのパターンの話です。

ここで、1日の仕事を見てみましょう。

8時間労働を基準にします。60分で1個の製品が完成するとします。

コストダウンをする前は、1日で8個完成します。つまり、3人で8個です。

そして(A)のコストダウンの場合は、2人で8個が1日に完成します。

(B)の場合は、3人で40分の仕事になるので、1日だと60分×8時間=480分を40分で割りますので、12個となります。

つまり、3人で12個が1日に完成します。

時給をひとり1,000円、製品をひとつ1万円としてみましょう。

元々の状況は、3人で8個ですから、

人件費 3人×1,000円×8時間=24,000円 売上げ8万円

です。そしてコストダウンの結果を人件費と売上げで見てみると、

(A) 2人×1,000円×8時間=16,000円(人件費)

   売上げ 8万円(2人で8個)

(B) 3人×1,000円×8時間=24,000円(人件費)

   売上げ12万円(3人で12個)

利益は、

(A)8万円-16,000円=64,000円

(B)12万円-24,000円=96,000円

です。いかがでしょうか。(B)の方が会社に利益が出ます。

実は、一人当たりの利益で見ると、両方とも32,000円で同じです。

しかし、会社の利益で見ると(B)が優勢です。つまり、

「1日に作る量」

もまた、忘れてはいけないところだということです。

(A)は、会社の売り上げは変わりません。

1日の利益を考えると、(B)の方がより多くの収入を見込めることになります。

簡単な話ですが、ひとりが32,000円稼げるなら、10人よりも100人雇ったほうがいいということですね!

したがって、(A)の場合でも、余った1人を辞めさせるという方法は良い方法ではありません。

もうひとり連れてきて4人で1日に16個作るのです。

いかがでしょうか。

「1日の生産量を上げる。」

ということを考えながらコストダウンをしないと、人をひとり辞めさせてコストダウンになったと喜んでもしょうがありません。

コストダウンの目的は、単なる経費の節減ではなく、利益を増やすことです。

経営者を含めて、人数を減らしたいと考える人が多いのですが、人数を減らすよりも生産数を増やすということに重点を置いた方が良い場合もあります。つまり、

・1日に必要な生産量に変化が無い場合は、人数を減らす。

・1日に必要な生産量が増加している場合には、製造時間を短縮する。

という方向性で考えた方が利益率がよくなります。

結果的には同じになりそうですが、やってみると違いがわかると思います。

生産量が変わらないのであれば、人数を減らすよりも就業時間を減らす可能性も考えた方が良いと思います。

そして、残った時間は営業活動をするとか、売り上げを上げる方法の勉強会を行うとか、あるいはしょうがないので就業時間を短くして支給額を減らすという選択肢もあるかもしれません。

「人員を削減する」というと働いている人達はやる気がなくなります。しかし、人数は減らさずに時間を短縮するという話は、提案もしやすいですし楽しめる雰囲気にもなります。

実行のしやすさを考えても、「時間の短縮」がコストダウンの考え方としてはオススメしたいところです。

次回、もう少し続きます。

人員のコストダウン(後編)

mori (2010年7月 8日 11:33)

さて、最終回です。

人数の削減か、時間の削減か、という話をしてきました。

全部1度にコストダウンできれば良いのですが、2つ以上の項目があるものは、どうしても「優先順位」をつける必要性が出てきたりします。

例えば、待ち時間が発生している場合。コンベアに100kgの品物を3人で載せて、それが次の工程に運ばれていくという場合、3人で持ち上げていたのを2人にするというコストダウンの方法があります。

しかし、ベルトコンベアのスピードを上げて生産量を増やすというやり方もあります。

生産量を増やすことに注目すると、人数を4人にして荷物を持ち上げるスピードを上げて生産数を上げることもあるかもしれません。

この例は、会社の全体的な生産数を上げることを考えた場合に、流れが良くない場所、いわゆる「ボトルネック」と言われているところの流れを良くすることによって生産する量を上げるときに使われます。

「ボトルネック」の考え方は、「待ち時間が発生している」という場合の解決方法のヒントになります。

全体の流れを見るには、「タクトタイム」という時間の区切りを作ってわかりやすくする方法もあります。

配送の人数やルートの見直しなどは、上記とは違った考え方になったりします。その他、やることは無数にありますので、それぞれに合った方法を適用してもなかなか満足できなかったりするかもしれません。

今回は、そのようなコストダウンの方法論についてではなく、とっかかりの考え方の話をしてみました。

「人数×時間」

を基準にして、どちらかを減らすという優先順位についてです。

コストダウンで、人数を減らしても生産時間が延びてしまえば効果はありません。

また、時間を短縮して人数を変えない場合には、生産した数を売りさばかなければいけません。

生産量を減らすか現状維持の場合は人数を減らし、生産数を増やしたい場合には時間を短縮するというのが、とりあえずの目安だと思います。 

付随ビジネス

mori (2010年7月 9日 09:47)

「付随ビジネス」という言葉があるのかどうか不明ですが、もしかしたら「関連ビジネス」と言われているかもしれません。私が思う「関連ビジネス」については、またの機会にします。

今回は、ただなんとなく「付随ビジネス」と呼んでいる話です。

例えば、何か新しくお店の経営を始めるとします。

普通に店舗を買うか借りるかして始めますが、それだけだとそれで終わりです。

そのときに、さらに収入を上げる方法として、例えば

「店の前に有料駐車場を経営する。」

という方法があります。

お店が流行るのであれば、駐車場からの収益を期待できます。もし商店街であれば、無料駐車券の配布なども面白いかもしれません。

あるいは、

「配送業務の会社を立ち上げる。」

ということもあります。大きなものであれば自宅までの配送を有料で行ったり、バイクで届けるようにして、なおかつ、近くの店の配送の注文を取るようにして規模を拡大していく方法です。

核となるビジネスがあって、それに付随する事業を展開していくということですね。

ここで質問です。どちらが先でしょうか?

「空き店舗を見つけ、その前に売り駐車場があるのを発見したので、付随ビジネスを始めて稼ごうと企画する。」

「付随ビジネスをやりたくて、空き店舗と駐車場を探す。」

両者は、一見同じようですが、まったくの別物と考えます。

商売で忘れてはいけないのが、「お客様」です。お金を運んでくるのはお客様です。

自分のやろうとするビジネスが、確実にお客様に喜んでもらえる、つまりお客さんがお金を払ってでもあなたのサービスを受けたいと思うものが結果として利益を生みます。

空き店舗と駐車場を見つけて、うまい商売をやろうと思って急いで考えても、通常は誰かの模倣とか自己満足的なものになってしまう場合があります。

もし、「これは売れる」という確信があって、「これを売り始めると客が殺到して大変だ。」という思いから「近所に駐車場を借りよう」というビジネスであれば、大抵は成功すると思います。

先ほどの例は、学校のテストなどだと、こんな感じです。

「もしかしたら100点?100点だったらいいな。」

「絶対に100点だと思う。でも、何か不備があって、もしかしたら90点の可能性も?」

当然ですが、前者は偶然に期待しています。後者には確信があります。

実際、偶然に期待するビジネスは、周囲に自分よりも勝っている人がいるのを見たくないので情報を集めることも避けがちです。

しかし、自分が1番だと思っている人は、遠慮せずにどんどん情報を集めます。

「付随ビジネス」でうまく行っているのを見てうらやましがる人がいますが、まずは自分のビジネスをしっかり成功させてから次のステップに行きましょうね。

私も頑張ります。(^^)

エフロードが発売になりました。

エフロード8月号

また私がチラリと写ってます。(赤い矢印をつけました。)

乾杯

TV取材の様子も、もう載ってるんですね。放送はまだされていません。どうなるのかな?

テレビの取材

ふと読者からの投稿を見ると、私の名前が。(赤ラインをつけました。)

エフロードの塔

エフロードは、毎回友人たちが掲載されているので、かなり楽しめます。普通に本を買って読んでいる人がどう思うのかは謎です。

読者投稿でも「諸星伸一のディアブログ」の評判は良いみたいで、実際に編集部の人も「大人気コーナー」と言っているので楽しんでいる人は多そうです。(^^)

18日のデニーロさん免許復活ツーリングは自分は行けないんですけど、また記事になるんだろうなあ、って感じです。雨とか故障とかで予定通りにならないこともかなりありますけど。(^_^;)

趣味を仕事にして良いか?

mori (2010年7月11日 11:13)

たまに相談を受けることです。

「どうせ仕事をするなら、自分の好きな趣味の分野で稼ぎたい。」

「自分が精通している趣味なら、知識と経験があるのでビジネスになるかも。」

「好きなことだけをやって稼ぎたい」

というような感じです。

当然のことですが、みなさんに共通しているのは、

「趣味では稼げない気がする。」

「仕事と趣味は違うと思う。」

「世間の人は真面目に生きているので申し訳ない。」

「仕事になると趣味では無くなってしまって楽しめないという人がいる。」

というような思いを持たれています。それで悩むわけですね。(^^)

どうですか?

よく聞いてみると、悩んでいる段階では、具体的な数字が出てきていません。毎月いくらの売り上げが必要で、そのために何を売るのか?販売方法は?

というようなことですね。具体的になっている人というのは、やる気もあるし自分で判断できる材料もあるので相談してきません。これも当然ですね。

でも、具体的になる前の段階の人の悩みというのは、何かきっかけが欲しかったり、自分の頭の中の整理をしたかったりするんですよね。

私は、ひとつの基準を考えています。それは、

「自分のためにやるのが趣味、相手のためにやるのがビジネス。」

です。

例えば、プラモデル・読書・芸能界・映画・スポーツ・インターネット等々の趣味があるとします。

漠然と、「好きなもののことを考えていたい。」と思っているのは、良いことだと思います。24時間、いつも考えることができるのは成功の秘訣だと思います。

次は、収入ですね。ここが問題です。

自分のところにモノや情報が入って来るまでが趣味です。それを外に出すとビジネスになります。

inputで終わらせず、outputするということです。

単純ですが、プレミアのついたグッズを買ったとします。それを自分で持っていると趣味です。そして、入手した価格よりも高く売ればビジネスです。情報ビジネスについても同様です。

趣味をビジネスにするときの1番の問題は、

「これは貴重なものだから、例え売れなくても自分で持っていれば満足するから手に入れよう。」

という場合だと思います。在庫が増えるということは、現金を長期定期預金に入れるのと変わらないので、すぐに使えるお金が減ります。大きなビジネスが出来ないとか、運転資金が足りないとかで、キャッシュフロー(お金の流れ)が停滞していきます。

「これは仕入れ価格よりも高く売れる。」

という判断ができるのが、その分野に精通している人の利点ですので、売ることを前提に仕入れをするのであれば、何も問題はないと思います。

例えば、目安として

「1ヶ月以上在庫として持たない。」

というような決意ができれば、趣味の世界でもビジネスを始めていいのではないかと思います。

それと、「忙しくなってくると昔のようには楽しめない。」ということになりそうですが、それはやり方によると思います。

参議院議員選挙 2010年

mori (2010年7月12日 11:16)

選挙が終わりました。私の住んでいる地域は、あまり盛り上がっていませんでした。

投票率も、毎度のことながら低いと思います。90%を超えて欲しい!

民主党が参議院で過半数を取れなかったことにより、「ねじれ国会」と言う人が多いのですが、やはり「政党政治」というもの自体がおかしいのではないかと思っています。

私は景気回復を1番重視していますが、民主党の中でも意見が半分に分かれています。

ということは、例えば国債の発行残高を増やすことについて「党の方針」というのが出てくると、ひとりひとりの議員の意思が反映されない結果になるということです。

今回の民主党の敗北について、

「消費税をすぐに上げる印象を持たれた」

「マニフェストについて満足いく説明が無かったので信用が落ちた」

等々の意見がありますが、なんにしても「説明不足」ということがあるように感じます。

私は、もっとわかりやすい投票のやり方があってもいいと思います。

例えば、

1.国債発行残高を増やす

2.高速道路を無料化する

3.定額給付金を行う

4.日本にアメリカの基地を作らない

5.自然エネルギーに力を入れる

等々の項目を作り、それぞれにYESかNOをつけて立候補するというやり方です。

あえて政党のようなことを考えると、ひとつの項目についてYESとNOのグループができるので、それでひとまとまりにして、みんなが項目ごとの色々なグループに参加していれば、政党政治ではなくってスッキリしますし、国民の声も反映されやすくなります。

もちろん、「国債発行残高を増やす」という項目でも、発行額も違えば利用目的も違います。また、単に残高を増やすだけなのか、日銀に買い取ってもらうのかも意見が分かれるところです。

その辺は、大きな項目と小さな項目に分けてもいいと思います。

項目は、少なくとも1000個以上にはなるはずです。

それについて、ひとつひとつきちんとYES・NOを考えることが出来る人に国会議員になっていただきたいと思います。

当然ですが、国会議員はすべてを勉強するべきです。

もしかすると、投票に関しても「人に投票する」のではなく、大きな項目20個ぐらいのYES・NOで国民が投票して、それと一致する人に1票入る制度でもいいのかもしれません。

既存の選挙のやり方にこだわる必要は感じません。なぜなら、選挙政治でうまくいっている国が存在しないからです。他国のマネをすることもありません。

現在の選挙のように、政策がハッキリしないままの投票で日本の方向が決まってしまうことには納得がいきません。

立候補に関しても、供託金を廃止して誰でも立候補できるようにした方がいいのではないでしょうか。

今回の選挙では、色々と思うところがありました。

自分なりに、日本を変える活動をしていこうと思います。(^_^)

Twitterなう

mori (2010年7月13日 11:18)

なんだか、Twitterの「なう」っていうのが未だに馴染めませんが・・・。

Twitterの話題です。

おとといあたりから、急にTwitterに目覚めました!

何がきっかけかは不明です。(^_^;)

以前は、自分でつぶやいたり友人と会話を楽しんでいたのですが、あまりにも超個人的な話をしすぎて仕事では使えない気がしたので、IDを取り直しました。

以前のIDは、個人名は出していないので特に問題は無かったのですが、仕事で使うのであれば個人名を出した方がいいだろうと思ったのも、IDの取り直しの理由のひとつです。

私の通常のTwitterは、このブログの右側に表示されています。

そして、現在はもう1個IDがあります。

それは、マハリシ総合研究所のTM教師としてのIDです。

http://twitter.com/mori_masaya

こちらは、どちらかというと社会的地位の高い方々の目に触れることが多いので、あまりチャラチャラできません。

ていうか、普段それほどチャラチャラしているわけではありませんし、社会的地位の高い方々でも、別に普段のままの私で問題は無いと思っていますが・・・。

Twitterの悩みは、知らない人との会話が増えると無駄に時間が取られる事です。でも、今のところ全然そういうことも無いし、特に問題も無さそうです。

それで、いつも使っているIDの方は思い切ってフォローする人を増やしました。

確か、フォローされている人が200人ぐらいのとき、一気に300人まで増えたときがありました。あの現象がなんだったか不明ですが、他の人の話を聞くと、たまにそういうことがあるようですね。私の場合、なぜか「知りたいこと」っていうのはそれについての情報が入ってくるので、そのうちわかるかもしれません。わかるまでに数年かかる場合もありますが・・・。

まあ、それはともかく、あえてフォロワー数を増やそうとも思っていなかったんですが、ちょっとトライしてみようと思いました。

ウワサでは、2001人に達すると1820人以上のフォロワー数にしないといけないようで(フォロワー数×1.1)、その辺はツールを使わないと管理できなさそうです。

そもそも、フォロワー数を増やしても会話がどんどん流れていくし、つまらないと思っていたんですけど、数が増えるとどういうことになるのか興味が湧いてきたので、やってみようと思います。

もうひとつのIDの方は、実際に会った方だけをフォローしようと思っています。もしよければ、どんどん会いに来てくださればと思います。(^_^)/

「単にフォロワー数を増やすだけではだめで、内容を重視すべき」

ということも聞くのですが、まだよくわかりません。やみくもにフォローしていくのではなく、自分が繋がりを持ちたいと思うようなキーワードでつぶやきを検索する必要があるということかもしれません。

なんにしても、よくわからない状況なので色々とやってみます!

アメブロやミクシーとか色々やっているし、忙しいとコメント返しも出来なさそうなので今後どうなるか不明ですが、今のところTwitterにも守備範囲を広げてみたいと思います。

シルク

mori (2010年7月14日 10:38)

今回の内容は、完全なウワサ話です。

実際のところはよくわかりませんが、「そうなのかなー?」と思いつつもけっこう信じていることです。

それは、

「ヨーロッパでは、シルクを身にまとうと長生きすると言われている。」

ということです。

日本でさえ、九州と東北では文化も言い伝えもかなり違うのに、「ヨーロッパでは・・」って範囲広すぎ。(>_<)

しかも、まったく出所不明の話です。

そして、この話を誰から聞いたかというと、日本でシルク製品を販売している人たちからです。(^_^;)

まあ、それはともかく、シルクの下着・パジャマを身に着けて、さらにシルクのシーツと布団カバーを使って寝ると寿命が延びるそうです。

私はとりあえず下着とパジャマはシルクです。

シルク製品はマイナスイオンを発生するとか、静電気が起きないとか、抗菌性があるとか、アトピーや皮膚病にいいとか、火がついても綿の服のように燃え広がらないとか、そういう話も聞きますが根拠は不明です。

また、吸水性は綿と同じだが、放出性は3倍と聞いていましたが、その数値も人によってバラバラです。

シルクというとサテン生地のようなものを思い浮かべるかもしれませんが、私が使っているのは光沢の無いものです。くずまゆから手でつむいだ糸を使用しているために生地が丈夫です。

効果については確信はありませんが、製品自体は気に入っているため、私のところでも販売させていただいています。なんだかんだで、ちょくちょく注文もいただいています。私も販売業者のひとりですね。(^_^)

ただ、前述のように効果が不明なので、「宣伝文句としては使えないなあ」という感じです。

私が実践しているインドのアーユルヴェーダでは、「ガルシャナ」というシルクの布を使ったマッサージ方法がありますので、体に良い効果はありそうです。

今年の夏休みには、もうちょっと気合入れて文献を調べてみようと思います。

関連ビジネス

mori (2010年7月15日 10:56)

先日の記事で「付随ビジネス」と私が呼んでいるものについて書きました。

今回は、「関連ビジネス」です。

昔から言われているのですが、

「本業に集中したほうがいい。」

という話と、

「いざというときのために他のビジネスもやっておいたほうがいい。」

という相反する考え方があります。どちらも、もっともな意見です。

業種も扱うものも全然違うビジネスに手を出すと、力が分散されます。関係者についても全然違う人達が関わってくるので大変です。

そこで、

「本業以外のものをやるにしても、関連したものが良い。」

という両者の中間のような妥協案っぽい考え方も発生します。

先日の「付随ビジネス」との違いは、

付随ビジネス:本業があって、それをサポートする関連事業

関連ビジネス:今ある人材、設備、ノウハウを応用できる事業

という位置付けです。

「関連」

と言っても、お寿司屋さんが「米つながり」でおにぎりを売り始めるのはちょっと違う気がします。

クイズの「○○つながり」という共通項を見つけても、それを作ったり売ったりする人を別に用意するのでは効率が良くないと思います。

それこそ、寿司職人の人がおにぎりを握るビジネスをやるぐらいなら、本業に力を入れたほうが断然いいですよね。

基本的には、今やっているビジネスの社員さんたちの時間があまっているときに手伝ってもらえるビジネスをやると効率がよくなるし、良いアイディアも出してもらえると思います。

まったく違う分野に進出すると、確かにリスクヘッジというイメージはありますが、「稼げるものに1点集中」する方が断然稼げると思います。

そして、そのノウハウと人材を活かして「関連ビジネス」に進んでいくことが可能であれば、とても良い流れになりそうです。

それが、私の思う「関連ビジネス」という感じです。(^^)

続Twitter

mori (2010年7月16日 11:36)

ここ数日は、Twitterにハマってます。

といっても、たぶん他の人と楽しみ方が違うと思うのと、しばらくすると飽きてしまうのも今から予想がつきます。(^_^;)

どの部分にハマっているかというと、やはり先日も書きましたが、

「自分がフォローしている人数が2000人を超えると、フォロワー(フォローしてくれている人)の1.1倍の人数までしかフォローできない。」

というTwitterのルールです。

元々、Twitterには何かを期待しているわけでもなく、流行っているからやってみよう的な感じで手を出したので、友人を増やしたりビジネスで有効に使おうということも無かったので放置っぽい状況でした。

しかし、その変なルールが妙に面白くて、チャレンジしてみたくなりました。(^^)

「どうして、そういうルールになったんだろう?」

「1.1倍という数字は、どういう根拠なのだろう?」

という感じですね。

早速、適当にフォローしまくりました。1日で500人以上は楽にフォローできますね。ボタンを押すだけですから。

そうすると、リフォローしてくださる方がいて、私をフォローしてくださる方もすぐに1000人を超えました。

Twitterの楽しみ方として、フォローされている人数を競ってもしょうがないとか、フォロー人数をやたら増やすのはスパム行為とか、こういうやり方を批判している人もいますが、やはり興味には勝てない・・・。

さて、実際にやってみると、1500人ぐらいにフォローされるのは楽ですが、その頃から戦術が変わり始めます。

その頃には自分がフォローしている人は1800人を超えるぐらいになっています。

自分がフォローしている人数が2000人を超えると、もう新たに誰かをフォローすることができなくなります。

また、どこかで私を見かけてフォローしてくださる方もいますが、その方へのリフォローも2000人を超えるとできなくなります。

そうすると、2000人をフォローしている段階で、自分は1819人にフォローされている状態になっていなければいけません。また、そのギリギリの状況だと、自分からフォローしに行くことはできませんので、実際はもう少し余裕が欲しいところです。

それで、Twitter用のツールを使って、私からフォローをしているのにリフォローしてくれていない人について、私からのフォローを解除する必要が出てきます。

例えば、ガチャピンさんとか、鳩山由紀夫さんとか、孫正義さんとかの有名人ですね。(T_T)/~~~

それと、頻繁にツィートしている人で、フォローよりもフォローされている人数が断然多い人も今はパスです。

計算では、5000人にフォローされていれば5500人をフォロー出来ますから、あとで復活させてくださいませ、と心の中で叫びながら解除。

フォローと解除を繰り返すとIDが停止になるというのは、こういうことですね。やりすぎには注意しましょう。

それと、よーーーく見ると、フォローしている人数が2000人で、フォローされている人数が1000人ぐらいの人もいます。こういう人もフォローはいただけないのでパスです。

フォローを増やすツールとか、リフォローツールもあるようですが、今のところは使っていません。

この、ちょうど2000人あたりが1番Twitterの面白いところではないでしょうか?遊び方を間違えているかもしれませんが・・・。

私がフォローしているのを解除する人もいますし、色々なことが起こります。今のところは、だいたい150~170人ぐらいフォローしている人数の方が多い状況で運営しています。

そうすると、私をフォローしてくれた人にもすぐにリフォローすることができます。

フォロー数が3000人ぐらいになれば、だいたい300人ほど余分にフォローできますから楽になると思います。

約180人の差まではOKという制約がある2000人付近で、ここ数日のスピードを急にダウンしなければいけないところが、なんともいえずにまどろっこしいんですが、なんとなくそれが面白い感じです。

ほとんどドラゴンクエストの最初のレベル上げ状態のようなイメージかもしれません。(^^)

あと3~4日は外出するため、パソコンもそれほど使う時間が無いはずですし、特に積極的に何かをやるつもりもないので、人数はまったりと増えていく感じでしょう。

なんだかんだで、この数日フォローしてくださった方々で、イラストを描く人やビジネスをやっている人のブログも見たりしているので、Twitterが広報に有利というのも少し理解できました。

双方向のコミュニケーションツールとしては、不特定多数が多すぎるので活用は厳しそうな気がしています。

今日はいつもよりやや長文ですが、一気に書きました。でわでわっ。(^_^)/

ライバル

mori (2010年7月17日 11:17)

「ライバルはいたほうがいいのか?」

という質問もたまに受けます。

なぜ私に聞いてくるのか不明ですが、たぶん、「自分の内側からの思いを大事にして、外からの刺激で動かない方がいい。」というような話をするせいかもしれません。

ところで、ライバルという存在は、自分にとってどういうものでしょうか?

いやなやつですか?

それとも、同類ですか?

少なくとも、「同じ目標を持っている」という共通項はあると思います。

相手を嫌なやつだと思うのは、

「自分よりもうまくやっている。」

「いい情報を持っているのに隠している。」

「仲良くしてくれない。」

というような場合かな、と思います。

「ライバル」という言葉のイメージが、なんだか「敵」という感じを持つ場合が多そうですが、一緒に成長していくような仲の良いライバル関係もありますよね。

私は、

 「外からの刺激で行動しない」

というのは、

「他人の考えて行動しない」

というような意味に考えていますので、自分の中で「負けたくない」とか「トップになりたい」という気持ちがあれば、もちろんそれに従った方が良いと思います。

ライバルの存在は、常に進歩する状態になるので加速が強くなると思います。

「休んだら負け」

という状況ですね。

どう考えても、ライバルがいた方が、お互いに進化が加速すると思っています。

「たったひとつのものを取り合う」という状況で負けると悔しいですが、命にかかわる場合で無ければ、負けた時点で以前より成長していますよね。

ライバルという存在は、自分の進化が早くなるという結果を導くものだと思っています。(^^)

ヴァーストゥ・コーディネーター

mori (2010年7月18日 06:30)

きのうから、栃木県那須塩原市のマハリシ総合研究所の研修センターに来ています。

今回は、「ヴァーストゥ・コーディネーターコース」に参加しています。

ちょうど、1ヶ月程まえにヴァーストゥについて記事にしました。

http://morimasaya.jp/2010/06/post-221.html

このコースへの参加は、2~3週間ぐらい前に急遽決まったのですが、なんとか予定が合ってよかったです。

私が滞在しているマハリシ総合研究所の建物は、ヴァーストゥの知識を使って建てられてました。

「ヴァーストゥ」というのは、インドに古来からある建築学のスターパティア・ヴェーダの知識で、建物の方位や間取りなど、快適に過ごすための知恵がたくさんあります。

中国の風水は、元々はインドのヴァーストゥの知識から来ていると言われていますが、内容はけっこう違っています。

私の自宅も約8年前にスターパティア・ヴェーダの知識を取り入れて建てました。あの頃と比べると、色々なものがかなり快適になっています。

世界的な規模でヴァーストゥ建築が増えてきていますが、日本ではまだほとんど知られていません。

インドのように、ひとつの州政府が積極的に活用しているところでは大規模なヴァーストゥの集合住宅も作られていますし、今後はもっと一般的になっていく可能性があります。

というわけで、朝から夜までしっかりとヴァーストゥの勉強をしてきます。(^^)

きのうに続き、ヴァーストゥ・コーディネーターの話です。

インドのスターパティア・ヴェーダという建築学に基づいた建築で私の家が建てられているので、今回はその知識を深めようと思って学習コースに参加しました。

今日はいったん帰宅して、明日また那須に行って続きを受けて終了です。

講義の内容では、アメリカやヨーロッパで家相についての科学的研究が進んでいるという話があって、色々なデータを見ることができました。

また、最先端の建築学では「エコ」というテーマが必須になっていて、しかも環境にやさしいだけではなく、住んでいる人のストレスを軽減するという理由でもインドの知識が注目を浴びているということでした。

アメリカのワシントンの近くに68億円かけて作ったというビルディングがTVや雑誌で話題になっているそうですが、オーガニックな建築資材とインドの知識で作られた最先端の建物です。

私が家を建てた頃は、けっこう色々と大変だったのですが、現在では設計もかなりやりやすくなっているようなので、それもスターパティア・ヴェーダの建築が増えている理由のひとつかもしれません。

そして単に家を建てるというだけではなく、コミュニティも世界各地で作られています。アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、デンマーク、ニュージーランド、ベネズエラ、アルゼンチン、コロンビア、ブラジル、等々の例をスライドで見ましたが、とても住みやすそうです。

とりあえず、イギリスのサイトの紹介をしておきます。

http://msvhomes.co.uk/main.html

コミュニティを作るには、やはり各国の政府との許可等も必要だそうで、どの場所も長い時間をかけて作ってきているようです。

日本では、コミュニティの話はあるものの、まだまだ進んでいません。

今はヴァーストゥの知識についても全然知られていない状況ですが、今後は日本でも広がっていくのではないかと思っています。

象は鼻が長い

mori (2010年7月20日 05:42)

なぜか昔から気になっていた本で、今、手元には無いのですが1~3年以内に読んだと思います。

アマゾンで調べると初版は1960年で現在でも販売されていますから、非常に息の長い本です。

私が知ったのは、誰かが何かの本の中で「外人が手にしていた」というのを読んだのがきっかけだったと思います。

タイトルがなんとなく気になって本屋でも探しましたが、当時は見つけることができませんでした。

それからしばらくたって、何かのときに、ふとアマゾンで検索したら売っていました。

内容は、日本語の文法の解説です。

「象は鼻が長い」

「象が鼻は長い」

にしても日本語になりますが、言葉のニュアンスは違いますね。そういう内容です。

英語のように「主語+述語」や形容詞、副詞などを当てはめようとしても日本語には該当しないところがあるということで、独自の解説をされています。

こういう本は、作者の「みんなに伝えたい」という思いから作られているので全体的に丁寧な感じがします。

外国の人に日本語を教えるのは難しそうだな、と思いますが、外国語も「ニュアンス」というところは簡単にはわからないだろうとも思います。

その「ニュアンス」というところの個人差を超えて、ルールを見出して整理整頓するのが学者の使命だと思うのですが、日本語はなかなか難しいようです。英語は、きっちりルールに入るイメージがありますが、どうなんでしょう。

日本語の何がどう難しいのかについても、この本の中の例で知ることが出来ます。

主語と述語がハッキリしていないのに言葉で成り立っていることもありますし、主語がふたつあるような場合もあります。

今の学校教育がどうなっているか不明ですが、基本的な「主語+述語」を教えたりしているとき、生徒から答えにくい質問が出たりするケースもあるのかな、どうしてるのかな、とかもちょっと興味があります。まあ、なんとかなっていそうですが・・・。

言葉というのは面白いし、それを分析している人達もまた、なんだか面白いな、と思うのです。(^^)

思いの強さ

mori (2010年7月21日 07:56)

「成功の秘訣」

というノウハウの話については、テクニックや精神論など、色々なものがあります。

おそらく、数百年以上に渡って語られていても決め手は無いように思えます。

まあ、それはさておき、

「思いの強さ」

についてはいかがでしょうか。

何をもって「成功」というかは不明ですが、「あきらめないこと」とか「成功するまで続ける」というのも成功の秘訣のひとつですね。

「毎日毎日いくら努力しても成功しない。」

という場合でも、成功者の話を聞いたり自分のやり方を変えたり情報を収集することを続けることによって成功の可能性は高くなります。

それと、「無駄な努力」「違う方向への行動」「自己流」などは成功とは違う道に見えますが、その先には成功がある道のひとつだと思います。

「思いの強さ」

は、例えば運動会の徒競走で、途中で転んでも立って走り続けるとか、競技の途中でケガをしても続けるとか、そういうところで差が出てくるポイントだと思います。

「質問をしたいのに声をかけられない。」

という場合なども、緊急性があれば行動に移せたりします。

では、「思いを強くする」には、どうすれば良いのでしょうか?

そこが問題ではないでしょうか?

「やりたいことが無い」「好きなことがない」「すぐにあきらめてしまう」「それほどでもない」等々あると思いますが、それが普通だと思います。(^^)

でも、本当に自分のやりたいことは、早めに見つけたいですよね。

1番のオススメは、TM瞑想です。私はとても気にっているので、広めるお手伝いをしています。

ストレスが取り除かれて、頭の中がすっきりと整理されてシンプルになります。自分にとって必要なものや不必要なものがハッキリしてきます。

2番目は、正しい家相の家に住むことです。かなり怪しく感じる人もいるかも知れませんが、私の経験からです。

3番目は、インド占星術によるアドバイスです。今のところ、受けた方々の評判は絶大です。

4番目は、ありきたりですが、色々なことをやるのがいいですね。

いつも言っていますが、外からの刺激で動くよりも、自分の内側からの思いの方が自分にとって良いものですし、強力です。

外からの否定性に勝つことができるのも、内面の強さだけです。

内面を強化することは、外から自分を守ることと、思いを実現することなど、色々な恩恵があると思っています。

FACEBOOK

mori (2010年7月22日 05:43)

今、話題のFacebook(フェイスブック)には登録されていますか?

http://www.facebook.com/

「今、話題の」

と自分で言っておいてアレですが、あんまり話題になっている気はしません・・・。

今日の時点で、だいたい100万人の日本人が登録されているそうなんですが、私の周囲には誰もいません。

「世界最大のSNS」

ということと、Twitterと一緒に紹介されることが多いように思います。

SNSはインターネット上のコミュニケーションの場ですが、Facebookはどう使えばいいのかが不明です。

MIXIはリアルの友人もいるので楽しく使っていますが、Facebookはたったひとりだけの状況です。(^_^;)

「いいね!」というボタンが流行るという話もありますが、今のところよくわかりません。

海外の人と友達になるのであればいいのかもしれませんが・・・。

今のところ積極的に活用しようとは思っていませんが、私の場合は、ある日突然マイブームが始まるので、そのときはまた報告します。(^^)

第77回 日本経済復活の会

mori (2010年7月23日 08:05)

きのうは、カメラの電池切れで写真を撮れませんでした。携帯電話は写メを1枚撮ってアメブロにアップしたとたん電池切れ。(>_<)

まあ、よくあることですね。(*^_^*)

さて本題です。

今回のゲスト講師は大石 久和 先生です。プロフィールは、

国土学アナリスト
(財)国土技術研究センター理事長
早稲田大学大学院 公共経営研究科 客員教授
東京大学大学院 情報学環 特任教授
京都大学大学院 経営管理研究部 客員教授
『われわれの将来世代への責任 -危機にある日本- 』
大石氏は、「国土への働きかけ」という人間の営みを、時間軸と空間軸で捉え、俯瞰的・相対的な視野に立って、国土経営のあり方を考える「国土学」を提唱されています。
著書は『国土学事始め』(毎日新聞社,2006年3月)
『国土学再考 「公」と新・日本人論』 (毎日新聞社,2009年2月)

主に公共事業の中の道路について、イギリス、フランス、ドイツ、中国、アメリカ等の国と日本との比較をお話してくださいました。

日本は地震が多く、台風などの自然災害もあるので高速道路や鉄道などの公共事業は他国と比べて費用が多く発生する点を指摘されていました。

耐震偽装問題がかなり騒がれましたが、耐震構造について考えなければ建設費がかなり安くなるということが事件の根底にあります。フランスなどのように地盤がしっかりした国では、耐震偽装問題の構造よりも更に簡単な作りでもビルを建てることができるそうです。

「安く作りたい」という場合は、耐震構造を簡略化すれば可能ということですね。

日本で道路や鉄道を作ると必ず橋やトンネルが必要ですが、それらも耐震構造となっています。

そうすると、同じ費用をかけても日本の場合には距離が短くなります。全国的な道路網の比較をすると日本は他国よりも遅れていることがわかります。

九州から東京へ果物などを出荷するようになっているそうですが、宮崎県は高速道路が無いために鮮度が落ちる東京へは出荷できないそうです。

「公共事業は悪」

というイメージが多く、老朽化した橋なども修復できない状態が続いています。

問題は談合や一部の建築業者が利益を独り占めしていることだと思います。そのあたりのことは実際のところは不明ですが、道路関係の公共事業は日本はもっとやるべきだと私は思っています。

自動車のカタログ燃費は、都内ですとまったくカタログ値は出ません。その原因のひとつが「渋滞」です。

日本は他国と比べると渋滞が多く発生しています。夏の渋滞はクーラーもガンガンかけるので燃費も悪くなる上に都市部の熱源問題にもなります。

東京の一極集中の問題も道路の整備と関連はあるようです。

例えば、銀座から大宮や千葉、横浜などへ8車線の高速道路があるとどうなりますか?

幸い、関東では圏央道もかなり開通してきていますし、道路もかなり整備されています。

ただ、それでももっと交通の便を良くすることも必要だと思います。

「日本の道路は建設費が高いが、作っていかなければならない。」

ということの再認識をしてきました。

日本経済の活性化という視点からの感想です。

誰の考えも間違っていない

mori (2010年7月24日 05:23)

「誰の考えも間違っていない」

という表現は有り得ますか?

例えば、人を教育するときに

「叱って教育する」

「褒めて教育する」

というのは180度違います。

「褒めて良い所を伸ばす」というのが私は好きですが、急いでいるときや戦場などでは叱って教育することもあるでしょう。

当然ですが、状況により変化することもあれば、教える人によっても変化します。

もし、学校に2つの教室があるとして、2人の先生が別々のやり方で教えたとします。

たぶん、叱って教育する方の生徒はみな緊張します。褒めて教育する方の生徒はリラックスします。

テストの成績はどちらが良いかは不明です。叱るときにも、「あなたはもっと出来るんだから」という励まし系と、「本当にダメだなあ」の落ち込ませ系とか、色々と種類もありますね。

人は、言葉だけではなく、それを言った人の感情も受け取りますから、表面的に叱っていても愛情を感じることもあります。

ただ、今回はもう徹底的に叱りつける教室です。生徒が教室に入りたくないぐらい。

恐怖心から学業が伸びる場合もあるかもしれませんが、教室の雰囲気はよくない気がします。

さて、それはさておき、表題の

「誰の考えも間違っていない」

に戻ります。

上記の2つの教室で、

「絶対に間違っている」

のはどちらでしょうか?

道徳的に良い悪い、効果のあるなし、等々の色々な判断基準があると思います。

何かひとつのポイントについて語り合っているときにエキサイトしてきて、

「いや、それは絶対に間違っている」

と言う場面もありそうですし、ベテランの人が経験上から言う場合もあると思います。

それでも、「100%絶対に間違っている」ということはあるのでしょうか?

どうもその辺はグレーな気がします。

ということは、逆に考えると、

「あなたの考えは間違っている」

と言われても気にしなくていいっていうことでもありますね。

本当は、これが言いたかったんです。(笑)

誰に批判されても、自分が正しいと思ったらどんどんやってしまいましょう!

「あなたが、あなたであるために!」

消防署の民営化

mori (2010年7月25日 05:42)

消防署の民営化を考えたことがありますか??

収益の方法は2通りでしょうか。

1.近隣の人たちからお金を集めて運営する。

2.出動の1件につき、費用を当事者に請求する。

なんとなく、上記以外にもありそうですが、とりあえずこれでいきましょう。

いかがですか?

1の場合は、結局税金を集めて運営する方法と変わりませんね。

2の場合は、平和であればあるほど収入が減ります。「マッチポンプ」という、自分で火を付けて自分で消すことが現実バージョンになる可能性もありそうです。(^_^;)

「税金の使い道」について考えるとき、特に公共事業に関しては消防署の例を考えるとわかりやすいと思います。

つまり、

「収益が上がらなくて採算が悪いために民間企業では行うことができないけれど、国民のために必要なこと」

ですね。

どうも、このあたりの話を間違えて、「税金の無駄使い」と言われる事業もあると思います。

これについては、国側が明確でわかりやすい説明をする必要があるのはもちろんですが、必要かどうかについては個人差もあります。

例えば、橋を作ることに関しても、「便利になる」という声もあれば「交通量が増えて困る」とか「川の向こうの店に客が流れる」という心配もあると思います。

全員の意見をまとめるのは大変ですが、それでも

「消防署の民営化問題」

と似たような問題はあります。

無駄な公共事業というのは、その手法がコストダウンされていないことを言うのではないでしょうか。

公共事業というのは、収益を考えれば「無駄」に見えるもので、それこそが公共事業なのではないかと思います。

ワンダーフェスティバル(前)

mori (2010年7月26日 10:30)

幕張メッセで行われたワンダーフェスティバル(ワンフェス)に行って来ました。

今回は、Gem Genie (ジェム・ジニー)というフィギュア等のデコを行うショップのブースに私の車を展示させていただきました。

スワロフスキーでキラキラにデコったフィギュアをディアブロの上にたくさん載せての展示です。

ディアブロ

ディアブロ2

諸星号も展示されました。

諸星伸一

ドンペリとラムちゃん、初音ミクちゃんと、なんだかすごい組み合わせ。

リア

記念写真も撮りました。

自分

自分2

前日から並んでいた人もいるようで、すごいたくさんの人が来ていました。

コンパクトデジカメだと画像がイマイチです。(>_<)

一応、後編はワンダーフェスティバル全体の紹介予定です。

ワンダーフェスティバル(後)

mori (2010年7月27日 05:57)

ワンフェス報告の後編です。

徹夜組もあったそうで、会場内はすごい人。目的の限定グッズを買うために並ぶ列を、至る所で見ることができました。

並んでいる写真

 

流行のフィギュアはよくわかりませんが、ジョジョは昔マンガを読んでいました。

  ジョジョ

 

スターウォーズも好きです。この衣装は11~12万円ぐらいだったかな?思ったより安い気もします。

  スターウォーズ

 

中段にあるのは映画「マッドマックス」に出てきた「インターセプター号」です。こういうのを見るのは楽しい。

  マッドマックスのインターセプター

 

ガメラですねー。ちょっと欲しいかも?

  ガメラ

 

キングギドラ。ゴジラ同様にバージョンとかありそう。これだけ大きいと迫力ありますね!

キングギドラ

 

私がディアブロを展示させていただいたブース。全部スワロフスキーでデコっています。

これはエヴァンゲリオンですね。超綺麗です。

  エヴァンゲリオン

 

こちらはワンピース。これだけデコるとかなり時間がかかりそう。

  ワンピース

 

TVの外人日本語雑学選手権(正式名は不明)に出ていたロバートさん。

「デコハンドルは世界に通用するよ。」

と、言っていただけました。(*^_^*)

  ロバート

 

今回の会場はかなり広いので、見て回るのにも時間がかかりました。

色々と知っていたらもっと楽しめただろうと思いますが、会場の雰囲気が盛り上がっていたのでいい感じで1日を過ごすことができました。

イベントに誘っていただいた諸星さん、藤本さん、他関係者の方々に感謝いたします。

よく噛んで食べよう?

mori (2010年7月28日 11:15)

同じものを食べても、食べ方で身体に対する影響が変わってくるという話です。

栄養学で見ると、例えば食パンは1枚○○カロリーで、炭水化物がいくつとか、そういう数値的なものがあります。

そして、一応はそれを目安にするのですが、その日の体調によって消化力も違ってきます。もちろん、個人差もあります。

消化できないときは、ほとんど身体を素通りします。

そして、

「よく噛んで食べる。」

というのも消化に影響を与えるものひとつだというのは、みなさん経験からもご存知だと思います。

人によっては、

「30回噛むように。」

というアドバイスをしている場合もあります。

よく噛むのと、あまり噛まないのと、どちらが身体に良さそうですか?

食べ物をよく噛んで食べるためには、何に気をつけるのが良いと思いますか?

普通に考えて、

「よく噛んで食べよう。」

とか

「30回噛むようにしよう。」

というのは無理ですよね?

実は、

「よく噛んで」

という表現が落とし穴だと思うんです。

「噛むために食べるのはなく、食べるために噛む」

のですよね。

ですから、よく噛んで食べるために必要なことは、

「よく味わう」

ということです。

美味しいものを食べるときに、よく味わって食べると、自然によく噛んで食べています。まさに無理の無い行動です。

もうひとつ、

「静かな環境で食べる」

というのも大切です。テレビを観ながら食べると、意識がテレビの方に行ってしまうので噛むのを忘れたりします。また、つい食べる量が多くなってしまう原因にもなります。

友人との会話を楽しむ場合も、できれば目の前の食べ物の話を入れながら、よく味わって食べると良いと思います。

健康に生きるためにすることとは、とにかく楽しむことだと思います。

そういうわけで、忙しくて時間の無い人が多いとは思いますが、食事の時間はテレビではなく食事を楽しむようにした方がいいと思っていますので、こういう話をしてみました。(^_^)

レバレッジ規制

mori (2010年7月29日 10:36)

いよいよ、8月2日よりレバレッジ規制が始まります。

これは、FX(外国為替証拠金取引)の取引についての規制です。

レバレッジについて話をすると長くなるので簡単に言いますと、持っているお金よりも多くのお金を動かせる仕組みのことです。

つまり、100円しか持っていないのに1000円の買い物ができることです。

1ドルが今は約90円ですが、米ドルの売買をするときに90円で買って91円で売ると1円の儲けになります。

しかし、たった1円です。

できれば、90万円で買って91万円で売りたいですよね?

だいたい、動くのは1日に多くても2~3円で、ポンド円などは10円以上動いたりもしますが、90万円を買って損をしてもせいぜい5万円というところです。

ですから、10万円を持っている人は10万円まで損することができるので、90万円の米ドルを買って85万円まで下がってしまったら強制的に決済するようにすれば追加するお金も必要ありません。

このように、レバレッジを効かせて大きな金額を動かすのが証拠金取引と呼ばれるもので、「証拠金」として最初にお金を入れておけば、その損失が出るまでは自由に取引ができるものです。

しかし、最近はレバレッジが大きく、1万円で500万円分の取引ができるようにもなっていました。

瞬間的に値段が動くと、最初の証拠金では足りなくなって追証が発生することがあります。

追証が発生しなくても、レバレッジを大きくすると予想外の損失が出る場合もあります。

そこで、レバレッジ規制というものが始まったようです。最終的には25倍ぐらいになるとか?

この話も書くと長くなりそうですが、

「日本人は自己責任という教育を受けていない」

という思いが強いです。自分の損失を事前にきちんと計算しておけば、レバレッジが1000倍でも1万倍でも全然大丈夫です。

それを法律で保護する必要はありません。

しかも、

「海外のFX会社に口座を持てば高レバレッジで運用できる」

のですから、本気で規制する気があるのかも不明です。なにもかもが中途半端です。

しかも、証券業界とか海外の何かと日本政府との陰謀説も出ています。

「国民のために」

という印象はまったくありません。

FXはバクチに似ているという声もありますが、バクチに関しても自己責任というものが無いので禁止になっていると思います。競馬やパチンコが存在しているので、そこも中途半端ですが・・・。

FXのレバレッジについて規制をするのはしょうがないのかもしれませんが、自動車免許のように試験を受けて免許を取った人には規制をはずして欲しいと思います。

レバレッジ規制の本当の目的も、なんでそうなっているのかも理解できない人の方が多いのではないのかな、という感じです。

不安はどこからやってくるのか?

mori (2010年7月30日 10:24)

あなたを不安にしているものは、どこから発生していますか?

世の中、不安を感じるものはたくさんあります。

頭の上から何が落ちてくるかわかりませんし、誰がいつ何をしてくるかわかりません。

また、こういう不安だけではなく、となりの家が燃えていれば不安を通り越して危機的状況です!

「なんとかなるさ。」

と思い込もうとしても、そうは言っていられない状況もあります。

「試験で受からなければ将来が変わってしまう。」

「お金を借りられなければ今夜食べるものが無い。」

「何かの頼みごとをしに行くが、断られるかもしれない。」

「限定商品を手に入れたい。」

というような、結果待ちの不安な状況が続くときもあります。

ここで注意深く見てみると、上記の問題に共通しているのは、すべて自分以外のところに原因があるということです。

では、自分の内側からの不安というのはあるのか、と考えてみると、体調が良くないときの漠然とした不調のときに不安を感じているということはあると思います。

体調不良のときは、将来への心配とか、普段気にならないことが気になり始めるとかいう事態を引き起こします。

長く生きていて、生活がなんとかなっている人は、「どんな結果でもなんとかなる」という気持ちがあると思います。

また、「完璧な人生」というのもなかなか難しいこともわかると思います。

不安材料は、見つけようと思えば無限の数があります。

また、不安の種類も色々です。

その中には、急いで達成しようとして不安になっているものあります。つまり、時間をかけてじっくりと取り組めば達成できるものも多くあります。

受験生で浪人できない状況とか、オリンピック出場とか、まさに「人生1度きりのチャンス」のときは、不安になっているヒマがあるなら行動しましょう。やるだけやりましょう。

そういうもの以外で、どうしても達成したいことは、時間をかけて達成しましょう!

瞑想を続けているせいなのかどうかは不明ですが、自分を不安にさせるのはすべて外側からやってくるものだという感じがあります。

自分の内側には不安というものは元々無いんだと思います。

もちろん、歯が痛いまま夜を迎えて眠れない日は、どうなるかと不安ですし、私に不安が無いわけではありません。いや、むしろ将来は不安だらけ??

今回は、単純に「不安はどこからやってくるのか?」という点に注目してみました。(^^)

良いプログラマーの見分け方(前)

mori (2010年7月31日 09:39)

うーん。自分でも大胆なタイトルだと思います。プログラマーについてよく知りません。夏の暑さでおかしくなったか?いや、前からおかしいから大丈夫か!

「プログラマー」という人は、どんな人なのかって知っていそうで知らないような気もします。ピンからキリまでいますからね。

エクセルでマクロを組める人もいますし、銀行とか社会インフラのオンラインをやっている人もいます。

そんな中で、良いプログラマーを見極める方法というのはあるのでしょうか?

おそらく、大企業で人を雇うときには経歴を見て採用すると思われます。

私達の場合には、何か会社で必要な仕組みをパソコンで作ってもらったり、WEB上で使うような何かのプログラムを外注するようなときにプログラマーの人と話をしますね。

どんな人が良いプログラマーなのかは、けっこう難しい問題です。

前編は、簡単にプログラムの内容の一例を話してみます。そして後編では、良いプログラマーの見分け方です。

では、一例ですが、よく会員制のプログラムで使われるような、たくさんある名前の中から、重複チェックをすることを考えて見ます。

以下のような名簿から、重複する文字列を探してみましょう。

abc

defgh

ijklm

nopqr

stu

vwxy

z

abcd

efgh

ijklm

nop

qrs

tuvwxyz

さて、同じものがあるのは見つかりましたか?

そのとき、どのような探し方をしましたか?

それをパソコンにやってもらうようにするには、どのような指示をだしますか?

 

どうでしょうか。わかりますか?

こういう問題を簡単に解決できる人が優秀なプログラマーになります。

例えば、最初の文字の「abc」を次の文字から探して一致するものをチェックして、次に「defgh」を探して・・・というのを繰り返せば良いのですが、100万個とかの文字列があるときなど、さすがのコンピュータでも時間がかかってしまいます。

コンピュータは計算がめちゃめちゃ速いので普通はあまり気にしなくてよいのですが、それを気にする人が良いプログラマーです。

さて、次に少し探し方を改良しましょう。

「abc」と一致するものを探すのに、なにも全部を一致させて探す必要はありません。

「a」から始まる文字列を探し出してきて、その中から2文字目が「b」のものを探して・・・、という風にすると時間が短縮されますね。

まあ、単純にabc順に並べ替えをして同じものが2個並んでいるかをチェックしても良いのですが・・・。

さて、重複に関しては最初の登録の時点で重複チェックをするシステムにするのが一般的だと思いますが、ある文字列を探す場合、最初からインデックスを作っておいて、例えば「a」「b」「c」で始まるグループの中からだけ探すということにすれば、全体から探す必要もなくなります。

つまり、本番で動作する部分と、普段の余った時間があるときにやっておける部分を切り離してダブルで動作する仕組みを作ると更に速い検索が可能になります。

コンピューターに関するすべてのコマンド(命令文)を知っていても、その使い方に工夫がなければ良いプログラムとは言えないという例を少し話してみました。

次回、後編へと続きます。(^_^)

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